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チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲には、初演を拒否したアウアーによってカットされた短縮版と、ノーカット版があると聞いたのですが、普段演奏会やCDで耳にするのはどちらなのでしょうか?
また、違いはどこなのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

わたしは、この曲についてはあまり詳しくはないのですが、


イツァーク・パールマンが1978年に録音したLPを持っています(EMI)。

その解説によると、パールマンいわく、
「レコードという物はその言葉通り記録なので、作品を完全な形で
レコーディングすべきである・・・」
云々ということで、パールマン盤はノーカットだそうです。

慣例としてカットされる箇所は、第3楽章の第460小節から第564小節
であるとも書かれています。

ですが、前述通り、同曲に精通していないわたしとしては、
聴いてもよくわからないのが、実情です(笑)


Wikiによると、カットしたのはレオポルド・アウアーで、
多くの場合、このカット版で演奏されているようです。
ただ、近年は、この事実は見直されつつあり、ノーカットの
演奏も度々行われるようになってきているようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1% …
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この回答へのお礼

早々に回答頂きありがとうございます。
100小節以上カットするとは、ずいぶん大胆ですね。
この楽曲は、通勤中に週1度は聴いているのですが、是非ノーカット版を聴いてみます。

お礼日時:2006/12/28 14:47

最近は演奏会やCDでは殆どノーカットで演奏されます。


以前、どの箇所がカットされてたかと言いますと・・・

・第三楽章で何回も出てくる第一主題の16分音符のロシアのトレパック風主題が何回も反復される箇所を一回だけにした(さすがに聴いていてもちょっと、しつこい感じがする?)

・第一楽章の展開部に入る前のオーケストラの部分。テーマをffで強奏した後、pになりソロが入ってくるまでの管楽器と弦楽器とのかけ合いの箇所。

尚、このようなカットの例は他に
・パガニーニ第1番、ヴィエニアフスキー第1番、第2番の協奏曲各第一楽章のオーケストラ序奏部でも慣例的に行われることが多いですね。
ソリストまたは指揮者の(協奏曲はあくまでソロを重視すべき。やたら長いオケの箇所は出来る限り省略。)等、考えや解釈からでしょうが、
私は個人的には、作曲家がスコアーに書き記しているものは全て正確に再現すべきだと思いますし、その方がやはりソロも曲もよりいっそう盛り上がる気がします。
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この回答へのお礼

詳しい解説、ありがとうございます。
諏訪内さんのメンデルスゾーンのものとのカップリングのアルバムで、第三楽章が若干違うと感じたのは、ノーカットだからでしょうか?
明確にノーカット版と謡っているアルバムで比較してみます。

お礼日時:2006/12/28 14:41

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