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I am indebted to my father for living, but to my teacher for living well.
生を受けた事を父に感謝し、賢く生き術を教えてくれた事を師に感謝す。

上記は、アレクサンダー大王の名言です。
"for living"の表現について、
「生計」を立てるという意味で、"for a living"のように不定冠詞をつけた表現はよく目にするのですが、その場合の"living"は「生活」という意味になります。無冠詞、すなわち動名詞?の場合は、「生を受けた」という意味になるのでしょうか。「生を受けた」なら、"a life"や"a birth"になぜならないのでしょうか。
アレクサンダー大王は、マケドニアの人なので、翻訳家が英訳したのでしょうが、その英語表現は正しいはずなので宜しくお願い致します。

つきましては、次の点ご教示願います。
①なぜ、for livingで生を受けたという意味になるのか。(for a life/birthのほうが適切だが、for living wellと対比させるために、不自然な表現をあえて使った?)
②for livingとfor a livingの違い

A 回答 (13件中1~10件)

質問に対する回答は、あとで気が向いたら書きます。

まずは、その名言の英訳は、
I am indebted to my father for living, but to my teacher for living well.
質問者さんの引用したその文章通り広く普及しているようです。そしてそのギリシャ語原文は

Εις μεν τον πατέρα μου οφείλω το ζην, εις δε τον διδάσκαλό μου το ευ ζην.

だそうです。しかし僕はギリシャ語が読めません。(でも、回答者の中には読める人もいるかもしれないので、ここに参考として残しておきます。)

そしてそのギリシャ語原文のフランス語訳として適切なのは、次のものだそうです。

(1) Je dois la vie à mon père, l’art de vivre à mon maitre.

(2) Je dois à mon père de m'avoir donné la vie, mais à mon précepteur de m'avoir appris à vivre. (Jean Delisle, Marco A. Fiola による仏訳)

上記2つの仏訳の出典:
https://french.stackexchange.com/questions/41174 …

(1) の仏訳の意味は、
「生を受けたこと (la vie つまり the life) は私の父のおかげであり、生き方(l'art de vivre つまり the art of living)は私の教師のおかげである」
というようなものだと思います。

(2) の仏訳の意味は、「
私を生み出してくれたのは私の父だが、生き方を教えてくれたのは私の家庭教師 (la precepteur つまり貴族などの子弟に個人教授する教師) だ」
というような意味だと思います。

というわけで、掲題の英訳は、仏訳として提示されているものとだいたい同じような意味だと思うので、おそらくはこの英訳は原文のギリシャ語にかなり忠実だろうと思います。
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この回答へのお礼

提示文英訳の正確性の評価有難うございます。

お礼日時:2022/11/03 17:36

ギリシャ語オリジナル:「Εις μεν τον πατέρα μου οφείλω το ζην, εις δε τον διδάσκαλό μου το ευ ζην. 」=「生きていることは私の父に感謝するし、よく生きていることには先生に感謝する。


Living wellは、ここでは「人間性、人格、自律性」の三位一体であり、必ずしも物質的な快適さを意味するものではありません。
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この回答へのお礼

原文の紹介ありがとうございます。

お礼日時:2022/11/03 17:37

I am indebted to my father for living, but to my teacher for living well.



この英文を見た時、僕は二通りの意味合いを感じ取ります。

(1) 父親が生きてくれたことに感謝。先生がよく生きてくれたことに感謝。

(2) 私が生きていることは、父親のおかげ。私がよく生きることができているのは、教師のおかげ。

しかしこの名言を、No. 2 に挙げた仏訳では (1) の意味はなくて、(2) の意味だけを表現しています。

英文での indebted to [someone] for [something] の言い回しは、次のような意味合いで使うのだとネット上の辞書には書いています。

(3) He was indebted to her for nursing him through pneumonia.

上の英文では、nursing him... とありますから「彼女が彼を看護してくれたこと」に感謝しているという意味になります。つまり for のあとは、「~してくれたこと」について感謝している(恩を受けている)、という意味の言葉がつくのです。しかし、for のあとに名詞句が来て

He was indebted to his friend for a large sum.

のように使うこともあります。だから名言の英訳の for のあとには、「私が生を受けたこと(つまり私の生命・人生」に関して父に感謝している、という意味にもなれば、「父が生きてくれたこと」に関して感謝する、という意味にもなるはずです。

しかしこの名言のギリシャ語原文は、フランス語訳から判断する限りは、そのうちの一つの意味(つまり私が生を受けたこと」)という意味であったらしいのです。

ともかくこういう古い名言は、たとえ原文が英語であったとしても古い英語であるので、現代英語の観点から見て判断しても仕方がないと思います。ほんの 100 年、200年、300年しか経っていない英文でも、現代英語からはかなり外れた書き方をします。日本語でも、たった 100 年前の日本語でも現代日本語と大いに違いますね。

ましてや、原文がギリシャ語となっており、それを古い英語で訳したように見える今回のような英文を、現代英語の観点から解釈しても仕方ないと思います。したがって、「どうやらこういう意味で書いてあるらしい」と思って、適当に流すしかありません。少なくとも僕は、すでに挙げたフランス語訳が一通りの解釈しかできないように訳してあるので、それを信用しておきたいと思っています。
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この回答へのお礼

私が質問している内容は、古英語だから、現代英語では回答できないということでしょうか。
そう結論付けてしまうとそこで終わってしまうのですが…。

お礼日時:2022/11/03 17:49

>>①なぜ、for livingで生を受けたという意味になるのか。

(for a life/birthのほうが適切だが、for living wellと対比させるために、不自然な表現をあえて使った?)

for living は、for my living つまり for my life あるいは for the fact that I live という意味合いだろうと思います。しかし for living とだけ書いたら、for his living (つまり for the life of my father; for the fact that my father lives) という意味にもなってしまうはずです。しかしこの英訳では、ギリシャ語原文をそのまま忠実に直訳して、for living とだけ書いたのだろうと思います。その点で言うと、フランス語訳ならばおそらく「私が生を受けたこと」という意味でしか解釈できないだろうと思います。

>>②for livingとfor a livingの違い

for living は「生きていること」についてということですが、for a living なら「生計を立てていること」という意味になるんだろうと思います。
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この回答へのお礼

すみません、私が質問していることにフランス語がどう関係するのでしょうか。
より複雑化してしまうのですが…。

お礼日時:2022/11/03 17:52

>「Εις μεν τον πατέρα μου οφείλω το ζην, εις δε τον διδάσκαλό μου το ευ ζην. 」を英訳すると


「I owe my father my livelihood and my teacher my well-being.」となります。
「To on the one hand my father I owe the livelihood, to and my teacher the well-being.」が逐語英訳になります。
だから、日本語訳は
「父には生活の糧を、先生には幸福を与えてもらっている。」となります。

▼(参考)https://el.wiktionary.org/wiki/%CE%B6%CE%B7%CE%BD
「το ευ ζην: η ζωή που χαρακτηρίζεται από ποιότητα και πληρότητα
(well-being: a life characterised by quality and wholeness)

στους γονείς μου οφείλω το ζην και στο δάσκαλό μου το ευ ζην
(to my parents I owe my livelihood and to my teacher my well-being)」
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

ギリシア語原文が、父から生を受けたことと意味しているということですね。

お礼日時:2022/11/03 17:54

能天気さんは古典ギリシャ語が読めるのですね。

すごい。それから、他の質問スレッドを見ていると、サンスクリット語についての質問にも答えておられるので、いろんな古典語にお詳しいようですね。
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この回答へのお礼

私の質問は、どこへ言ったのでしょうか。
完全に違う方向へ進んでいます…。

お礼日時:2022/11/03 17:56

for living の livingは「生きている」


という意味です。

the animals living on the sand
砂地に棲息する動物

for a living は慣用句。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

参考にします。

お礼日時:2022/11/03 17:56

>>①なぜ、for livingで生を受けたという意味になるのか。

(for a life/birthのほうが適切だが、for living wellと対比させるために、不自然な表現をあえて使った?)

living とは「(人や動物や植物が)生きていること、生活していること」という意味ですね。いま生きていること、ということは、言い換えれば生まれてきたことでもあります。そうなれば、「生を受けたこと」という訳し方になることも当然のことながらありますね。

ただ、for living とだけ言うと、この文脈では「私が生を受けたこと」という意味にも「私の父が生を受けたこと(あるいは父が生きていてくれたこと」という意味にもなります。するとこの名言の英訳の前半の意味は「私が生を受けたことは父親のおかげ」という意味にもなるし、「父親が生きていてくれたことに私は感謝」という意味にもなるはずです。

しかしフランス語訳はそのうちの一方である「私が生を受けたことは父親のおかげ」という意味にしか解釈できないと思います。そして能天気さんの解説によれば、ギリシャ語原文の意味もやはり「私が生を受けたことは父のおかげ」という意味にしか解釈できないことになります。


>>②for livingとfor a livingの違い

living とだけ言うとすでに言ったように「生きていること、生活していること」という意味ですが、a living となると「生計を立てていること(立てること)」つまりお金を稼いで生活を維持することという意味になると言うことは、辞書で確認できます。実はその他に、OED Online (The OED Third Edition) によると「教会での地位」(つまり教会内で就いている職種・身分)という意味にもなるそうです。いずれにしても、living だけなら広い意味ですが、a living となると、不定冠詞がつくのでその分だけ意味が具体化・特殊化されて、その結果としてお金を稼いだり権限を得たりするための手段という意味になるわけです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

私の質問に対して、やっとご回答をいただきましたが、申し訳ありませんが、話が脇道に逸れてしまっていました。
原文のギリシア語の議論ならまだしも、フランス語で複雑化しています。
for livingと動名詞の主語が省略された場合、主語は、文の主語が一般的ということにはならないのでしょうか。
父が主語であることをネイティブは連想するのでしょうか。

>living だけなら広い意味ですが、a living となると、不定冠詞がつくのでその分だけ意味が具体化・特殊化されて、その結果としてお金を稼いだり権限を得たりするための手段という意味になるわけです。
名詞で毛でなく動名詞も冠詞がつくことで具体化するのですね。
勉強になりました。

お礼日時:2022/11/03 18:05

なぜフランス語訳が問題になるのかとおっしゃいましたね。

英語はあいまいだから、ギリシャ語原文を正確に訳しているとは言えないかもしれないからです。フランス語訳を見て初めて、ギリシャ語原文の本来の意味らしきものに近づけたのです。文句ばかり言わず、僕の言いたいことの真意をつかんでください。つかめないなら黙っていてください。
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この回答へのお礼

逆に、もう私の質問を無視していただいて結構です。

お礼日時:2022/11/03 18:20

>ギリシア語原文が、父から生を受けたことと意味しているということですね。



▼「ζην」は 動詞「ζῶ」の直説法現在形の「不定詞」です。英語に直すと「to live」ということです。
古代ギリシャ語の不定詞は「名詞」の役割を持っています。ですから「生きること」というような意味になります。
これを「生を受けたこと」と訳す人もいるでしょうし、「生活すること」と訳す人もいるでしょう。文脈に沿って訳せばいいと思います。
翻ってこの「Εις μεν τον πατέρα μου οφείλω το ζην, εις δε τον διδάσκαλό μου το ευ ζην.」の文脈ではどうでしょうか。
「父から教えてもらうことと教師から教えてもらうこと」を比較しています。
それを考慮すると、「父からは生きるすべを、先生からは健康で幸福な生き方」を学んだと解釈するのが妥当と思われます。
俗にいえば「父から稼ぎ方、先生から幸福な生き方」を与えてもらって感謝している、ということです。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

原文の意味については分かったのですが、私の質問については如何でしょうか?

お礼日時:2022/11/06 22:44

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