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谷川俊太郎さんの詩のなかで、オススメ!というものを、教えてください。(´∀`)

A 回答 (3件)

少しパラパラ繰ってみましたが、いいものがたくさんありすぎて困りますね。



いくつかの詩集をまとめたものが、角川文庫に二冊あります。入手しやすいかと思います。
(題名「空の青さをみつめていると」と「朝のかたち」の二冊です。)
(ほかに、思潮社の現代詩文庫シリーズから三冊出ています。大きな本屋さんに置いてあります。)

この中の、『二十億光年の孤独』とか『落首九十九』とか『うつむく青年』とか『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』とかの詩集から入ってゆかれ、いいな、というものを見つけられてはいかがですか。

谷川俊太郎さんというかたは、子供が大好きになりそうな言葉遊び(大人だって大好きだけど)から、現代詩の最先端に位置する詩まで、全く区別せずに書かれる方です。ですから本当は、本を適当に開き、開いたページから読めばいいんです。


と、これだけでは素っ気ないので、私にとって特に印象深い詩をいくつか挙げておきます。
(あまり一般的でないかもしれません)
詩集『六十二のソネット』の第一番「木陰」、

 とまれ喜びが今日に住む
 若い陽の心のままに
 食卓や銃や
 神さえも知らぬ間に

と始まるものや、『コカコーラ・レッスン』という詩集の中の同名の散文詩。
それからこれは角川文庫版には採録されていないのですが、先に挙げた『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』という詩集の冒頭にある、14章からなる親しい友人たちなどへの語りかけの詩です。

 きみの手の指はどうしてる
 親指はまだ親指かい?
 ちゃんとウンコはふけてるかい
 弱虫野郎め
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この回答へのお礼

遅くなりました。私も、谷川俊太郎さんの詩は、楽しいものや、感動するものなどいろいろあって好きです。参考になりました。どうも、ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/05 11:42

おはようございます。



私も#2さんと同じで、どれをお薦めするか困っちゃいますね。取敢えず好きな詩が多いので、私も詩集なら「夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった」をお薦めします。

とりわけすきなのは、その中の11番

見も知らぬ奴がいきなりヘドを吐きながら
きみに向かって倒れかかってきたら
きみはそいつを抱きとめられるかい
つまりシャツについたヘドを拭きとる前にさ

ぼくは抱きとめるだろうけど
抱きとめた瞬間に抱きとめた自分を
ガクブチにいれて眺めちまうだろうな
他人より先に批評するために・・・(後略)

あと、1923年発表の「黄金の魚」

(前略)・・・
いのちはいのちをいけにえにして
ひかりかがやく
しあわせはふしあわせをやしないとして
はなひらく
どんなよろこびのふかいうみにも
ひとつぶのなみだが
とけていないということはない

など大好きです。

淡く軽く語られていく言葉の、その重さが胸を突いて苦しくなるのですが、それが一種のカタルシスとなる不思議な詩人ですね。

ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

遅くなりました。谷川俊太郎さんの詩の中には、感動する詩がたくさんありますよね。参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/05 11:45

こんばんわ。

「あさ」という本があります。
左からみると絵本 右からよむと詩集 という面白い本です。絵本と言っても、絵が描かれているのではなく、写真なんです。それはとても美しいものですよ!
子どもから大人まで、楽しむことができます。
ちなみに「ゆう」という本もあります。

いかがですか?!

この回答への補足

ありがとうございました。
参考になりました。

補足日時:2005/05/05 11:42
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この回答へのお礼

遅くなりました。楽しそうですね。
さっそく読んでみます!!

お礼日時:2005/05/05 11:38

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