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0 W 20

サラサラのオイルですが
何がエンジンに良くないのですか

添加物でごまかしているのですか


省燃費のエンジンオイルは0 W 20が多いですよね

A 回答 (9件)

>何がエンジンに良くないのですか



 『良くない』というのは、昔の話を引きずっているだけです。

※エンジンオイルでベストなものは、カスターオイルです。
 これは日本語だと『ヒマシ油』というヤツで、ヒマの実を絞った植物油です。(オイルメーカーの『カストロール』というのは、世界で初めてカスターオイルの量産化を行った会社で、カスターオイルを縮めた読みを社名としました。)

※このオイルのスゴイところは金属表面での『停滞性』『延性』で、薄く均等な厚みの油膜を作り、そこに長く留まる特性があります。
 カスターオイルでは粘度はあまり関係なく、高い油膜保持性能がありました。サラサラでも金属表面によく延びてそのまま残る、というわけです。レース用オイルでは、化学合成オイルが登場した1950年代末頃でさえ、カストロールR30などの植物性オイルが、2スト/4ストに関わらず使われていました。(2ストの混合燃料では、’70年代までR30が残りました。昔のサーキットでは香ばしいよい匂いが漂っていましたが、カスターオイルが燃えた臭いです。)
 このカスターオイルの潤滑特性のメカニズムは結構最近までよく判らず、とりあえず潤滑油として使われていた、という『全く技術的でない』状態でした。

※がしかし。
 20世紀初頭、自動車やバイク等が普及してメンテナンスフリーが要求される様になると、カスターオイルの欠点が問題視される様になり、市販車用の長持ちするオイルが必要となりました。(植物油ということは天ぷら油と同じであり、すぐに腐って流動性を失います。)
 そこで鉱物油が登場しますが、カスターオイルの潤滑能力の原理はよく判ってないのでマネ出来ず、とりあえず潤滑性能に劣る鉱物油の粘度を上げて、金属表面の油膜を保持する様に作るしかありませんでした。
 そのオイルの粘度を表すのが30番とか40番というヤツで、高回転を常用するエンジンでは、油膜保持の為に50番や60番まで作られました。(歯面圧がモーレツに上がる変速機では、90番や95番もありますね。)

※結局、鉱物オイルが使われていた間は、粘度を上げるしか油膜を保持する方法がありませんでしたが・・・やがてカスターオイルの油膜原理が解明され、また特性を自由に変えられる高価な化学合成油が商業ベースに乗る様になり、化学合成油にカスターオイルの特性が取り入れられます。

※そうなるとオイルの高粘度は、①攪拌抵抗が大きく、機械損失が大きい(=燃費が悪化し、馬力が低下します) ②攪拌で油温が上がり、これがオイルの劣化やオーバーヒートにつながる・・・など、意味を失いました。

・・・そういう違いが、0W-20などの超低粘度オイルにつながります。
 昔の20W-50などの『ドロっとした』オイルと、今の『シャブシャブの』オイルは、単に粘度を下げただけでなく、油膜保持の原理が違うということです。
 しかし一部のヒトはそれが理解出来ず、『粘度が高いほど高性能。0W-20がマトモに潤滑出来るはずがない』と思い込んでいます。
 それが、『エンジンによくない』などという発言につながっています。

 但し。

①古いエンジンの場合、オイルポンプは粘度が高いオイルで必要な油圧が得られる様に設計されていますが、ここに0W-20などのオイルを入れると、オイルがシャブ過ぎて十分な油圧が得られなくなることがあります。
 こういう違いがあり、『古い設計のエンジンには、最新のオイルを入れたらダメ』『最新のエンジンに、昔の規格のオイルを入れたらダメ』とされています。

②古いエンジンに浸透性が高い最新のオイルを入れると、実際の現象としてオイル漏れがひどくなります。
 但しこれは、多くのヒトが勘違いしています。
 オイル漏れがひどくなるのは、加工精度の違いではありません。単に古いエンジンでシールやガスケット類が劣化していたり、シリンダやヘッド、タペットカバーなどが変形しており、オイルが漏れ易くなっているだけです。追加工まで含めて完全にオーバーホールすれば、オイル漏れは起こりません。(但し古い設計のエンジンは、上記のように低粘度のオイルでは油圧が十分上がらない可能性があり、エンジンの設計年度に見合ったオイルを入れるべきではあります。)

 尚、最後に。

>添加物でごまかしているのですか

・・・元々鉱物油は、大量の添加剤を入れて特性を改質しないと、潤滑剤として使えませんでした。(まぁ鉱物油も、産地によって潤滑油に向き/不向きがあるのですが・・・例えば、よい添加剤が無かった時代、特にパラフィン成分が多い米国ペンシルベニア産のオイルが最高級エンジンオイルだった時代もありました。このペンシルベニア・オイルが、現代の『ペンズオイル』の由来です。)
 また化学合成油は、それ自体が添加剤の様なものです。
 販売されている全ての添加剤が、とまでは言いませんが、殆どの添加剤は入れる意味がない、と言っておきます。
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0W-20が指定粘度としてなっているなら問題はない。


メーカーがしっかりと動作確認をとっているのですから。

ただ、お財布の話をしたら、よくないこともあるね。でも、値段が変わらないところもあるから、それなら、お財布的には同じってことになる。

5W-30が指定粘度で、0W-20が含まれていない車種なら、エンジンにはよくないですからね・・・
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この数値は、特定の温度時(2ヶ所点)での粘性を表していますから、


油膜が切れる粘性範囲を超える使い方をすると悪い。
(質問者はそれくらい知ってると思う)
(数値)W-(数値);左の数値は冷たい時、右の数値は熱い時
冷たい時は主に始動性の硬さがセルモーターの負担目安。
熱い時は、高温時の油膜切れの目安。

粘性が増せば油膜は切れ難いが、燃費が悪くなる。
何処に重点を置くかの話。

0W-20が作られたのには良い新添加剤が出来て、
高温でも油膜が切れにくくなった背景が有ります。
ベースオイルは柔らかい目で、添加剤で高温に強くしていると言えます。
添加剤が効いている限り焼き付きは起こり難いと言える。
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SD SE SF SG SH SI SJ SM 添加剤技術の向上を、ごまかしていると言うのなら、確かにごまかしていますね(笑)粘度が高い方が、いいオイルだと信じているのは、頭の中が昔のままの、高齢者の特徴。

「0 W 20 サラサラのオイルですが 何」の回答画像6
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古い設計の、つまり粘度が30~くらいを前提に設計されているエンジンだと、各部位のクリアランス(すき間)が広すぎて、さらさらエンジンオイルが想定以上に漏れてしまうことがあります。

いわゆるオイル上がりやオイル下がりといった症状ですね。
エンジンオイルは規定量があればおおよそのトラブルは起きないのですが、規定量を下回って足りなくなると、十分な潤滑ができなくてエンジンの焼き付きなどを起こしてしまう可能性が出てきます。

なので、どんなクルマでもサラサラ高性能なエンジンオイルを使えば良いというわけではないのです。
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質問の意味がよくわからんのだけど・・・


0-20が悪いって事はない
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エンジンに良くないという情報を得たところに良くない理由は書いてなかったのですか?


もう10年以上乗用車の推奨オイルは 0W-20 の傾向です。

特に問題はありませんし添加物はどのエンジンオイルにも入っていますし、エンジンオイルにも種類がありエンジン内部での動作には違いがあります。

現在一般入手可能なエンジンオイルの 0W-20 は指定条件を満たした規格のものがほとんどなので使用に問題は起きません。

ただ、個人的には高回転で使用したり高負荷を掛ける車にはそれ相応のオイルを入れる方が良いと考えます。
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燃費のためには抵抗を少なくするためにオイルの開発とエンジンの改善を行ったのかもしれません。

わたしは二種類のオイルが推奨されてましたので、5w-30に変更しています。
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財布には良くない。

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