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慶應薬学部と東京理科大薬学部の両方に合格したのですが、どちらに通うか悩んでます。どちらにしても下宿するので、あまり立地は気にしてません。将来は製薬企業に行きたいと思っているのですが、そこで皆さんが私の
立場ならどちらを選ぶか意見を聞かせてください。慶應は10年前に共立薬科大を吸収したためその頃の教授が多く理科大に比べて講義難易度が低かったり、また10年しか経ってないのでOBも理科大に比べてほとんどいない、などの点があると思いますが。その辺も含めてどちらの方が良いと思いますか?理由も一緒にお願いします。

A 回答 (11件中1~10件)

NO7のものです。


 元塾講師の経験も踏まえて書かせていただきます(先程は不要な情報のため書いておりませんでしたが、過去の書き込みのほとんどに書いております)。

 早速のお返事(お礼)ありがとうございます。
 数Ⅲの有無に関してですが、確かに慶應の薬学部の学生は数Ⅲの知識がない人もおり、理科大では全員が習熟している状況だといえるでしょう。しかし、その状況は必ずしも将来の優劣につながるかは不明であり、むしろ逆になるのではないかと考えています。
 
 慶應の多くの学部では、国語の代わりに小論文を試験科目として課しています。そうなると、慶應専用に対策する必要があり、受験生の多くは早稲田などの普通の試験科目で受験できる学校に志望校変更をします。しかしながら、慶應の方が多くの学部で早稲田を圧倒している状況です。本来なら早稲田の方が偏差値が上がる状況であるにもかかわらず、です。
 以前の理科大の薬学部も実は、早稲田に対する慶應に似た状況でした。多くの薬学部では数Ⅲは不要なため、理科大の薬学部に行きたければ数Ⅲをわざわざやる必要があったのです。そのハンデを理科大ブランドで乗り越える一方、不都合も起きました。数Ⅲが試験科目に含まれると、受験生の中に「薬学部志望ではないが、日程的に受験できるために受験した」や「とにかく理科大志望で受験数を増やす」、「偏差値が高いからという理由で受験する」、「他の理系学部志望だが、試験なれの為に受験する」等の、本来薬学部側が求めない受験生の受験が多く存在し、合格者になるとその割合は上昇します。数Ⅲの勉強はやはり薬学部生はあまり勉強しませんが他の理系受験者はソチラがメインであるためです。おそらく慶應の薬学部が数Ⅲを試験科目に含めない理由はこうしたことを考慮してのことでしょう。他にも、女性の数を確保したくなるとなると数学を易しくする傾向にあります。昨今の医学部問題も、男子の割合が高いところは数学の問題が難しく男子を優遇しているとも指摘されています。
 また、数Ⅲがないことは受験生の増加を意味します。やはり試験範囲が狭い方が受験生は集まりやすく、合格者の質は高まることが普通です。
 そして理科大薬学部の高偏差値は多少カラクリがあると考えられます。予備校が出す偏差値は「模試等でその偏差値を取った人は60%の確率では合格する、もしくはその偏差値を持つ受験生が10人受験したら6人合格する」というものです。極端な例になりますが、偏差値が30~70まであり、全員がきりのいい数字30、40、50、60、70にいたとします。受験生は100人で、格数字に20人ずついて、偏差値70以外の偏差値では半数ずつが合格で70だけが12名の合格とします。そうなるとこの大学の偏差値が70となりますが、実際に入学するのは30や40の受験生です。合格率60%の数字を上げるには問題を難しくすれば、上位陣で合格率が下がるため、60%の基準は上昇します。また、合格者の大半が上位層になる状況でも予備校が出す偏差値が上昇する可能性があります。先に挙げた他の優秀な学部志望者が増えれば偏差値は上昇するカラクリですし、慶應はその影響が少ない可能性が高いです。

 とは言ったものの、一番影響があるのは、「数Ⅲそのものの知識ではなく、勉強すればあらゆることを吸収できる柔軟性や自頭の良さ」ではないでしょうか?偏差値40の外国語学科出身者より偏差値70の法学部出身者の方が、1年間真剣に勉強したら英語の成績は上がるでしょう。コアコンピテンシーという、近年注目されている能力で、あらゆることの基本要素の高低を表します。運動神経そのものが優秀だと、他の競技もすぐ上手になれるように、勉強や社会人生活もそうした共通要素があると考えられるということです。数Ⅲのおかげで高い偏差値を出している理科大と、多くの受験生の中から選ばれた慶應生だと後者の方がコアコンピテンシーは高いと考えられます。
 同情というわけではないですが、数Ⅲを勉強し理科大に合格したにもかかわらず、数Ⅲを勉強しなくても合格できる慶應に入学するのは少しもったいない気持ちもありますが、理科大は保険だったとしたら無駄にはなりませんよ。
ご参考までに
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この回答へのお礼

長文でありがとうございます。そういうカラクリもあるんですね。自分は数3を勉強していなかったんですが理科大に合格しました。しかし、やはり仰る通り後発の慶應薬学部でも今までずっと首位であった理科大の薬学部を抜かすということはやはりそれだけレベルの高い受験生が集まるということですよね!
とても参考になりました。わかりやすくありがとうございます。akeshigsbさんの説得力ある回答のお陰で進学先
を迷いなく決められました。慶應義塾大学に進学しようと思います。拙い文章で申し訳ないですが、ありがとうございます!

お礼日時:2019/02/22 21:15

慶応三田会の方が、条件のいい就職できるでしょ。

出世の差も会社、三田会の系列ではちがうのでは。
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こんにちは。


薬学部出てます(理科大と東薬に受かったのですが、へそ曲がりな私は東薬に行きましたが 笑)。

>慶應は10年前に共立薬科大を吸収したためその頃の教授が多く理科大に比べて講義難易度が低かったり、
いぁ、教員も学生のレベルに応じて授業の難易度を変えるので、そこは心配しなくてよい。

>また10年しか経ってないのでOBも理科大に比べてほとんどいない
↑はそれ程気にする必要はない。慶應は医学部以外(医学部だけは同じ慶應とは言え他学部とは別の大学と思っている)は全て同じ「慶應」です。なのでOBは沢山いますよ。企業人脈を気にしているなら、学部は関係なく、単に慶應出身が多いか少ないか・・でしょう。

ということで、慶應の方がよいです。私らもあのときは「おいおい卒業するときは慶應だってよ。今共立にいる奴ら得したなぁ」って羨ましがったもんです 笑。
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圧倒的に慶応



歴史は浅くても慶応
三田会もあるし就職が弱いわけない
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合格おめでとうございます。


そして、ぜいたくな悩みをできる時間でもあります。
アドバイスが参考になれば幸いです。

確かに慶應の方が薬学部の歴史としては浅いですが、慶應でしょう。
理由は3点あります。

 一つは、入試時の偏差値です。慶應の薬学部は初年度にいきなり私大薬学部トップに立ち、以後ずっとトップのままです。歴史がないといっても10年程度あります。就職採用試験時に面接官は、慶應薬学部生には理科大も合格している可能性が高いと考えますが、理科大生に慶應も合格しているとは考えません。もちろんあなたのように例外もいますが、多くはそうなります。そうなると最終面接後の決定時に大学できられる場合があるということです。
 さらに、「慶應」というブランド・ネットワークがあるということです。仮に薬学の世界だけに限ると理科大の方が優れているとしても、それ以外の学部の方と接する機会がある場合、理科大と慶應では比べるまでもありません。慶應のOBは学部にそこまでこだわらず、一色単に「慶應出身」になります(まぁ医学部の人たちはそう思ってないかもしれませんが)。慶應の文学部の人は、早稲田の文学部の人より慶應の薬学部の人に100倍シンパシーを感じます。キャンパスの立地などを考えると慶應生という自覚はその時点では希薄であり、卒業後に感じるかもしれませんが。
 また、講義難易度に関してですが、正直逆転している可能性もあります。というのも、講義の質は教員はもとより学生の質に大きく依存するためです。いくら優秀な先生でも教え子が低能なら、行う授業の質は落とさないと成立しません。理科大の学生はもちろん優秀ですが、入試偏差値の差分だけ優劣はつきます。また、理科大には医学部がありませんが慶應にはあります。理科大が薬学を研究する際には何処か他の医学部や施設と行うべきですが、慶應にはそうしたことが少ないはずです。薬学を研究するのに医学が使えないのであれば、本末転倒な気がします。早稲田も、生命体研究の為にも医学部が必要であることを痛感しており、医学部単科大の吸収合併などを検討しています(個人的な予想ですが東京医科大学あたりは可能性があると思います)。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。やはり慶應ですかね。因みに、慶應薬は入学試験科目に数学3が必要ないですが、理科大薬は数3が必要です。そこに関しては理科大の合格者の方が学力があるとはやはり考えにくいですか??

お礼日時:2019/02/22 14:56

慶應へ行ってください。

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慶応でしょう。

 
ブランドがありますから。 
今は天下の三田会ですから。
講義の難易度が低い?
理解しやすいので有れば長所です。
OBがいない? 
共立薬科卒のOB,OGがいるでしょう。

勉強するのは自分自身。
国家試験を受けるのもあなた。
ガンバッテ!
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私大の薬学部の偏差値では一位二位の両校ですが、将来企業に勤めるのが希望なら、薬学部出身者に限らず、幅広く一流企業に卒業生が散らばっている慶應の方が良いんじゃないでしょうか。

 大学のOB会の中でも三田会の結束はかなり固い方だし。
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場合によっては、就職決まらなければ、私の友達のように国立大学の大学院の修士課程まで進む方法もある。

卒論書けるように、3年から教室を配属されるので、どの教室を選ぶかも大事!兎に角 教養課程は非常に楽だが、2年から年々難度があがるので大変だった。
高校の勉強はほとんど関係ないし!2年からが勝負!でも、最近は6年になったから
、4年制よりは楽と思うが!?
製薬会社なら、国家試験合格は不要だろうが あれば給料も違うし、2回までに合格しないと合格率は非常に下がるからそれまでに!
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薬科大ですが、将来を考えれば、歴史ある方かな?コネとかね!

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