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日商簿記と全商簿記の違いはなんですか?就職でどれぐらい使えるかや、難易度などお聞きしたいです

A 回答 (2件)

簿記の試験には「日商簿記」「全経簿記」「全商簿記」の3つがあります。


 ⇒昔は地域に根差した簿記の試験があったが、最近は情報がないので多分世間一般で通用するのはこの3つだけだとおもう。


まず、これらは主催者団体が異なります
日商簿記:日本商工会議所
全経簿記:全国経理教育協会
全商簿記:全国商業高等学校協会


知名度としては
近年においてはどれ値知名度はある。
だが、社会的評価という点では
日商簿記がダントツであり、私が勉強していた40年ほど前から、他の簿記検定に対して「日商簿記に置きなおすと何級ですか?」と尋ねられるように、簿記資格の指標。
全経簿記は各級の難易度から日商簿記に比肩するが、少し下に見られてしまう。
全商簿記は日商簿記に比べて完全に1つ下の級として評価されることから、3つの中では一番下。


難易度については
次の順で難易度が下がっていく
 日商簿記1級または全経簿記上級
 全経簿記1級
 全商簿記1級(科目の範囲が日商簿記2級より広い)
 日商簿記2級

特に【最高難度】であり2つは
・日商簿記1級が『大卒程度』とされており、且、合格者には税理士試験の受験資格が付与される。
・全経簿記上級も合格者には税理士試験の受験資格が付与されるという点で日商簿記1級と同じだが、難易度は日商よりも高い

また、私が学んでいた商業課(高校)のテキストでレベルを書くと
 簿記Ⅰ 日商簿記3級。全商簿記3級
 簿記Ⅱ 日商簿記2級(ただし商業簿記の部分)。全商簿記2級
 工業簿記 日商簿記2級(ただし工業簿記の部分)。全商簿記1級(ただし工業簿記のみ)
 簿記Ⅲ 全商簿記1級(ただし会計学・商業簿記の部分)


なお、税理士の受験資格は「大学で一定の単位取得」でも取得できるので、日商簿記1級や全経簿記上級の合格は必須ではないが、知識としては必要である。
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日商簿記は大学生や社会人など一般向け、


全商簿記は主に商業高校の生徒向けの簿記検定です。



日商簿記検定3級で問われるのは、主に商業簿記の基礎知識です。
合格に必要な目安の勉強時間は50~70時間なので、
初心者でも挑戦しやすい試験だと言えるでしょう。
実際、日商簿記検定を初めて受験する人の多くは、
この3級からスタートしています。

3級が取得できれば、経理関連書類の処理や青色申告書類の
作成などができるようになるでしょう。

日商簿記検定2級は、3級よりもさらに試験範囲が広がり、
経理や会計分野でプロフェッショナルを目指すなら
取っておきたい資格です。

目安の合格勉強時間は200時間と、3級の3~4倍ほど必要ですが、
商業簿記や工業簿記全体の知識を習得することができます。

また、経営管理や財務担当者に必要な財務諸表の数字を読み解く力が
得られ、企業の経営内容を把握することも可能になるでしょう。
さらに、実務経験にはもちろん、
転職にも生かすことができるので取っておいて損はありません。

日商簿記検定1級は、税理士や公認会計士を目指している人たちの
登竜門となっている難関資格です。

特に税理士を目指している人は、受験資格として
1級の取得が必須条件なので、必ず取っておかなくてはいけません。

目安の合格勉強時間も1000時間ほど必要ですが、
この分野を極めたいのなら、取得を目指す価値は高いでしょう。



全商簿記検定は基礎的な経理や会計分野を学びたい学生向けの検定です。
そのため、受験者の多くは、商業高校の生徒となっています。
あくまでも、学校で学んだ内容の復習としての側面が強い検定なので、
日商簿記検定に比べると難易度は低めだと言えるでしょう。


全商簿記3級の試験範囲は、主に会計処理に関するもので、個人商店を想定した商業簿記の取引や記帳、決算などが問われます。

全商簿記2級の試験範囲は、3級よりさらに専門性の高い商業簿記に加えて、株式会社の基本的な会計処理に関しても出題されるでしょう。

最後に、1級の試験範囲は、「会計」と「原価計算」に科目が分かれていて、両方に合格しないと1級を取得することはできません。
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