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森林の階層構造って一体なんですか?あと、自然林と人工林の階層構造の違いも教えて下さい。

A 回答 (2件)

自然林(混生林)は一般に、上から順に、高木の樹冠がなす高木層、亜高木層、低木層、草本層、地表層に層化しています。


人工林はふつう単生林なので、高木層の下はいきなり何にもない空間で、草本層も貧弱なことが多いですね。
ちょっと山へ行って杉林の中に入ってみればわかると思いますけど。

以下の本を探して読んでみてください。
大政正隆監修,帝国森林会編「森林学」1978,共立出版
只木良也「森の文化史」1981,講談社現代新書
M.ドヴェーズ/猪俣礼二訳「森林の歴史」白水社文庫クセジュ
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この回答へのお礼

参考になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/08/03 08:30

階層構造というのは、sesameさんが書いてらっしゃる様に高木層、亜高木層、低木層、草本層、地表層等と言う森林での植物の棲み分けを言うものですね。


熱帯地方では、かなり複雑な階層構造が見られますが、タイガなどでは、割と単純な階層構造が見られます。
環境によってその構造は種種に別れると思います。
身近なところで温帯の極相林を考えてみますと海岸に近いところと遠いところ、谷部と尾根部などではその構造は違ってきますね。
人工林と自然林の階層構造の違いと言いましても前にあげた状況から、環境でかなり違ってくると言えます。
人工林でありましても、手入れの言い届いたものとそうでないものの林層ははっきり違います。
例えば、間伐がなされてなければ、単純に一層となる場合もありますし、間伐や枝打ちが適切に行われているところでは、複層となります。
長くなるので詳しくは書きませんが、レポートで有れば、その辺りからのアプローチも良いかと思いますが。
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