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平等についての面白い実験があります。
二匹のサルに同じ仕事をさせて一方のサルにはキュウリをあげて、もう一方のサルにはブドウをあげます。これを数回繰り返すとキュウリしかもらえないサルは、もらったキュウリを投げ捨て床をどんどん叩いて「俺にもブドウをよこせ!」と怒るのです。
これはサルは「不平等だ!」と怒っているのです。つまりサルは不平等と言う感覚を持っているのです。と言うことはサルもまた平等、不平等をすでに分かっていると言うことになります。また怒ると言うことは「それは正しくない」から怒るのです。そうであればサルは正しい、正しくないと言う感覚も持っているのです。と言うことはサルも正しい、正しくないとは何かが分かっていると言えます。このように動物には平等や正しいという感覚は生まれつき備わっていると言えるでしょう。

質問者からの補足コメント

  • 私たち人間は平等や善悪と言う感覚を言葉にすることは出来ましたが、しかし現在でも平等とは何か?自由とは何か?善とは何か?の答えを持っていないのです。私は善の意味などを分かって初めて人間は万物の霊長であると威張れるのではないでしょうか。

      補足日時:2022/09/11 19:47

A 回答 (2件)

サルはともかく、平等とか善悪とかは


「実体」ではない。どこまでも「関係」の概念です。
ゆえに、一人の人間がはじめから善人であるとか、悪人であるとか決めることはできない。
「善人でも大善に反対すれば直ちに大悪に陥り、悪人でも大悪に反対すれば忽に大善になる」
又、悪と言えでも善を証明するために必要な存在ともいえる。

トルストイは
「宗教のみが人間の平等を樹立する」と言ったが、深い意味がある。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

上記の実験においてサルが、平等、不平等の概念がないならばサルは怒らないはずですよね。しかしサルは不平等であると怒った。それはサルにも平等、不平等の感覚があるんです。ただそれを言葉に出来ていないだけです。もしサルが言葉を知っていればサルは「それは不平等じゃないか!!」と怒鳴ったと思うのです。そして不平等であることに怒ったと言うことは不平等は正しくないと言うことも知っているんですね。
ですから人間だけではなく平等や善悪や愛や美や悲しみや喜びなどの概念さえも本来動物たちは知っていると言えるのではないでしょうか。
このようなことを哲学で考えれば善とは何か?が人間にも分かってくるのではないでしょうか。善悪は生得的なのです。善悪などは私たち人間が理性で作り出すものではなく理性で発見するものなのです。

お礼日時:2022/09/11 19:40

人間と比べてどの程度そういった概念の認識ができているのかという問題がありますが、少なくとも直感的に不平等と言うのは不愉快なことであるということは感じているようですね。

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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

そうなんですよ。人間は平等、不平等、善悪と言う感覚を言葉にすることはできましたが、まだ「平等とは何か?善悪とは何か?」が分からないでいるのです。そのように考えればサルも人間もあまり変わらないと言えるのです。

お礼日時:2022/09/10 23:40

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