プロが教えるわが家の防犯対策術!

紅茶にレモン(ビタミンCを含む)を入れると紅茶の色が薄くなるのは、還元剤であるレモンが酸化されて、紅茶内のポリフェノールが還元されているという認識でよろしいでしょう?

A 回答 (1件)

>紅茶にレモン(ビタミンCを含む)を入れると紅茶の色が薄くなるのは、


>還元剤であるレモンが酸化されて、紅茶内のポリフェノールが
>還元されているという認識でよろしいでしょう?

いいえ、違います。
同様の質問における回答にあるように、紅茶の色が薄くなるのは
酸化-還元反応ではありません。

質問者さんは、レモンに含まれるビタミンCによって色が薄くなると
考えているようですが、そもそもレモン中のクエン酸の影響で
色が薄くなっているのであって、ビタミンCは無関係です。

紅茶にクエン酸を入れると、レモンの時と同じように色が薄くなります。
酸性にすれば良いのですから、塩酸、硫酸などの酸を加えれば
色が薄くなります。

家庭にある酢を加えても同様の効果があります。

質問者さんは、リトマス試験紙というのをご存知ですか?
酸性では赤色に、アルカリ性では青色に変色するものです。
この変色も酸化還元反応ではなく、単純に酸性か?アルカリ性か?
による変化です。

紅茶の中に含まれるテアフラビンというポリフェノールが
酸性では無色、中性やアルカリ性では有色という性質に由来する事です。

クエン酸を少しずつ加えて、色が薄くなった状態の紅茶に
重曹を加え、中性に戻してやれば再び色が濃くなると思います。

クエン酸をたくさん入れすぎると、重曹の量も多く必要なので
入れる時は少しずつ、変化を観察しながら行ってください。

繰り返しますが、色の変化はビタミンCによる酸化-還元反応ではありません。
クエン酸によるpH変化が原因です。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!