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昔の日本の建築物(古い料理店など)の階段はどうして急なのでしょう。
バリアフリー思想がないにしても、急すぎるのが不思議です。
外国でも同様に感じたことがあります。

A 回答 (8件)

階段については建築基準法施行令で定めています。


その抜粋を ↓

第23条(階段及びその踊場の幅並びに階段の蹴上げ及び踏面の寸法)
(途中を省略)
住宅の階段(共同住宅の共用の階段を除く。)の蹴上げは23センチメートル以下、踏面は15センチメートル以上とすることができる。

で、現行の建築基準法施行令は昭和26年12月1日から施行したものです。
つまり、これ以前の建物(専用住宅)なら今の基準に合わないものもある。
法律が後から施行された場合は既存不適格となり、違法ではないが次回の確認申請(建て替えだけでなく増築も含む)では是正しなければなりません。

昔はデッドスペースを作ってしまう緩やかな階段は避けていたと思う。
それに、その狭い階段を上るのは一家のあるじじゃないはず。
使用人とか家人など。


似たケースで昔の建物は屋根に茅葺きや檜皮葺きなど、壁に杉板など可燃性の材料が多く使われてきたものが消えている。
昔は何でも良かった。
これも法律(建築基準法第22及び第23条)でほとんどの場所で禁止している。
理由はもちろん火災の延焼防止、他所からのもらい火を防ぐため。
萱葺屋根って白川郷や五箇山の合掌造り集落など観光地以外でほとんど見かけないでしょ。

ちな、No.7さんのリンク先で

「ちなみに、建築基準法の適用範囲は、100平方メートル以上の建築物。
これよりも小さい建築物であれば、建築士の資格を持っていなくても建物を設計できてしまう。」

前半は間違い。
建築基準法の単体規定は都市計画区域内であれば延床面積の大小に関係ない。
これを鵜呑みにされると建築面積が10㎡以外の増築などは法律を無視して構わない、になりかねない。

で、後半だが建築士の資格を持たない一般の方が設計をする場合は建築士の4号特例が使えない。
どういうことかと言うと、小規模な建物でも構造計算書などすべての設計図書の添付が義務付けられてしまう。
図書の省略が許されない。
  ↑
おそらく何のことかわからないと思うが、この程度すら理解をしていなければ建物の設計はできないわけ。
素人さんが独学でこれらを理解、設計図書を揃えるのは至難のわざと思う。
(建築士であるワタシでも御免被りたいレベル)
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階段自体の強度を出しやすいからです。

傾斜が緩いと崩落する危険がありました。
https://www.excite.co.jp/news/article/E123918441 …
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昔の人は足腰強いですからね。


あの程度なら、別に急だとも思わなかったんじゃないでしょうか。
基本、歩く以外の移動手段は無いし。(金持ちは籠とか使いましたけど。)
歳とって足腰悪くなってから長生きする人も、そう多くは無かったですし。
緩くする必要性を感じなければ、他の方のおっしゃるように、土地の有効活用的にも、資材の節約的にも、急な方が良いでしょう。
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1階の床面積を稼ぐため。

逆に、階段下のスペースを上手に使ってる例もあります。
城などの場合、上がってくる敵を上から撃退しやすくするためだったりして。はしごと同じ感覚で、とりあえず上がれれば問題なし。
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単に、空間の有効利用の面からです。

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建築基準法が無かったため統一されていないし


階段を急勾配にすれば、1階の有効活用が出来る
なんて説があります
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昔は足が短く身長が低かったからです。

その分、重心が下がり急な階段でも安定なのです。
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床面積を稼ぐため。


極論すれば垂直のハシゴなら、60cm四方のスペースだけで良い。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
合点がいきません。
昔と床面積にはなぜ関係があるの。

お礼日時:2021/11/16 16:43

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