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先月末に実父を亡くしました。

父の故郷(静岡)で本葬を行う考えでいたので、
現地での葬儀は簡単に火葬だけで済ます予定でおりました。
本葬では、父の兄妹達が菩提寺であるお寺さんに
お願いしていたのですが、このお寺さんがとても
商売上手で火葬だけでは忍びないと
遠いのにも関わらず、仮通夜から出棺の儀までこちらでやると言い出し、
親戚たちがその必要はないと言ったのにも
関わらず、強引で一歩も引かず、仕方がないので
そのお寺さんにこちらでの葬儀もお願いする事に
なってしまいました。

親戚も集まってきたので大々的な葬儀となり
お寺さんのホテル代から車代まで掛かり、また
静岡での本葬もあり当初の予算を
大分オーバーしてしまったのです。

お寺さんが四十九日にも出てくるような事を
言っていた為、喪主である弟は叔母に
断りなさいと言われています。
なんだかんだ、お金を出させようと向こうも
必死の様で、仮納骨からお位牌に至るまで
たかられました。
父の希望では先祖代々の墓には入らず
こちらでの購入を考えていたので、
意向に沿いたいと思ってますが
まだ、お墓は決まっていません。

大事な四十九日なのですが
やらなくても大丈夫なのでしょうか?
その場合お位牌のお魂入れはどうなるのでしょうか?
どうしてもやってあげたい場合、宗派が
変わっても大丈夫でしょうか?
宗派は臨済宗妙心寺派です。
長くなりましたが、どうかご教授下さい。

A 回答 (3件)

大変、ご心痛のご様子ですが、既に書き込まれている回答


と大差有りませんが参考にして頂ければ幸いです。

1.葬儀について
 葬儀とは、故人を送る事と、親族の悲しみを癒す行為と
考えます。最近は、親族のみの『家族葬』も増加していま
す。要は、送る人々の気持ちで有り、お寺さんのお経が無
ければいけないと言うものでは有りません。寧ろ、残され
た家族や親族が悲しみから早く立ち直れる方が必要と思い
ます。故人への感謝や冥福を祈る気持ちが大切です。

2.49日忌について
 仏教上は、49日忌の法要で喪明けとされています。喪
明けまでは、お祝い事は慎むべきと言われています。しか
し、親族の中やお世話になっている方で出産などが有った
場合避けて通れません。葬儀と同じで要は、心の持ち方で
はないかと思います。最近では、親族の都合などを考えて
葬儀の日に、初七日法要をして納骨される方も有ります。
あまり、形式にとらわれて肝心である故人の冥福と感謝の
気持ちを疎かにしないで欲しいものです。

2.位牌について
 位牌とは、故人の仏教上の名前です。先祖の供養は大切
ですが、位牌に拘る必要はないと思います。位牌に、生前
の名前を記する宗教もあります。位牌に、何の魂を入れる
のでしょうかね?? 故人の魂が、位牌に入るのでしょうか
? それとも、釈尊の魂が入るのでしょうか?? 故人に対
して報恩感謝の気持ちが大切だと考えます。

3.改宗について
 信教の自由は、法律で認められた権利です。改宗する事
への問題は有りません。しかし、菩提寺と言う事は先祖代
々のお墓が有るのではと推察します。この、お墓を移動す
ることは、費用などを考えると大変難しいです。新しく、
お墓をお住まいの近くに準備されるのでしたら、お近くの
同じ宗派のお寺を探されたら如何でしょうか??

4.最後に
 私は、無宗教者では有りません。先祖を敬う気持ちと感
謝の気持ちは人一倍有りますし、信じている宗教も有りま
す。もし、現世に住む者が悩み苦しんでいて、果たして故
人を回向していけるのでしょうか?? 先祖の供養をする気
持ちが大切だと考えます。それは、お寺様の読経を頂く儀
式で代弁されるものでは有りません。長文になりましたが
参考にして頂けると幸いです。
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この回答へのお礼

人の一生の中で弔事が一番、形式張っていますね。
どんなに立派な葬儀で送っても
亡くなっては元も子もないのに
本当に不思議な儀式です。
頂いたアドバイスは大変、心に響きました。
丁寧なお答えを有難うございました。

お礼日時:2005/03/23 09:06

葬儀及びそれに続く法要は喪主及び親族が必要と考えれば行うもので、僧侶(寺)がするものではありません。


 僧侶はその手助けをするにすぎません。

宗派の変更については何ら問題はありません。
 当方は父の葬儀の時、本家から参列があり僧侶がお経を上げかけたら「宗派が違う」と言われましたが「時 すでに遅し」です。

早急にお近くでお寺を探し、僧侶とご相談される事をお勧め致します。
 その上で先の僧侶に以後はこちらで全て執り行うので不要であると連絡されれば良いと思います。
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この回答へのお礼

早速近くのお寺に行こうと思います。
肉親の初めての死で戸惑う事ばかりでしたが、
形ばかりにとらわれ
故人を送る気持ちの方が大事なんだと
言う事を忘れていました。
こちらで相談して心が晴れました。
有難うございました。

お礼日時:2005/03/23 08:57

>四十九日なのですがやらなくても大丈夫なの…



わが国では信仰の自由が認められています。やるもやらないも全く自由です。喪主をはじめとする喪家の皆さんが同意されるなら、やらなくても一向に差し支えありません。

>位牌のお魂入れはどうなるのでしょうか…

妙心寺派のしきたりは存じませんが、葬儀の段階でもう位牌があるのではないでしょうか。「位牌のお魂入れ」についてはちょっと分かりません。ごめんなさい。

>父の希望では先祖代々の墓には入らず…

お父様にはお兄様がおられたようですから、希望と言うより最初から先祖代々の墓に入ることはできないのではありませんか。次男以降にもかかわらずお父様が先祖の祭祀を受け継いでこられたというなら話は別ですが、故郷を離れていたことからして、そうではないように思います。
もともと、先祖の墓とは別に新しいお墓を用意する必要があったはずです。

>どうしてもやってあげたい場合、宗派が変わっても大丈夫…

本家と分家とで宗派が違うことはままあります。これが先にも述べた信仰の自由です。
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この回答へのお礼

心強いアドバイスを有難うございました。
法要は行わないまでもお位牌のお魂入れは
近くのお寺でお願いしようと思います。
菩提寺は先代のご住職は良い方だったらしいのですが
今は少々お金に執着される方のようで、
親戚達も辟易としてました。
しかしながらここで相談してよかったです。
有難うございました。

お礼日時:2005/03/23 08:45

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