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左上の図は碁盤の目状の道路とし、すべて等間隔である。この図において、点Aから点Bに行く最短経路は全部で何通りか。ただし斜線の部分は通れないものとする。

この問が分かりません。解答には右下の図があり、各交差点を通過する経路の数を記入するとこのようになる。とありますが、どこからこのような数字で出てきたのですか?

「左上の図は碁盤の目状の道路とし、すべて等」の質問画像

A 回答 (2件)

図1のすべて等間隔の碁盤の目状の道路において、点Aから点Bに行く最短経路は全部で何通りか。

ただし斜線の部分は通れないものとする。
図1の中に書いた数字の計算法を説明するために、図1の左下の部分を拡大して、図2から図4に示す。図1では数字が十字路から少しはずれた位置にあるが、図2では、数字は十字路の真上に書いてある。この数字は、Aから出発して、その十字路に到達する最短経路の数である。これを経路数という。
図2では出発点のAにも経路数1が書いてある。
図3は、経路の方向を矢印で示した。最短経路を進むためには、
右向きに進むか、上向きに進むしかないことを示す。
図4ではp,q,r,sと書いた4つの交差点により、経路数の計算のルールを説明する。
pと書いた交差点には、その下の経路数1の交差点から上向きの矢印が入っている。
この場合、下の交差点の経路数が1なら、pの交差点の経路数も1となる。pの交差点に行く行き方は、下の交差点の経路数から増えもせず減りもしないから、下の交差点の経路数をそのまま引き継いで、pの経路数は1になる。
qと書いた交差点には、その左の経路数1の交差点から右向きの矢印が入っている。
この場合、左の交差点の経路数が1なら、qの交差点の経路数も1となる。qの交差点に経路数行く行き方は、左の交差点の経路数をそのまま引き継いで、qの経路数は1になる。
次にrと書いた交差点には、その左のpの交差点から右向きの矢印が入り、またrの交差点の下のqの交差点から上向きの矢印が入っている。2本の矢印が入っているときは、
r交差点の経路数はpとqの和となる。r=p+q=2となる。
次にs交差点には、r交差点から上向きの矢印が入るだけだから、sの経路数はrの経路数を引き継いでs=r=2となる。こうして、出発点のAの経路数1から始めて、終点のB点まで、すべての交差点の経路数を計算することが出来て、その結果は図1となる。
交差点Bの経路数は132となるので、最短経路は全部で132通りである。
二項係数を計算するためによく知られたパスカルの三角形は、図1の右下の角を出発点にして、上向きと左向きに進む矢印の経路で作ることが出来る。出発点を上にして、ななめ左下とななめ右下向きの矢印で書くと図5ができる。
例えば(a+b)^4=a^4+4a^3b+6a^2b^2+4ab^3+b^4の係数14641が得られる。
「左上の図は碁盤の目状の道路とし、すべて等」の回答画像2
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まず、「最短」なので右か上に進むしかないです。


例えば、はじめに出てくる2(2つあるうち、下の方です)という数字は、左から進んでくるのが1通り、下から進んでくるのが1通りで合計2通りです! 

そこから1つ右に行くのが、2通り、下から進んでくるのが1通りで合計3通りなので、その1つ右の交差点は3という数字がかかれています!
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