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気候変動枠組み条約の前文で「人間活動が大気中の温室効果ガスの濃度を著しく増加させ」とありますが、なぜ、二酸化炭素ではなく温室効果ガスなのですか?

A 回答 (2件)

その条約について詳しくないのですが、温室効果ガスは二酸化炭素だけではなく、他にもメタン・フロン・亜酸化窒素など様々だからでしょう。

http://www.pref.kyoto.jp/intro/21cent/kankyo/glo …

ちなみに、温室効果ガスの中で一番割合が多いのは、大気中の水蒸気です。

参考URL:http://www.eccj.or.jp/summary/warm.html
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この回答へのお礼

温室効果ガスにはたくさんの種類があるようですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/22 21:10

こんにちは。


#1さんの仰る通り、温室効果を持つ気体は二酸化炭素だけではありませんよね。地球温暖化対策は、それらの気体が大気中に放出されて温暖化が進行するのを抑止することが目的です。
ここで問題になって来るのは「人間活動」という言葉です。
二酸化炭素
フロンガス
メタン
水蒸気
ご存知の通り、これらは全て温室効果ガスです。
この内、人間活動と明らかに関係を持っているのは二酸化炭素とフロンガスです。二酸化炭素は化石燃料の使用によって増えたものですし、フロンガスは人間が工業的に作り出したものですよね。
それに対して、メタンは自然界でも大量に発生しますし、水蒸気の発生を食い止めるというわけにはゆきません。
つまり、人間の手によって増やされたものは人間の手によって減らすことができますし、直ちにそうしなければなりません。温暖化対策の研究機関や報道が、敢えて「温室効果ガス」という表現を使うようになったのには、このような理由があると思います。

「温暖化係数」という言葉があります。
これは、二酸化炭素を基準にして、それぞれの温室効果ガスの温室効果を数値で表すものですよね。二酸化炭素の10倍の温室効果を持つものを1個減らせば二酸化炭素を10個減らしたのと同じことになります。
一口に人為的と言っても、その発生源や量は様々です。この抑止効果を数値で表すことができれば目標が定まります。目標が定まったならば各国に割り当て、責任を持って実施するというのは国際間の枠組みです。この辺りから、「温室効果ガス」という言葉が、また一般的になってきたのではないかと記憶しています。

余談ですが、この温暖化係数の計算は、はっきり言って正確なものではありません。まだ技術的に確立されていないというのが現状です。不正確なデーターでノルマを宛がわれるのでは、先進国も経済界の不満を隠せませんし、巧妙な逃げ道を作ってしまうことにもなりかねません。このようなことが、温暖化対策に関する国際協力を弱体化させ、足踏みをさせています。できるならば、この辺りの問題は早いところ解決してもらって、やるべきことは手早くやって行かなければいけないのではないかと、つれづれ思います。
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この回答へのお礼

フロンガスの問題は解決しつつあるようですが、石油や石炭などから出る
二酸化炭素はどのような対策をすれば良いかなかなか難しいですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/22 21:16

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