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 メディアワークスから発行されている、『GUNSLINGER GIRL』と言うコミックを読んでいて、ちょっと不思議に思いました。
 2巻の24ページ(だと思う)で、「SIGだからジャムらないと油断したか!」という台詞があるのですが、ジャムる、と言うのは排莢不良のことですよね?

 SIGと言う拳銃がどういう銃なのか分からないのですが、拳銃によって、排莢不良の起こしやすいものとそうでないものとがあるのでしょうか?

 狩猟用ならまだしも、明らかに対人用に使用する拳銃(及び弾丸)の場合、排莢不良はこの上ない致命的な結果を生み出すと思います。

 そもそも排莢不良はなぜ起きるのですか?
 原因として考えたのが、「高速での運動による各部品のぶれ?」、「急激な加熱による金属膨張の為の各部品の噛み合わせが狂う?」、「弾丸内の火薬が不均一に詰められていた場合、火薬の爆圧が不均衡になり銃内で暴れてしまう?」などを考えたのですが、どれもある程度の工作精度、また逆に設計時における各部品のマージンで解消できるのではないかと思うのですが……。

 良く映画などでは偉い頻度で排莢不良を起こしているように思うのですが(と言うか排莢不良を起こすと必ずと言っていいほどその銃を捨ててしまうが、簡単に外れないものなんですか?)、銃という工作製品が世に出るようになって長い年月がたっている中で、排莢不良は完全には根絶できないものなのでしょうか?
 だとしたらなぜ……?

 素人考えで大変申し訳ないのですが、ご説明できる方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さい。
 よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

>どれもある程度の工作精度、また逆に設計時における各部品のマージンで解消できるのではないかと思うのですが……。



自動拳銃はあまり各部品に余裕を持たせると肝心の命中精度に悪影響が出て、逆にタイトすぎると作動不良の原因になるそうです。
銃としての正確さか、武器としての作動か・・・バランスの問題でしょう。
アサルトライフルではM16とAK47のような関係でしょうか。


>狩猟用ならまだしも、明らかに対人用に使用する拳銃(及び弾丸)の場合、排莢不良はこの上ない致命的な結果を生み出すと思います。

1980年代まではアメリカの警察では自動拳銃ではなく回転式拳銃が主に使われていたようですが、今は逆転して自動拳銃が多いようですよ。
まあ、それだけ信頼性が上がったという事なんじゃないでしょうか。



ジャムの主な原因としては

その銃の設計に無理がある
銃と弾との相性が悪い
射手に問題がある
クリーニングをしていない

こんなところじゃないでしょうか?


記憶が曖昧で申し訳ないんですが
たぶんジャムは排莢不良だけではなく装填不良のことも言ったと思いますよ。
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#3です。



>44マグナムの44は、「0.44インチ」である、と言うのを初めて知りました(笑)。

44、357マグナム、45ACP、38スペシャル、32、22とかはインチあたりのパーセントで口径の大きさを示していますね。
9ミリパラベラムは、そのまんまミリですが・・・。
インチとミリが混在しているのでややこしいです。


>・・・弾切れと言えば、現在公開中の「バイオハザード2」の劇中、アンデットに囲まれて、球を打ち尽くした後四面楚歌、こめかみを打ち抜いて自殺しようとするシーンがあり、その時弾切れで自殺できなくて……と言うシーンがあるのですが、基本的にスライド式の銃は弾を打ち尽くした場合スライダーが開いたままロックするんですよね?
どう見てもそうなっていなかったので、「あぁ確かにあれじゃぁ弾切れに気が付かないよなぁ……」と思いつつ、首をひねっていました。

たしかにアレはおかしい!
不発弾ということにして無理やり納得しました。
ストッパー機能が故障してスライドが戻ってしまったという解釈もあります。これも一種のジャムでしょうか。
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こんばんは。



本物を持ったことも、撃ったこともないのですが、M16などは、実戦で2週間清掃しないとジャムるという話がいろんな本に書いてありますね。
(本当かどうかは分かりませんが)
セミオート及びフルオートの銃では、火薬のガスによって排莢するわけですが、ガスに含まれる微量の燃えかすが、機関内に滞留することが原因と書かれていることが多いようです。

燃焼を使用してガスを発生させて弾丸を発射する構造の銃では止むを得ないのではではないのでしょうか。
勿論、火薬の品質を向上させれば故障の確率を下げることは可能でしょうが、固形物を燃焼させる以上理論的にゼロにするのは難しいのではないでしょうか。

また、他の方が指摘されているとおり、銃のように大きな衝撃を伴う作動部のある機械の場合、部品の精度の維持も困難かと思います。

どのような機械でも、作動する部分がある以上、動作不良の確率を理論的にゼロにすることは不可能かと思います。
(限りなくゼロに近づけることは可能でしょうが。)
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。
つまるところ(文字通り(^_^;))、詰まる原因がある以上詰まるものは詰まるわけで、その原因をこまめに取り除いてやらないと余計詰まり易くなる、と言うことでしょうか。
素人考えでは、排莢の際に何らかの自動的に清掃するような装置を設ければよいのではないかと思うのですが、そうなると今度は部品数が多くなり、駆動部分も多くなり、余計な故障の原因を増やすことになるのでしょうか。
ある程度の対策(清掃、及びメンテ)は確立しているわけですから、拳銃という一個の完成している駆動体に新たな機構を設けて、その機構がさらに成熟するまで技術に研鑽を重ねるよりかは、しっかりと整備した方が速いし安いし簡単だし、と言うことなんでしょうか。
まぁ確かに「もっと一般の人にも使いやすく、門戸を広げるべく技術の蓄積をさらなる発展に……」と言う家電製品ではないわけで、ある種、あまり持ってもらっては困るものですし、持つ以上はそれなりの自覚と当然ながらスキルを要求するべき製品ですしね(笑)。
ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/19 23:18

ちなみに「44オートマグ」は、1マガジンごとに1回はジャムったという使用レポートを雑誌「Gun」あたりで読んだ記憶があります。



昔の警察官がリボルバーを使用する一番の理由がジャム対策だった筈。

それから「映画で偉い頻度で排莢不良を起こしている・・・」ですが、弾切れと混同していませんか?
ジャムるシーンを見た記憶は多くないです。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。
関係ないですが、別の質問の中で、44マグナムの44は、「0.44インチ」である、と言うのを初めて知りました(笑)。
純粋に44インチかと思っていたのですが、44インチと言ったら1m越えてしまうわけで、なにが44インチなのだろう……と昔から思っていました(笑)。
納得納得(^_^;)。
ジャムるシーンですが、確かに考えてみれば、ジャムったシーンのある映画、と言うとすぐには複数挙げられないですねぇ……(^_^;)。
ピンチの時とか、実に都合良くジャムることが多くて、そればかりが印象に残ったのでしょうか(^_^;)。
関係ないですが弾切れと言えば、現在公開中の「バイオハザード2」の劇中、アンデットに囲まれて、球を打ち尽くした後四面楚歌、こめかみを打ち抜いて自殺しようとするシーンがあり、その時弾切れで自殺できなくて……と言うシーンがあるのですが、基本的にスライド式の銃は弾を打ち尽くした場合スライダーが開いたままロックするんですよね?
どう見てもそうなっていなかったので、「あぁ確かにあれじゃぁ弾切れに気が付かないよなぁ……」と思いつつ、首をひねっていました。
パンフレットでは銃器にはこだわりを持って映画を制作したとあったのですが、単に私が銃器について知識が浅いのか、劇中が間違っているのか……さて(^_^;)?
とにもかくにも、ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/19 23:30
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
もぅほとんど完璧で、ちょっと内容的に難しかったですが、なるほどねぇ……と頷いてしまいました。
結局、原因がある以上起こるものはどうしたって起こる、と言うことなのでしょうか(^_^;)。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/19 23:09

以前読んだ本によりますと、「1発撃つ毎に部品が歪む」んだそうです。

(それくらい銃の衝撃はすごいのだと思ってください。)
歪んだ部品が引っかかることで動作不良=ジャムが発生します。

ですので、「製造段階」とか「整備段階」でいくら頑張ってもダメだそうです。(だから暇さえあれば整備するのが常識らしいです。)
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございます。
確かに、駆動する製品である以上は、絶対的に行って部品の変形・劣化はあるのでしょうねぇ…。
ある程度のリカバーは効くのでしょうが、それにも限界はあって、限界をなるべく延ばすためにこまめな整備は必要、と言うことですね(^_^;)。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/19 23:07

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