アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

大人になってから留学し、今、アメリカ2年目です。この2年で英語学習は脳のトレーニングだと思うようになりました。それはボキャブラリー等の個別の話ではなく、読む書く話す聞くの総合的コミュニケーションの理解力とスピードいう意味においてです。算数の計算のトレーニングと似たような感じすらします。脳のなかで、言語を処理するところを開発するというか、シナプスをつくるとか、そんな感じだと思うのです。
よく1年経ったら、突然、英語が聞き取れるようになったとか言う人がいますが、私の場合はちょっと違っていて、1年半目くらいで、英語を聞いているときに、脳のなかで無意識的に数秒くらい遅れて処理しているという不思議な感覚が続き、その後、普通のスピードの英語に対して、速くて聞けないという感覚はなくなりましたように思います(ボキャブラリーやアクセントの問題は残りますが)。
その不思議体験から興味を持ち始めて、英語学習と脳の関係についての研究や本がないかと思っているのですが、どなたか教えていただけませんでしょうか。体験者の経験でも結構です。

A 回答 (3件)

英語の習得は脳のトレーニングであるというのは、まったくそのとおりです。


『発掘あるある大辞典』という番組のサイト
http://www.ktv.co.jp/ARUARU/index.html
の「放映テーマ INDEX」から第190回『英会話』をご覧ください。

英語と日本語を話せる人は、脳の中に英語を司る領域と日本語を司る領域とがあります。
私の場合、英語で話をしている時と日本語で話をしている時とでは
別の人格であるかのような感じがします。
友人もこれと似たようなことを言っていました。

突然聞き取れるようになるということについてですが、
「不思議な感覚」についてはわかりませんが、
関連したことを hi という単語を例に挙げてお話します。
hi は「アイ」という二重母音を含んでおり、これで1つの母音です。
しかし、日本語のネイティブには hi が「ハ・イ」と2つの音のかたまり(2音節)
に聞こえてしまいます。
これがいつのまにかハッキリと「ハイ」と1つの音のかたまり(1音節)に聞こえる
ようになります。
すると不思議なことに自分で発音する際には、意識しなくとも勝手に
「ハイ」と1音節で発音してしまいます。
よく言われる「英語のリズムに慣れる」というのは、このことです。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=48705
    • good
    • 0
この回答へのお礼

artist0さんの英語に関する知識の深さには敬服します(他のページでもいろいろ拝見しました)。なるほど。英語はこちらに来る前は、ドラマなど見ても、とてもテキストの通り発音しているとは思えなかったけど、慣れるとそう聞こえるから不思議です。リズムというのは、聞き取るのに本当に重要です。私も、聞こうと意識するときは、頭を意識して英語モードに切り換えたりします。

「あるある」のサイト、実は以前、見たことがあります。ずっとこの疑問が頭から離れなかったもので、いろいろWebでも探していたのです。(でも、ありがとうございました)

私の不思議感覚というのは、誰かが喋っていて、それを私が何となく聞いているときに、ほら、遺伝子がコピーされるモデルとして、長い螺旋状のものをほぐしてコピーして、また絡ませてというようなのを、テレビでモデルとしてやっているではないですか。あんなふうに、誰かの喋りが先に行って、私の脳はそれを少し遅れて意味として紡いでいる感じだったのです。別の言い方をすると、コンピュータの構文解析系のソフトウェアの仕事と同じような感じかもしれません。ポイントは、これが結構、オートマティカルだという点です。

と言っても、体験者にしかわかりませんよね、きっと。
同じ時期に留学した別の友人は、ネイティブと話したときに、相手の言うことが聞き取れなくてSorryと言った後、5秒くらいして「あれ、わかった!」みたいなことが、よくある、とやはり1年半くらいのときに言っていました。

お礼日時:2001/07/29 06:24

 日本語で話す時と、英語で話す時では、人格が変わります。



日本語 的な発想(結論を言わない、曖昧にする)と、
英 語 的な発想(結論は明確に、自己主張する)


のは、英語を話さない人でも分かる程度の事ですが、実際に、


 上司の前で、自分の意見を言う場合、日本語で言うか、英語で言うかで、正反対の意見を言ってしまって、自分ながら呆れてしまう場合が多く有ります。

 日本語だと、当り障り無く、上司の意見に沿った無難な意見で済ませてしましますが、会議で英語(外人が一人いる)の環境ですと、上司の前でも、本来の自分の意見を堂々と言えてしまうのです。つまり、「イエス」・「ノー」を明確にすることが出来るのです。逆に、英語で結論をあやふやにすることは、更に至難の技であることを実感しています。

 言語が異なれば、発想が異なる事を自分自身で実感しているので、欧米の発想と日本の発想は相容れないような、様々な今日の現実も、何となく分かっているつもりなのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変、興味深いです。実際の例をお聞かせ願えないでしょうか。どんな違うことを言ってしまったか、というのは、すごいおもしろいと思います。欧米企業と日本企業の戦略研究をするより、組織および言語と戦略の関係について研究でもしたほうが成果があがったりして。
きっとZz_zZさんの脳は、英語と日本語がかなりきちんと分かれているのでしょうね。やっぱり帰国子女か高校留学組ですか?

言葉(1st languageと2nd, 3rd...)と脳ってこんなにおもしろいのに、どなたか研究していないのでしょうか。

お礼日時:2001/07/29 06:36

ぼくも外資系に勤めていて、なかに飛び抜けて「英感」のいい人がいるんです。

聞き取り、会話など、勘が良くて、しゃべりも速い人。

それで共通点を見つけたんですが、(帰国子女を除いて)高校で留学した人なんです。そこで自分の子供も1年留学させてみました。それで分かったことは、

1)高校ぐらいのレベルの勉強が、日常英語を覚えるのにちょうどいい。
2)(ここが科学的でないんですが)聞こえたまま覚え、聞こえたまま発音する。聴覚~脳~口の周りの筋肉の動きが柔軟で、適応力が高い。
3)3ヶ月過ぎると、英語で夢を見る。

しかし大人でも3ヶ月が1年半に延びただけとはすばらしい!ぼくは永久にダメでした。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

私のまわりでも高校生で留学した人は全然ちがいます。聞く能力もさることながら喋る能力が格段に違いますね。これが耳から覚えたことの証拠ではないでしょうか。やっぱり3ヶ月で変わると言っていました。一般化は危険かもしれませんが。

私のさらなる疑問は、英語教育です。英語教授法をこちらで学んでいる人に聞くと、方法論的にはコミュニカティブ・アプローチとかいろいろあるけど、成果が人それぞれでバラツキが大きく、どの方法が優れているか結論が出せない、ということなのです。

それはそれでいいとしても、日本の学校における英語教育も実践を重視することで、そういうアプローチをとっている(?詳しくは知らない)ようなのですが、「脳のトレーニング」という側面って、全然、語られないような気がします。他の教科とのバランスや、日本にいることの制約を考えると、全てを求めるのは無理なのは分かるのです。

結局、実践って何を目指していて、どうなっているのでしょうか。算数や数学は、賛否両論ですが、ドリルとかあって、トレーニングが重視されるのに、と思ったりします。

お礼日時:2001/07/29 06:11

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!