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銅箔と許容電流の関係について質問させて頂きます。
添付画像のグラフ(MIL‐STD‐275A)で、銅箔厚=35μm、銅箔幅=1mm、10℃上昇の条件下の電流値が2.43Aとなりますが、これを基準にして、銅箔幅を2倍(2mm)、3倍(3mm)、・・・とすると、理論上、電流値は√2倍、√3倍、・・・となるはずです。
しかし、実測の電流値は以下の様になります。

1mm幅→2.43A(基準値)
2mm幅→3.43A(理論値)、3.67A(実測値)
3mm幅→4.2A(理論値)、4.9A(実測値)
4mm幅→4.85A(理論値)、6.17A(実測値)
5mm幅→5.8A(理論値)、7.15A(実測値)
6mm幅→6.35A(理論値)、8.09A(実測値)
7mm幅→6.86A(理論値)、9.33A(実測値)
8mm幅→7.33A(理論値)、10.25A(実測値)
9mm幅→7.78A(理論値)、11.1A(実測値)
10mm幅→8.2A(理論値)、11.81A(実測値)

理論値と実測値の差は、測定上に問題があるのでしょうか?
よろしくお願い致します。

「銅箔と許容電流の関係について」の質問画像

A 回答 (2件)

消費電流と熱量の理論式は以下です。


kRI^2(1+α(T-20))dt=CMdt+Qc+Qr
k: 定数
α: 抵抗値の温度係数
T: 温度
C:比熱
M:単位長さの質量
Qc:伝導による放熱量
Qr:輻射による放熱量

平衡状態ではdt=0なので
熱量はQc+Qrになります。同じ温度上昇ではQc+Qrを一定と考えれば幅を2倍にすれば電流値は√2倍となりますが、幅によってQc+Qrは異なるので理論値とは乖離が生じます。
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>銅箔幅を2倍(2mm)、3倍(3mm)、・・・とすると、理論上、電流値は√2倍、√3倍、・・・となるはずです。



まずこれからして間違っているので議論のしようがない。

もし、幅あたりの熱抵抗が一定であれば理論的には電流値は幅に比例します。
単位は場当たりの抵抗値をr,単位は場当たりの電流値をiとすると単位は場当たりの発熱量は
r*i^2
となります。
幅あたりの熱抵抗が一定であるとすると温度を一定にするにはこの単位は場当たりの発熱量を一定にすればよいはずです。
rは銅箔の厚さが変わらない限り一定ですからiを一定にすればよい。
つまりI=i*幅ですのでIは幅に比例することになります。

ところが現実はIに比例しない。これは先ほどの議論の前提条件、幅あたりの熱抵抗が一定である、が現実と異なっているためにずれが生じているのです。

外部との熱抵抗は端の方が中央よりも小さくなります。特に角のとがっている部分は熱が放散しやすくその部分の熱抵抗は面となっている部分に比べてかなり小さくなります。
このような端の持つ影響が幅による温度変化に影響を与えているのです。

端の持つ熱抵抗の小ささの単位は場当たりの熱抵抗に与える影響は、幅が小さいと影響が強く出て、幅が大きいと影響が小さくなります。そのため、電流値のグラフの接線の傾きは幅が小さい方が大きく、幅が大きい方が傾きが小さくなるのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/12/28 11:04

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