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概念という言葉の意味について。
詳しい方、教えていただけたら嬉しいです!

現代文の参考書に、概念とは普遍的なものと書いてありました。

しかし、先日友達と話している時に友達が、

~の概念もみんな違うだろうけど

と言っていて、違和感はなかったのですがこれは誤用なのでしょうか?

概念という言葉を考え方みたいなニュアンスで使うのは誤用ですか?

A 回答 (3件)

No.1です。



> 友達は、美人の概念も人によって違うだろうけど と言っていました。

概念はtanzou2さんも書かれている通り、本来普遍的(共通的)であるべきなのですが、万人が認める共通的なものはなかなかないため、上記が誤用とも言えないところがあります。

議論の進め方として「概念」があり、その中で対象を絞り具体化したものが「定義」になります。
自分の回答の繰り返しになってしまいますが、概念は「同類のものから共通部分を抜き出して得た思考の出発点」です。言い換えると、議論の出発点が変わると、「概念」が「定義」になったり、逆に「定義」が「概念」になったりします。

例を挙げると、

「人間」という概念(議論の出発点)があります。
それを見た目が美しい人に対象を絞ると、「人間」という概念から「美人」という定義が生まれます。
ただ、この定義がくせもので、「見た目が美しい人」は人(人種、男女、年齢、世代、時代、国、地域など)により基準が異なり普遍的なものを見出すのは、実質的に難しいのです。

別の例で「美人」を概念とします。
美人の中で女性に対象を絞ると、「美人」という概念から「美女」という定義が生まれます。
別の切り口で未成年に対象を絞ると、「美人」という概念から「美少年」、「美少女」という定義が生まれます。これらの定義も人により基準が異なります。

このように「概念」は、説明が難しいですが、議論を進める上で重要な考え方でもあります。
少々長くなってしまいましたが、参考になれば幸いです。
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人種、という概念があります。



この概念は普遍的なのかが争われて
います。

民族もそうですね。


概念、というのは本来は普遍的なモノで
ある「べき」なのですが。
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概念は、元は哲学から出てきた言葉ですが、本来の(学問的)意味は「同類のものから共通部分を抜き出して得た思考の出発点」です。



ただ、芸術の分野でも「概念」という言葉が使われています。
こちらの意味は「心で感じ取ったものを別のもので表現する」で、美術であれば、絵画(2次元)、書(毛筆)、彫刻(3次元)であり、音楽であれば、音や人間の声が該当します。
ただ、これは比喩(別の言葉で分かりやすくする)的表現のため、本来の意味からは外れています。

質問にある「概念とは普遍的なもの」は、本来の意味に該当します。
ご友人の言う「~の概念」は、前後の内容が分からないのでなんともいえませんが、おそらく芸術分野での意味のほうだと思います。

>概念という言葉を考え方みたいなニュアンスで使うのは誤用ですか?

正解とまではいえませんが、方向性は正しいです。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます!嬉しいです。
友達は、美人の概念も人によって違うだろうけど と言っていました。
この使い方は誤用なのでしょうか?
誤用だったとして、観念と言い換えたらいいのかなと思ったのですがどうでしょうか?
質問攻めになってしまいごめんなさい( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )

お礼日時:2018/06/07 00:13

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