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ある経済専門家が言っていました。でもよくわかりません。国の借金返済に国民の預貯金も
使うということでしょうか?

A 回答 (7件)

なんで分からないかと言うと、政府の予算や「資産」というものを「実態のあるお金だと思っている」からです。



実際には全部架空のもので、全部「信用度合の計測値」だと思ってもらうと分かりやすくなります。

昔の「お金」というのは、文字通り「お金」で政府が発行できるお金の総量は「その国が保有している金の量によって決まる」とされていました。これを兌換紙幣(金に交換できる紙幣)と呼びます。

戦後の世界はアメリカドルが兌換紙幣で、それを基準に世界各国の紙幣価値が決められていたのですが、1971年にニクソン大統領が「もうドル紙幣と金を交換するのをやめる」と宣言し、その瞬間からドルが不換紙幣になりました。ちなみに日本円は1942年戦時中の戦費高騰で国内兌換をやめています。

なので、今の各国の通貨・紙幣というのは「全く何の価値もない紙切れ」なんです。

じゃあ、なんでそれが1万円札や100ドルなどとして通用するかというと「政府に信用があるから」です。

分かりやすい説明をすると、たとえば「仕事もしてない人や借金ばかりの人は、借用書をいくら書いても一円も貸してもらえない」と言う当たり前の理屈になります。

逆に日本政府やアメリカ政府は「信用がある政府だから、みんな信用して政府の紙幣を使う」のです。

じゃあ信用ってなに?というと、これも個人が借金を返す時の話と同じで「資産があるから信用があります」という事になるわけです。たとえば土地を持っていれば「土地の代金分は貸してもいい」と周りは思うわけで、日本国がもっている海外資産はそういう「これだけあるならその分貸してもいいよね」という理由になるわけです。

そうなると日本の国債が借金だということは「信用があれば国債を買ってもらえる」ということになるわけで、紙幣を信用して使ってくれる人たちがいるわけですから、国債を信用して買ってくれる人たちがいて、どちらにして「借金」というか「架空のお金」でしかないわけです。

じゃあ、本当の意味の「お金」というか「資産価値はどこにあるのか?」といえば、土地・建物・新幹線や高速などのインフラ、そして「それらを利用して外国に売り込める価値を作りだせる日本の人材」と言うことになります。

MMT理論というのは、この「紙幣も国債も本当は全部架空のお金=借金」という所からスタートしているもので、実態がないからこそ「いくらでも国債を発行してOK」なのです(実際はインフレ懸念が出るか海外との為替が大幅に変動したら借りられないです。)
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そうではなくて


日本の土地価格がどれだけかであってインフラ整備をやってるので
その価値を保ってるからでは?
資産や預貯金は使わせる事により経済の活性化が見込まるの部分であって
魅力の価値かと
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2021/12/22 08:53

逆にも言えます。

国内借金だから、だらしない。国外なら、IMFの監督が入りやすく是正がしやすかった。それが国内だから、肥大化し、返す見込みが全くない。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2021/12/22 08:54

まず所有するアメリカ国債売りまくればいい

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その経済専門家の言い方には誤りがあります。


日本の借金比率とはどことの比較ですかね?
しかも日本の借金ではなく日本政府の債務です。
日本政府の発行する国債残高は1200兆円を超えていますが、日本国債は円建て発行されており、外国通貨では買えません。
しかも、48%程度が日銀が保有しその他市中銀と保険会社や証券会社等で30%、機関投資家が20%、海外投資家が10%程度の保有ですがすべて日本円で買われています。
日銀と政府は親子関係で連結決算で債務は総裁となるため、60年償還ルールにて満期化し返済は行われません。
他の金融機関を通じて個人向け国債として販売され、90%が日本人が保有しており、受け方が利払いを受けるものです。
外国人が保有す国債も日本円で買われているため、外貨を効率的に導いていることになります。
となると、投資家から資金を受けて政府がそれを使っている構図ができ、有効的に国債を資金と交換し流用している仕組みがあります。
日本政府が外国に貸すお金は356兆9700億円でこれは世界最大です。
日本国債を支えるのが5頭のクジラと言われるGPIFや共済、かんぽ、ゆうちょ、日銀があり、これらの資産で支えられています。
日本人の金融資産は過去最高で2000兆円に達し、過去最高となっています。
政府債務は1200兆円ですが、日本国は世界一のお金持ち国家と言えます。
日本政府は日銀を傘下に独自の金融システムを形成しており、債務が上がると日本人の金融資産が増えるようになっており、うまくロールオーバーできる仕組みがあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。
なんだか複雑ですね。

お礼日時:2021/12/22 08:54

国の借金とは、貸主は国民です。


しかし、国にはお金を生み出す産業はなく、税収しかないので、
国民は、自分が貸したお金を、自らが収めた税金で返してもらう、
という、正に奇妙な関係になります。

なお、国の借金を返すのは、借りた政府ではなく未来の政府、
つまりは、返済責任を先送りできるのです。
そして、現在は、借金を借金で返す、それでも借金残高が増え続ける、
と言う自転車操業ですが、
自分で返さなくてもよいので、「でも大丈夫」といえるのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
勉強になりました。
勉強不足ですこし複雑でまだ完全にはという感じです。

お礼日時:2021/12/22 08:58

国内にカネが余っているから金利が安いままである可能性が高いので、借金しても安全。



しかし、日本人が自分の金を増やそうと考えて、金利の高い国に金をつすようになると、日本だけがゼロ金利を続けることはできなくなり、謝金下側は高い金利を払う事になるよ。

金融の自由化で、簡単にスマホを使って資金を国外に持ち出す操作ができる様になると、金利を求めて日本人の2000兆円に上る国内資産が海外逃避する可能性は有りますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
勉強になりました。
でも複雑でなんだかまだという感じです。」

お礼日時:2021/12/22 08:57

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