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麻布の笄小学校の五年生のとき、その頃は疎開で地方に出ていく子が多く、寂しくなるいっぽうだった私たちの学年に、珍しく転校生が入ってきた。
もともとは女子、男子に分かれていた組も、みんな一まとめにされるほど僅かな生徒しか残っていなかった。坂道の多い麻布の学校の行き帰り、家の方向が同じで、いつともなくいっしょに歩くことが多くなった私たちは、でも口をきくのも困ってしまう妙な年頃だった。後になり先になりしながらぶらぶらと歩いているうちに、我が家へ曲がる道に来てしまう。朝の登校時、道端にしゃがんで虫を捕まえている彼に出会うこともよくあった。もしかすると私を待っていてくれたのかもしれないと、今これを書いていて気が付いた。

問一 「口を聞くのも困ってしまう妙な年頃」について、その理由を答えなさい。

この問題の答えが分からないです。教えてください。

A 回答 (2件)

小学校の五年生は「第二次性徴期」ですから。

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好奇心はあるものの、自分のほうから積極的に他者に関わっていくほどの勇気までは持てない年頃だった。

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