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今日テレビを見ていたら、日本維新の会は公的年金を現在の賦課方式から積立方式にするんだと言っていて驚きました。
私の理解では年金は賦課方式でないと長生きのリスクの保険にはならないと思っていました。ただ一国の政党がテレビで発言するんですからそれなりの考えがあるのかと迷ってしまいます。
年金は積立方式でも長生きのリスクの保険になるのでしょうか。

A 回答 (4件)

積立方式では長生きのリスクの保険にはなりません。

 日本の今の公式年金は完全に賦課方式ではありません。 積み立て方式のリスクを避けて、基本は賦課方式を採用していますが、積み立て方式の良いところも取り入れています。 その理由は年金の実質的価値を維持するためです。 年金の実質的価値というのは、物価・所得水準に応じた「経済的価値」のことです。  将来受け取る予定の年金として、現時点で一定の額を積み立てておいても、急激なインフレや給与水準の上昇があると、その額の価値が著しく減少してしまう可能性があります。 これを価値の目減りといい、多額の積立金を必要とする積立方式では、このような事態が起こり得るのです。
このように価値の目減りが起こってしまうと、現役時代に貯めた年金額が十分な価値ではなくなる恐れがあります。そうなると高齢者の生活を支えるという公的年金の役割が果たせなくなってしまいます。
また、株価の大幅な下落や為替の変動などの影響を受けて、積み立てていた年金の運用結果がマイナスに転じた結果、積立金が減少して将来受け取れる年金額が減ってしまうことも考えられます。
上記のように、積立方式の場合でも、納められた保険料をそのままにしておくことはありません。より十分な給付のために、保険料を運用し、その利益も給付に充てていくことになります。
ただし、こうした資産運用は、市場の変化による影響を大きく受けやすく、市場からどのような影響を受けるかは、世代によって異なります。たとえば、1980年代後半のバブル景気の頃と、2008年のリーマン・ショック後を比べると、その差は明らかです(リーマン・ショックは各国の経済に大きな打撃を与え、世界中で資産価値の暴落が起きました)。
積立方式だからといって、世代による差がなくなるとは言い切れません。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

積立方式にするとインフレやそれを投資で賄おうとするとリーマンショックのような事態が起こると資産目減りしてしまいますよね。
問題点について教えていただき有難うございます。

お礼日時:2019/06/28 16:07

それ、見ました。


結局は、与党も野党も年金対策に、何も違いがない。
ということがよく分かりました。

>年金は積立方式でも長生きの
>リスクの保険になるのでしょうか。
そうならざるをえないのです。
そこに焦点をおくならば、年金をどちらの方式にした所で
何も変わらないです。
国民年金、厚生年金は、どういった方式にしろ、
国庫(国税、消費税)と積立金で、補填されることに
変わりはないのです。

主張していることは『払い損』と思い込んでいる人
それ以前に年金を全く理解していない人に自覚を促す
というのが主張だと思います。

今日発表のあった平成30年度の国民年金納付率68.1%
免除、猶予者を上乗せすると、40%台になります。
といった対策には、少しはなるんじゃないですかね。

例えば、国民年金の加入者は、現実問題として『積立年金』で
終身保証のある『国民年金基金』に加入して、将来を保証して
いるわけです。
見方を変えると、それこそ『国民年金基金』は、
100年安心と言えるのかと、ちょっと心配にはなります。
現在の平均寿命から、年金受給額の平均を求め、
掛金を決めているということでしょうから。

それ以前のレベルの意識のない国民年金加入者の増大や。
3人に1人の未納者の実態から、
維新の主張は『自覚』を促すといった主張でもあると思います。

共産党はマクロ経済スライドを撤廃とか主張していました。
その補填は金持ちからと言ってますが、そんなことは、
今でも実施されていますし、その補填を全て金持ちから
といったら、経済力のある人は日本から逃げ出します。
大多数の『中流家庭』は、重税に苦しめられることになります。
それでは、かつてのイギリスと同じことになり、今の日本では
本当に財源がなくなり、それこそ破綻に追い込まれるでしょう。

何もしなかったミスター年金、長妻さんを久しぶり見ました。
主張していることは、自民と何も変わりなく、何もしなかった人
が、何をいまさらという印象しか残りませんでした。

国会の最後に、安倍さんも年金問題にふれ、
マクロ経済スライドも経済の発展と維持がなければ、
成り立たないと普通にまともなことを言っていました。
実はその主張は、結局どの党も変わらないのです。

経済対策は、全ての拠り所、それを政府にやり遂げて欲しい
と、私は思いました。
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この回答へのお礼

ご回答有難う有難うございます。

そうですか。みておられましたか。
長妻さんは厚労大臣のとき官僚からボイコットにあってかわいそうだったと思います。

お礼日時:2019/06/28 16:11

積み立て方式では、積み立てられなかった人は無年金になります。


実際には少額しか積み立てられなかった人が貧しい老後を送るという事です。

弱いものは無年金になり、公務員や一流企業従業員など、一定レベル以上の人間には有利な方式であり、格差を助長する(あるいは固定化する)システムですね。

維新の会は、知恵が無いのか、格差の固定が好きなのか?
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

お礼日時:2019/06/28 16:12

> ただ一国の政党がテレビで発言する


弱小政党の政策発表ですから「ふ~ん」と聞いておけばいいことではないですか。
  
> 年金は積立方式でも長生きのリスクの保険になるのでしょうか
維新の会ではないですから詳細は知りませんが・・・
早く亡くなった場合でも現状と同じで打ち切れば、長生きした人の補填になるでしょう。
保険とはそのようなものですから。
財源が自分の積み立てたものなのか、現役が積み立てるものかの違いだけでは?
    
しかし、問題は切り替えだと思いますよ。
実現不能でしょうけど、切り替えが出来ないでしょうね。
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この回答へのお礼

早々のご回答有難うございます。

>早く亡くなった場合でも現状と同じで打ち切れば、長生きした人の補填になるでしょう。

おっしゃる通りです。それは考えていませんでした。
例えば、年金保険料は今と同じで早く亡くなっても残金は返却しない。残金は100歳まで生きた人の老後資金に使う。支給年金額は平均寿命で調整といったところでしょうか。
こうすると世代間格差は解消になるが、インフレリスクはもろにかぶりますね。

お礼日時:2019/06/28 11:03

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