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高校生女子です。

学校の進路相談の時に教頭先生から保育士に向いてると言われ私も子供が好きなのでいいかなと思っていて将来子供のお世話をするお仕事に就きたいと思っているのですが児童養護施設で働くかベビーシッターになりたいと思っています。
私が行こうと思っている短期大学は卒業と同時に保育士の資格を取れるのですが卒業してからすぐベビーシッターはなれるのでしょうか。
児童養護施設で働くことは出来るそうなのですがベビーシッターについてはわかりません。でも、保育士の資格を持っていれば採用されやすくなるみたいです。

A 回答 (3件)

児童養護施設の職員と「ベビーシッター」では、ずいぶん違います。


児童養護施設に近いのは、乳児院です。


さて、高校生であるあなたが、まず進路として考えなければならないのは、本当に将来「子どもに関する専門家」になりたいのか否か、ということです。

「子どもと一緒にいるのが好き」という程度では、ご結婚されて子育てする、ということでも、かなうことかもしれません。

就職先の選択については、進学先で勉強するうちに、職業や業界の実態や背景などもふくめて、いろいろわかってくることもありますし、日本の社会でさまざまな制度が将来変わる可能性も、無いとは言い切れません。

つまり、どういう学問をしたいかを中心に進学先を考えること、学生時代に取得したい資格免許などの職業的スキル(の一端)、就職先の方向性、の三つはわけて考えてみるのがよいと思います。


「子どもに関する専門家」の方向性として、現在の日本では、社会福祉の方向から考える「子ども家庭福祉」の流れと、教育の方向から考える(あえて言うならば)「学校教育」の流れの、大きく二つにわかれます。

両者は全く異なる学問分野というわけではなく、大きく重なることのほうが多いですが、大学等を卒業して資格免許を取得する段階で、厚生労働省管轄の「子ども家庭福祉」では保育士資格、文部科学省管轄の「学校教育」では教職免許(幼小中高)、が授与されることになります。

大学あるいは短大の「子ども学科」などでは、保育士資格と幼稚園教諭免許(あるいは小学校教諭免許)の両方を取得できるところもあるのが、普通です。(短大は、2年間では無理かも。)

また、家庭相談センターや児童相談所などで子どもや子育ての「相談援助」を中心に行なったり児童養護施設で勤務するためには、社会福祉士資格があるほうがよいですから、大学や短大では社会福祉専攻のほうがよいかもしれません。

(児童福祉司資格は、児童相談所に採用されてから研修を受けて取得できる「任用資格」です。
社会福祉士資格や保育士資格など、保持している資格種類により研修期間が異なります。)

(臨床)心理学を専攻して臨床心理の専門家として子どもをサポートするという方法もありますが、この方向ではふつう大学院修士課程まで修了して、さらに資格取得する必要があります。
(児童相談所に採用されると、研修を受けて任用資格である児童心理司資格を取得することになります。)

(臨床)心理学は、社会福祉方面でも教育方面でも出てきますから、少しは学ぶことになります。


この大きな二つの流れの他にも、医療関係を学んで医師免許や看護師免許(助産師・保健師ふくむ)をとって子どもを中心に医療サポートしていく自分の専門を決めるとか、法律関係を専攻して子ども関係の研究者や弁護士等法律家をめざすとか、いろいろなバリエーションはあり得ます。


ところで、「ベビーシッター」は、現在の日本の社会のなかでは、非常に「グレー」な仕事にはなると思います。

ふつう、本当に「子どもの専門家」であれば、あまりやりたくない仕事です。

元来は、親や保護者が仕事等でケアできない「保育に欠ける子ども」たちがいるので、保育園等の施設があるのですが、定員一杯で足りなかったり何らかの事情で入れない「待機児童」が多いために、注目され始めたひとつの分野が「ベビーシッター」ビジネスです。

最近日本で伸び始めた株式会社などの多くのベビーシッター・ビジネスでは、いわゆる「富裕層」の家庭の子どもたちを対象にしているのは明らかです。そうでなければ、高額過ぎて「一般の家庭」では費用を負担できません。

新興ビジネスのベンチャー企業がほとんどの、そこで働くということは、あくまでも「利益」の獲得を至上目的にしなければなりません。
これは、ベビーシッター・ビジネスに限らず同様にベンチャー企業等が参入している「株式会社保育園」などでも同じです。

働く立場で見てみると、そこでは「(お金の)利益を上げるビジネス・センス」が非常に重要になります。

これは、子どもの専門家がめざす「子どもの最善の利益」とは、全く違う方向性になるのです。
(この「最善の利益」とはお金のことではなく、「子どもの権利条約」等にあげられている子どもの権利が完全に実現されることをいいます。)


また、ベビーシッター・ビジネス(あるいは、株式会社保育園)では、経営管理者に近い立場でないと、それなりの給与待遇は望めないと思います。

株式会社保育園を系列に持つ保育士人材ビジネスなどでは問題噴出していますが、少数の正社員が多数の保育士を時間給の低賃金で派遣労働させる、という人事経営システムが普通です。
ベビーシッター・ビジネスも、同じような保育士人材ビジネスの傘下にあるのです。

(都内などでは、公立保育園の短期アルバイトよりは、派遣のほうが時給単価は少しだけ上です。)

公立のベビーシッター事業は存在しないも同然です(家庭相談センターなどでのボランティア的なサポートは、地域により存在することもある。)し、トラブルがおこったときの公的サポート等は無いに等しいです。

また、最近つい先週くらいでも、ベビーシッターをめぐる事件が報道されたことは、ある意味で注目しておくべきことです。


高校生へのアドバイスとしては、先月も回答を書いた覚えがありますから、「教えて! goo」過去記事をふくめて、他もいろいろ検索したり、関連する大学サイト等を(講義要項等カリキュラムや教員紹介等をふくめて)熟読するなど、ご自分でもよくよく調べてみて下さい。


以上、ご健闘を祈ります。
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ベビーシッター どこかの会社に就職して 各家庭で 働く もしくは 人材派遣の会社に登録して派遣される 採用条件で「保育士資格保持者

」とされるなら 資格必用
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直ぐ働けるかどうかなんて誰にも分かりません


ただ人手不足状態ではあるようですが、逆に需要もそれほど大きくはない
料金が高いからです
平民の実質可処分所得はこの25年以上減り続けており、少子高齢化の人口減少もありますから、業界自身は縮小傾向にあるのでしょう
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