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1つ目、双極性障害は先天性が大きい病気なのでしょうか?2つ目は、双極性障害の割合はどのくらいですか?3つ目は、I型の好発年齢は何歳頃でしょうか?宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

双極性障害は統合失調症と似たようなところがあり、親が双極性障害だからといって、その子供が必ず双極性障害を発症するかと言われれば、可能性は高いが必ず発症するものではないとされています。



ですから、遺伝的要因は認められるが、決定打がないというところまで統合失調症と同じですね。

また、双極性障害の割合は、うつ病の患者数の約3割程度ですので、人数にすると33万人を超えています。

さらに好発年齢ですが、25歳前後がピークになります。

なお、うつ病より低年齢で発症しますから、うつ病、あるいはうつ状態と診断しておいた患者さんが、成長とともに双極性障害になることも珍しくはありません。そのため、低年齢のうつ病、あるいはうつ状態と診断しておいた患者さんに対して十分な向精神薬の量での治療が行えません。躁状態になった時、火に油を注ぐような事態になるからです。
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