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キーツの詩集でメジャーなものが入っている本を購入したいのですが、英語が訳せないので、原文を味わうことが残念ながら出来ません。ネットで調べてみたら「え?」と思う訳し方が結構多く、それではキーツの詩が台無しになってしまうのでは、と思ってしまうのでいっぱいでした。
原文に出来るだけ近い、忠実な訳し方をしている本はありますか?もしあるのでしたら、出版社や題名をお教えいただけますと幸いです。
原文にそんなに近くなくても、素敵に訳されているものもあれば、読んでみたいです。
読みにくい、少々難解な訳し方をしているのもありますが、それが一番原文に近いものなのでしょうか?宜しくお願いします。
メジャーな「ギリシャの古壺の歌」?も入っていてほしいです。

A 回答 (1件)

詩は韻律(音)が芸術要素の大部分なので、訳した時点で本来のものとはほど遠いです。


私も海外の詩を読みますが、子どもの頃にこの事実を発見し絶望にかられました。
「原文に近い、忠実」が何を指すのかわかりませんが、直訳では詩のリズムは出せません。
それを多少なりとも汲んで再現しようとするなら、どうしても意訳になります。

たとえば、芭蕉の俳句を英訳しようという試みがあります。
「古池や蛙飛び込む水の音」
この俳句には膨大な英訳バリエーションがあります。下はその一つ。

The old pond;
A frog jumps in —
The sound of the water.

直訳に見えますが、これは「原文に近い」でしょうか。
あるいは芭蕉の描こうとした閑寂を、描けているでしょうか。

敵が英語なら、がんばって原文を読む!これしかないです。
私は絶望して諦めちゃったんですけどね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうですね、反対の立場からしてみると、芭蕉の書いていただいた英訳は、あまりに直訳過ぎて、閑寂を描けないままかなり残念なものになってしまいますね。かなりという以前の印象を受けてしまいます。

私の知り合いで、原文を訳すことの出来る方が日本語でご自身なりに訳して朗読してもらったものがあまりにも素晴らしかったので、そういうのを求めたのですが、ネットで簡単に調べてみると、残念ながら素敵なものはなく、大げさな言い回しで風情も何もなかったので、直訳なのか意訳なのかもわかっていませんが、取り敢えず失望してしまったので、こういう質問をしてしまいました。

参考になりました。
ありがとうございました!

お礼日時:2021/12/17 14:11

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