プロが教えるわが家の防犯対策術!

戸建て18年目。
ほぼ毎年シーズン初めに
パネルヒーターにエアが詰まります。

業者による不凍液の交換は
一度やってます。
圧も調整してもらってます。
その時に配管に穴が開いてるのでは?と
質問しましたが、エア詰まりは
よくある話。配管の不具合は
考えられないと言われました。

だけど、去年もエアが詰まり、
自分でエア抜きしました。
不凍液の交換から数年経っていました。

そして、今年もエアが詰まりましたが、
今度は上手く抜けません。
アチコチ見て調べたら、圧が低いようです。

去年自分でエア抜きをした事を
差し引いても密閉式パネルヒーターの
圧が低い=どこからか不凍液が
漏れてると私は考えるのですが、
他に考えられる原因は
何かあるでしょうか?

A 回答 (1件)

状況からパネルヒーターの内部に不凍液が流れていますが、その不凍液を温める装置と不凍液を送るポンプが別に存在するはずです。


で、不凍液にかぎらず何でもそうですが 温めると物や液体は膨らみます。
液体は圧縮しても空気と違い小さくならない特徴があります。

この事から、密閉された循環回路で不凍液を温めると膨らんだら不凍液により配管が圧力に耐えられず破裂してしたりパッキンなどから不凍液が漏れたりします。
そうならない為に一般的には圧力を逃がす為に開放された膨張タンクという装置が備わっており、完全な密閉回路では無いという事です。

つまり、空気を抜いても また空気が入る可能性はあります。
そして、液体(不凍液)には空気が溶け込んでいます。
温度や圧力の変化によりこの空気は溶け込んだり出てきたりしますが、出てきた空気は気泡となり液体の上部に溜まり再度溶け込み難い状態となります。

これがエアーが溜まる理由ですから、温度変化の激しい熱源装置や圧力変化の激しいポンプ付近ではエアーがたまり易いと言え、長時間使わくてもエアーが溜まります。
これを防ぐ為に自動エアー抜き弁という装置を空気のたまり易い箇所に設置しますが、設置不足や故障によりエアーが抜け難くなっている可能性もあります。

もちろん不凍液が漏れている可能性もありますが、文面だけでは漏洩の判断はできないですね。

もし不凍液が漏れてたとすれば、先程も話した通り液体は圧縮も膨張もしないので 抜けた分だけ空気が入るか不凍液が補充されます。
なので不具合としてはポンプにエアーがからみ空転し循環が行えなくなりエラーが出ます。
膨張タンクから不凍液は補充されるので、膨張タンクに入っている不凍液の量が減ります。

圧力が低いともありましたが、エアーがからみポンプが空転していれば圧力は低くなりますが循環していない状況となります。
圧力計がどこに設置してあるかにもよりますが、圧力低下の他の原因は
·圧力計内部の詰まり又は故障
·圧力計付近の配管の詰まり
·循環ポンプの能力低下
·循環回路の詰まり
·温度設定により、温度調節弁が作動し弁の開きが全開で無い
などが考えられます。
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この回答へのお礼

分かりやすくて詳しい説明をありがとうございました

お礼日時:2021/11/29 21:13

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