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チャイコフスキーコンペティション2位の藤田真央とショパンコンクール2位の反田恭平とではどちらが凄いのですか?
個人的には藤田真央の方が圧倒的に綺麗な音を出していると思っています。お詳しい方からお聞き出来れば嬉しいです。

A 回答 (1件)

どちらもすごいです。



チャイコフスキーコンクールは、ピアノ以外の弦楽器や声楽の部門もあり、いろいろな音楽の多彩で幅広い表現・音楽性を審査されます。ある意味で「演奏家、音楽家としての総合力」を問われるのだと思います。
藤田真央さんも、バッハ、モーツァルト、ショパン、チャイコフスキー、リスト、ラフマニノフなどを弾いたはずです。

これに対して、ショパンコンクールは、あくまで「ショパンを正統に演奏すること」が審査されます。演奏曲目はショパンだけです。
この「正統に」というところが曲者で、歴史的にも審査員間の意見が大きく割れることが多々あったようです。

ということで、たとえは悪いですが、
・体操競技でいえば
 「チャイコフスキーコンクール」は「個人総合」
 「ショパンコンクール」は「鉄棒」「床」などの種目別
・その他のスポーツでいえば
 「チャイコフスキーコンクール」は「近代5種」とか「トライアスロン(水泳、長距離走、自転車)」のような複合競技
 「ショパンコンクール」は「マラソン」や「射撃」などの単一競技
といった違いがあります。

「土俵が違う」ので、その優劣を直接比較しても意味がありません。

ただ、スポーツと違うのは、「ショパンでよい演奏ができる」ということは、他の作曲家・作品に対しても優れた演奏ができるという証でもあるので、「ショパンコンクール」を狭い限定された範囲のものと考えるのは間違いだし、そう考えるべきではないと思います。
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