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詩集をなんとなく借りて読んでみましたが、
どうやって楽しむものなのかなと疑問に思いました。
というのもこれがはじめての詩集デビューですので。
読んでいて、「なんとなく風景がうかんでくるなぁ」、
「こういう言い回し面白いなぁ」、とか思う楽しみ方ってちょっと
物足りないかなと思いました。
一般的に詩を好む人は、どういう気持ちで詩を読んでるのでしょうか?
初心者なので、ちょっとその辺が気になりました。
詩の楽しみ方を色んな角度で味わいたいと思ってます。
アドバイスお願いします。
また、出来れば色々な詩集を読んでみたいと思いますので、
オススメ詩集がありましたら推薦してください。
恋愛系とか○○系とか、ジャンルを指定できるほど読んでいないですし色々な種類の詩を読んでみたいと思ってますので、どんな詩集でも結構です。
どうぞよろしくおねがいします。

A 回答 (1件)

詩の楽しみ方は難しいと思います。


「こういう言い回しは面白いなぁ」と思えるのならば私は十分だと思います。

詩というのは、私の考えでは、何かを説明するための文章ではありません。そして、「これは何かの比喩で、これはこういうことを表しているんだ」というふうに読むものでも(たいていの場合は)ないです。

でも、たとえば「どうしてこの名詞にこんな馬鹿みたいな形容詞をつけるんだろう?」とか、「どうしてこんなタイミングで改行しちゃうんだろう。ちょっと、せっかちじゃないか」とか、いろいろなことを考えることができます。

詩人は、私たちが普段使うようには言葉を使いません。
私たちは言葉を使ってものごとについて考えています。あるいは、何かを感じるときにすら、「悲しい」とか「うれしい」とか、言葉を介して何かを感じているのかもしれません。
だから、普段私たちが使わないように言葉を扱う詩人の書く詩を読むと、普段私たちが考えもしなかったような考えが浮かんだり、存在しないと思っていたような感情を抱くことがあります。
詩の楽しみは、私の考えでは、これだけです。これでじゅうぶんです。

いろいろな詩を読めばいいと思います。日本のものも、世界のものも。現代のものも、近代のものも。あいにく、私は人に勧めるほど詩に詳しくはないので、なんとも言えませんが。

詩について興味があるのなら、詩人が詩について感想を述べる本を読んでみたらいかがでしょう。

茨木のり子『詩のこころを読む』(岩波ジュニア新書)
子供向けと言っても、あなどってはなりません。
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