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どのカテゴリーで質問したらよいのか,迷いましたが,こちらで質問させてもらいます。
(適するカテゴリーのアドバイスもお願いします)

ヒト,アサガオ,ホンドギツネなど,(主として学術的文章の中で)動植物の名前(和名や標準和名)をカタカナで記す例が多いですが,この書き方のおおもとはどこにある決まりなのでしょうか?
例えば,文部省が何年に何という省令で定めている,などということを教えてください。

A 回答 (3件)

 昭和二十一内閣訓令第三十二号「当用漢字表」に「使用上の注意事項」として



    ニ、外來語は、かな書きにする。

とあるのがいちばん最初の指定。しかしこれは昭和五十六年に「常用漢字表」に改められたときに削除されています。カタカナ書きはこれによる慣習でしょう。「かな書き」ですのでひらがなでもいいはずですが、実際にはカタカナを用いることが多かったようです。自然科学の学術論文では、掲載誌や学会の表記基準でカタカナと定めているところが多いようです。
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この回答へのお礼

早速のお答え,あちがとうございました。

昭和21年内閣告示第33号「現代かなづかい」ではなく,「当用漢字表」のほうに "かな書き" とされていたのですね?

「かな書き」がなぜ カタカナ書きになったのか,おわかりでしょうか。

>自然科学の学術論文では、掲載誌や学会の表記基準でカタカナと定めているところが多いようです。

幾つかの学会などの表記基準で確認しました。

お礼日時:2004/12/17 15:19

 ♯1です。

引用すべきものを間違えました。ほんとは

   ホ、動植物の名称は、かな書きにする。

のつもりだったんです。
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この回答へのお礼

(12/17)
よく分かりました。どうもオカシイなと思いましたが,納得です。

昭和61年7月1日内閣告示第1号「現代仮名遣い」では,おっしゃるような,かな書き規定が無くなったのに加えて(というか,無くなった代わりにというか),
「前書き」で,
三 この仮名遣いは,科学,技術,芸術その他の各種専門分野や個々人の表記にまで及ぼそうとするものではない。
との文言が付け加えられているのを確認しました。
「専門分野(の学術用語)の表記としては(動植物の名前を)カタカナ書きでも何でも勝手にしてもいいよ」ということにしたのですね。

お礼日時:2004/12/17 15:56

動植物名のカタカナ表記については、きまりは無いそうです。



学術用語としては単純に慣例のようですが、新聞・ニュースの字幕などは常用漢字に入らないものを避けるためかな書きにして、コアラやパンダのように外来語も多いので、それならカタカナのほうに統一、という事情もあるようです。「熊」「狐」「藤」「桐」のように馴染みのある漢字でも、常用漢字には含まれないんですよね。
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この回答へのお礼

お答え,ありがとうございました。

学術用語としては,「単純に慣例」というよりは,#1のお答えにあるように,学会などごとに表記法を定めているので,論文執筆者が従っているのだと思います。
総括的な名前としての「熊」ではなく,「羆」「月の輪熊」など,種名(和名)を,「ヒグマ」「ツキノワグマ」などとしている根拠とか背景を知りたいと思ったのです。

お礼日時:2004/12/17 15:31

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