2年付き合った彼と今年中に結婚することになった28歳女です。
ただ、タイトル通りわたしの父はギャンブル狂いで借金癖があり、しかもいまは無職という状態です。働かないまま3年が過ぎ(ギャンブルは相変わらずしています)、母は家を出ました。
と、ここまではわたしの家族の内の問題で済むのですが、いざ結婚することになって、父の借金の取り立てが彼や彼の職場、家族にまで及ばないかということが心配でなりません。
父の借金先や額ははっきり分かりませんが、100万円くらいだと思います。無職なので、これからも増え続けるはずです。消費者金融や知人から借りているようですが、もしかしたら闇金に手を出しているかもしれません。
なので、なんとか結婚前に縁を切りたいのですが、どうすれば完璧に縁が切れるでしょうか?
母はもう父とは離婚してもよいと思っているようですが、父は当然母の親戚一同の連絡先を知っています。もし両親が離婚して、戸籍を抜いて母のほうに移し、なおかつ結婚の報告もせず居場所も教えない…というくらいの措置をすれば大丈夫かとは思いますが、母の親戚に追っ手がきて結局わたしのもとにまわってくるかもしれないと思うと不安でなりません。
もちろん、母や母の親戚が困ることになれば、わたしも当事者として協力しますが、結婚相手側にだけはなんとしても迷惑をかけたくないのです。
切実な悩みです。どなたかアドバイスをお願いいたします。
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
こんばんは。
まず、お母さんは、夫婦は、その結婚生活に必要な費用(「日常家事債務」といいます)を、連帯して負担しなければなりません(民法761条)が、ギャンブルは、日常の家事とは言えないですから、連帯保証人にでもなっていない限り、返済義務はないといえます。 もし「日常家事債務」と判断されれば、たとえ夫の名前でなされた出費であっても、妻も連帯して支払い義務を負いますが、文面からはそうは伺えませんから大丈夫でしょう。
次に、お子さんであるあなたについては、借金も財産ですから生前は贈与してもらえません。つまり、お父さんが亡くなられて(失礼)はじめて、その財産(負の財産ですね)を相続するかどうか決めればいいです。勿論、放棄してください。
まして、あなたの未来のご主人は、借金に対して何の義務もありません。
しかし、ご心配のように、家族や親族縁者への取り立てが後を絶ちません。
そのため、「貸金業の規制等に関する法律」(貸金業法)21条1項は、「貸金業者又は貸金業者の貸付けの契約に基づく債権の取立てについて貸金業者その他の者から委託を受けた者は、貸付けの契約に基づく債権の取立てをするに当たつて、人を威迫し又はその私生活若しくは業務の平穏を害するような言動により、その者を困惑させてはならない」と定め、これに違反した業者には罰則(同法48条)や業務停止処分(同法36条)を課すことができるとしています。
また、貸金業の業界団体である貸金業協会は、ガイドラインで法律上支払義務のない者に対し、支払請求をしたり、必要以上に取立てへの協力を要求することについて、禁止しています。
そこで、もしそういうことがあれば、その金融業者が所属する各都道府県の貸金業協会や所管官庁(事業所が2つ以上の都道府県にまたがる業者の場合は各地方の財務局、事業所が1つの都道府県内にある業者の場合は都道府県)に相談してください。
http://www.houko.com/00/01/S58/032.HTM
この法律に頼らなくても良い事をお祈りします。
もし、そういうことがあっても、毅然と対応して下さいネ。そして、理論武装しておきましょう。備えあれば憂いなしです。
最後に、この世の大抵のことは「案ずるより生むが安し」ですよ。私の、座右の銘です。
参考URL:http://www.houko.com/00/01/S58/032.HTM
No.4
- 回答日時:
NO3です。
お節介を承知で言わせてもらいます。「結婚を思いとどまる」という選択は生半可な決断ではないでしょう。質問者さんの心痛を御察しします。しかしです、結論を出すのがちょっと早すぎませんか? 私の回答は現実社会を少なからず透写したものであると自負します。しかし私の回答の真意は「現実はそんなにあまくはない」ということではありますが、逆に言い方をすれば「しっかりと対策を立てさえすれば闇金など恐れるにたらず」ということなのです。
世の女性たちが言いように形にはめられているのも事実です。しかし彼女たちに共通しているのは「だれにも頼れずに正常な判断能力を失っている状態」に追い込まれそこを突かれているのであり、逆に「闇金の特性を理解して効果的な対策を立てれた人」が食い物にされることは皆無です。怖い時は怖いと素直に人を頼ってください。それができない小心な女性ほど被害にあいやすいのです。是非にも発想を転換してください。さもないと問題の本質的な解決には一生いたりません。
いざというときには弁護士を中心に警察、都道府県庁、場合によっては探偵なども交えてことにあたることになります。しかし闇金との戦いなどそんなに長期戦にはなりません。あなたを助けてくれる専門家たちの力量を過小評価してはなりません。闇金もプロならそれに対峙する専門家集団もプロなのです。あなた個人では太刀打ちできない事案でも、きっと満足のいく結果をだしてくれるはずです。
闇金の立場になって考えてください。奴らは「取りやすいところか効率的に」取りたいのです。奴らはビジネスとして金を貸し、取り立てているのです。あえて専門家たちが脇をかためる人間に、しかも法的根拠なく取り立ててやろうなどという考えは毛頭ありません。そんなめんどくさいことにいちいち付き合っていては仕事になりませんから。彼らはヤクザじみていますがヤクザではありません。なので「顔」よりも「実益」を優先させるのです。
何も対策を講じないでビクビクおびえているのは愚か者のすることです。必要なのはほんのちょっとの勇紀だけです。
必要な対策を講じるのであれば何も恐れることはありません。質問者さんの場合伴侶の協力を得れるはずです。何を躊躇することがありますか。
生意気ですが一応既婚の男性の代表として言わせてもらいます。男がてめえのカミさんの実家のごたごたぐらいでびびったりするわけがありません。むしろあなたやあなたの母親が不当な暴力にさらされないように、先頭にたって戦ってくれるはずです。男という生物をもっと信頼しましょう。男にとっては家族を守るということは苦痛でもなんでもなく、むしろ生きがいであり「唯一の存在意義」だと知るべきです。
他人にこんなこと指図されたくはないでしょうが、このサイトを一度彼に見せてみてはいかがでしょうか。それでビビるような男なら頼りになりませんから結果としてあなたの決断が正しいのかもしれません。
気分を害してしまったでしょうが、どうぞお許しください。おせっかいやきの老婆心ですので、このコメントが参考にならなかったのならどうぞ忘れてください。ではがんばってくださいね。自分自身と未来の家族のために。影ながら応援しております。
再度、アドバイスいただきありがとうございます。
正直わたしも精神的に疲弊しており、判断力がきちんと働いていないのかもしれません。
そんなときに、このような強いお言葉をいただき、目が覚める思いがすると同時に、やるべきことをやらなければという勇気が湧いてきました。
ほんとうに、goriate様(ゴリアテ…お名前からしてお強そうです!)のような方に守ってもらえる奥様はお幸せな方ですね。
結局、なにをも犠牲にしたくないという甘えだったのだと思います。
金銭的な困窮のために、弁護士などに依頼することはできないかもしれない…いまは受け入れてくれても、彼がいずれわたしのことを負担に思う日がくるのかもしれない…わたしの幸せは父によって奪われてしまうのか…
などとネガティブな思いばかりが去来し、現実を受け入れてそのための対策を練るまでに気持ちの整理がつきませんでした。
それならば、いっそ父から遠く離れるか、彼との結婚をあきらめるしかない。
そういう風に逃げることで自分を守りたかったのかもしれません。
でも、「守ってくれる」という彼のことばを信じます。そして、わたしも彼を全力で守りたいと思います。わたしにできることは、きちんと知識をつけて、来るべき日に備えること、母を守ること、もちろん彼との幸せを守ることだけですよね。
法律の勉強や、闇金関係の情報を集めたりしてみたいと思います。
ほんとうにありがとうございました。
また行き詰まったら、ご相談させていただいてもよろしいですか?
よろしくお願いいたします。
No.3
- 回答日時:
ひとつだけ質問者さんが勘違いしているであろうことを忠告させてください。
両親が離婚して戸籍を母の方に移して結婚の報告もせず居場所を教えなければ大丈夫
→とありましたが、それはちょっと考えが甘いです。確かに戸籍法や住民基本台帳法には「戸籍謄本の写し」(今は戸籍全部事項証明書という)や「住民票」の請求権者というのが規定されており、他人がむやみに請求できるものではありません。よって離婚が成立すれば母と父とは他人になりますが、あなたと父の関係は依然「親子」であり法的な請求権者足りうるのです。だからあなたの母の戸籍謄本を請求する権利はなくても、子であるあなたの戸籍謄本を請求する権利はあるのです。おわかりだと思いますが、この2つの謄本は同一の物です。
ですから父がその気になればあなたの講じようとしている措置などなんの意味もありません。考えてみてください、他人であるはずの探偵や悪徳業者がいとも簡単に入手できる程度の情報です。違法か合法かなどの話をしているのではありません。実際問題として戸籍や住民票の記載情報などに完全なるプロテクトはかけられないのです。(閲覧は誰でも簡単にできますし、郵送という手段を使えばだれでも簡単に戸籍など手に入ります。ためしにご自分の戸籍謄本を郵送で取り寄せてみてください。仮に友達の家に届くように住所を記載しても問題なく届きますから)
行政側も無権利者からの開示請求を極力拒否したいのが本音でその為の対応も個別に取られてはいます。しかし基本は「情報開示」が原則なのであり、行政側の対応には自ずと限界があるのです。例えば借金で夜逃げした人を住民票から追跡しようとする場合などを考えてみてください。この場合役所の窓口で「金銭消費貸借契約書」を持参した自称債権者が住民票の写しを請求したとします。そのとき役所の係員には「形式的審査権」しかありませんから、その契約書が本物なのかどうかさえわからないのです。もちろん夜逃げしているのですから役所側も本人に確認を取ることすらできません。よって住民基本台帳法の規定にあるとおり「利害関係者からの請求」として写しを出さざるをえないのです。
ちなみにあなたや母の抜けた後の父の戸籍には何と書かれるのかご存知でしょうか。あなたと母の記載の末尾に「何月何日離婚を原因として〇〇戸籍へ転籍」と記載されています。その〇〇の部分はもろに母の戸籍情報ですので、父は自分の戸籍をみるだけであなたや母の戸籍まで難なくたどりつけるのです。これはたとえ10回転籍を繰り返しても意味はなく、延々とたどれるようになっています。というかむしろ戸籍とはその為にあるのですから。
さらに言うと、結婚前に戸籍を転籍するのは別の問題がでてきます。それは転籍自体が通常不自然なことだからです。婚姻届を出す際にはあなたの本籍のある市町村に婚姻届を提出する場合を除き、かならずあなたの戸籍謄本が必要になります。そのときに相手の親御さんとしては嫁になる人間の素性には興味をしめすものです。(かたくなに見せないというわけにはいかないですし、そんなことをすれば更に疑心をいだかれるでしょう)その時までに相手のご両親に事の経緯を説明してあれば良いですが、そうではなくむしろ知られたくないからこそ父の戸籍から抜けているのであれば、とても印象を害することになってしまうでしょう。なぜなら戸籍をみれば「何月何日離婚を原因として〇〇(父の戸籍情報)から転籍」と書かれているのですから。
まだ相手のご両親だけならいいですが、結婚というのは家と家のつながりですから、思わぬところから横槍が入ることも多々あります。まったく音沙汰のないと遠縁の親戚が「寿調査」をするなんてこともあるのです。まあ家柄によりけりですからそこまでの心配は杞憂かもしれませんが、あまり不用意に戸籍はいじらないほうが無難です。むしろ先にあなた方の婚姻届を提出してから両親を離婚させた方が順序としてはいいように思います。そうすればあなたの旦那さまの戸籍には「何月何日婚姻を原因として〇〇(父の戸籍)戸籍より転籍」と、通常通りの記載になりますから。(あなたが抜けた後の戸籍の情報に変更があっても、それはもうあなたには関係ないことなので、いっさい記載に影響ありません)
長々と書きましたが私の言いたかったことは、「現行の制度を信用しすぎないこと」です。よくよくシステムを理解しておかないと痛い目をみてからではおそいですし。
ちなみにあなたやあなたのパートナーが追うべき法的責任については、わたしもNO1、NO2さんの意見と同じです。ただしあくまで「法的な責任」について言えばの話であり、実際問題としてあなた方の生活の平穏を害する可能性は多分にあると思われます。取立て屋は「なあ親父が払えんのなら娘が払うのがスジとちゃうんか」くらいのことは平気でいってきます。そしてその時点でもなおあなたがご主人に父の借金について知られまいとしていたとするなら、そのことは取立て屋は確実に看破します。(相手の弱みを嗅ぎ取る嗅覚は並ではないです)「亭主に知られたくないんだろ? まかしとき、昼間の空いた時間使って割りのいいバイトがあるから紹介したる」とまあ・・・形にはめられてしまう女性は驚くほど多いのが現状です。それも無理もないのかもしれません。「愛する家庭を守るためならいかなる苦難をもいとわない」というのが女性の本質でしょう。いわばその女性の持つ特性をたくみに利用されてしまうのです。もちろん言うまでもなく違法な行為であり、あなたに法的な責任はまったくないのです。・・・ただ「債権取立ての実務」を甘くみてはいけません。彼らは「ないところ、でないところから金を取る」為のスペシャリストです。個人では太刀打ちできるものではありません。ですからもしそのような事態に発展したのならすぐに弁護士、警察、都道府県の金融業監督部署との連携を取ってチームで対応するようにしてください。そしてなにより大事なのはあなたの旦那さまの協力です。先ほども申したように「旦那に知られたくない」という思いが世の女性たちを結果的には苦しめているのだということをわすれないでうださい。できれば結婚前に2人でじっくり話し合うことをお勧めします。ではがんばってくださいね
厳しいお言葉ありがとうございました。
まさに、わたしが不安に思っているところをずはりついていただきました。
ただ、わたしは婚約者に「知られたくない」ことなどありませんし、家庭の事情についても全てお話ししています。
なので、卑怯な取り立てに屈することはないと思うのですが、どうしても彼の人生(仕事や彼の家族)にだけは絶対に迷惑をかけたくないと強く思います。
もちろん、結婚すればわたしと彼の二人で協力して乗り越えるべきだと言われるかもしれません。
でも、わたしが彼にできることは、わたしの家族の煩いを背負わせないということのように思えてなりません。
お教えいただいた現行のシステムを考えると、わたしは彼と結婚しない(籍を入れない)ことが一番のようですね。
彼や母に相談してみます。
忌憚なきご意見、ありがとうございました。
「現実」がクリアに見えて、一歩前に進めるような気がします。
ほんとうにありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
「いざ結婚することになって、父の借金の取り立てが彼や彼の職場、家族にまで及ばないかということが心配でなりません」
→彼はあなたのお父さんの連帯保証人になっていないのでしょう?何も関係ありません。心配いりません。
「もし両親が離婚して、戸籍を抜いて母のほうに移し、なおかつ結婚の報告もせず居場所も教えない…というくらいの措置をすれば大丈夫かとは思いますが、母の親戚に追っ手がきて結局わたしのもとにまわってくるかもしれないと思うと不安でなりません」
→彼の場合と同じです。あなた、お母さん、親戚がお父さんの連帯保証人になっていないのであれば何も恐れることはありません。あなたがお書きになった通りの対処でよろしいですよ。
なお、闇金が関係のないあなたたちへ不当な返済を要求してきても、絶対に応じてはなりません。すぐに警察に相談してください。
また、民法上、離婚により夫婦の縁は切れますが、親子の縁は死ぬまで切れません。
あなたのご心痛は十分にお察しします。そんなお父さんはあなた方が一致団結して排除、つまり「勘当」して、家から追い出すしかないでしょうね。決して借金の返済など手伝ってはなりません。
彼にも前もってよくご事情を説明し、理解してもらっておいた方がいいでしょう。
どうか、がんばってください。
心強いお言葉、ありがとうございます。
気が弱っていたところなので、ほんとうに励まされました。
闇金が不当な請求をしてきたとき、断固として拒否し、然るべき対応をしようと頭では分かっているんです。でも、女一人、恐がりのわたしには、ヤクザのような人たちとやり合う自身もなく、仕返しも怖い・・・などと不安がつきません。
そんなとき、頼れるのは婚約中の彼なのですが(もちろん、私のこのような家庭の状況は知っています。)、やはり彼まで巻き込んでしまうのは絶対に嫌だと思ってしまいます。
心情的にはまだまだ悩むところ多いですが、アドバイスいただいて少し楽になりました。
ほんとうにありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
法的には、親子の縁を切ることは出来ません。
従って、親の借金は保証人になっていなければ、返済義務はありませんが、親が亡くなった場合、資産も負債も相続することとなりす。
相続の際に、財産よりも負債が多い場合は、相続の開始を知った日から3ケ月以内に、家庭裁判所に相続放棄の手続きをすれば、相続をしないで済みます。
同様な質問がありますから、下記のページをご覧ください。
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=865253
参考URL:http://www.hou-nattoku.com/consult/71.php
早速のご回答ありがとうございました。
相続放棄については、父が亡くなればすぐにでも申請しようと考えています。
ありがとうございました。
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