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東京農業大学から東大、もしくは北大の大学院への進学を本気で考えています。この間入学したばかりの1年生です。 今から準備すべきことや、しなければならないこと、有識者の方いらっしゃいましたらアドバイスいただけると幸いです。とりあえず今はTOEFLの勉強を始めています。

A 回答 (5件)

ご質問文には無い国立大学工学部の元教員です。

すでにあるご回答がすべての大学であてはまるわけではないので,少し違う点を書いておきます。
 まず英語は TOEIC も考えておいたらどうですか。ネィティブの知人に言わせると,TOEIC は練習を正しく重ねれば点数は上がるが,TOEFL は必ずしもそうではないとのこと。留学しないのなら TOEIC かなぁということでした。
 さて,僕が勤めていた研究科では,願書に受け入れ予定教員の許諾書が必須ですから,必ず事前に面談をする必要があります。修論のテーマは教員が提示しますから,あなたが卒論で何をしようと構いません。あなたの希望の研究ができるとは限りません。また8月の受験時にはまだ卒論が始まったばかりですから,その内容を詳細には質問しないし合否には影響がありません。また上述のような修論をやってもらうので,研究計画なんてのも不要です。そんなもの博士でない限り書けるはずがないからです。確かに内部学生の進学者が多い場合に受け入れを渋る先生はいますが,ともかく面談した上で,あなたがその先生の研究室の研究の何に興味をもったか,どの論文が面白かったかなどの話をした上で,受け入れを判断します。
 大問題は入試の専門科目です。1年生の数学などと3年生までの専門科目から出題されて,ある指定された数を選択します。その数は内部学生も他大学生も同じですが,ちょっと特殊な例として,環境系の研究室に入学希望の学生が農学系から受験する場合は,科目の範囲と指定数をちょっと変えています。バリバリの専門科目は,分野が違う農学系の学生には全く解けないですからね。
 とはいえ,専門科目も全員が解かないといけません。内部学生も不合格者がでます。専門の復習を夏休みに一人でやったり不十分だったりすると,すぐに不合格になります。でも内部学生で不合格になるのは数名です。これに対し他大学からの受験生だけの競争倍率は3倍以上,つまり学部入試並みになります。そして,入試成績は,合否ボーダー付近以下にしか分布しません。つまり,専門科目の入試成績は低くなるのが一般的なわけ。なぜかというと,学部の専門科目の内容が大学ごとに違うからです。同じ講義名であっても,A大学とB大学とでは内容は20%以上異なるのが普通です。ですから,過去問をダウンロードしてみると,「見たこともない問題」「全く解き方がわからない問題」「解けるけど1時間以上かかる問題」が散見されるわけです。ですから,何か独学しないと内部学生と同じ手間で正解を出すことはできないことが多いわけです。それを覚悟で受験してください。
 なお,コネで合格することはあり得ません。しかし,あなたの指導教員と受験先の予定指導教員は,ほぼ同じ分野の研究をしているなら知り合いです。受け入れを考える前に,僕らは必ずお互いに連絡し合います。勉強に対する態度だとか,挨拶がちゃんとできるかどうかとか,試験ではわからない状況を確かめています。受験する際には,必ずあなたの指導教員と相談してください。もしかしたらその指導教員が慰留するかもしれません。研究テーマや予定指導教員の人柄などを理由にね・・・
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>今から準備すべきことや、しなければならないこと、



まずは卒業するために勉強することです。高校までは授業に出席すればほぼ自動的に単位が取れるのであまり意識していないかもしれませんが、大学では期末試験の成績が悪ければ容赦なく落とされます。東京農業大学の期末試験の難易度がどうかはわかりませんが、私が通っていた大学(旧帝大)では、全ての試験の難易度は大学入試よりは高かったです(高等教育なので当たり前と言えば当たり前なのですが)。これを半年ごとに15科目ずつとか受けるわけです。

その上で、進路を真面目に考えます。あなたがどれぐらい熱心に専門分野のことをお調べになったのかはわかりませんが、平均的な高校卒業レベルの知識量では、マスコミやネットから得られる情報程度の、いわゆるファッショナブルな分野がせいぜいでしょう。大学で得られる知識は、それよりももっと奥深く、また一般的には知られていない分野も数多くあります。そういった情報に触れた上で、3年生が終わった時点位で再考してみることです。3年後になれば、今あなたが目差している分野の流行はもう終わっているかもしれません(流行を追っかければいいというわけでもないですが)。
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4年次に東大や北大の希望する先生の研究室が希望者で埋まっていたら、その研究室に入るのは至難の業です。


もちろん目指すのは自由ですが、それらの大学の講義を受けずに、院試で対等以上の成績を上げるのが条件になります。
入ったら入ったで同じ研究室の4年生以上であることを示さなければなりません。おそらく2年間針の筵でしょう。
学部でそれらの大学に入れなかったのなら、東京農大で大学院に行く方が無難だとは思います。
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私は、横浜の大学院の入学試験を受けました。


どこの大学院でも同じだと思いますが、学部で学んだ内容に基づき試験科目が設定されていますので、一般教養も専門も満遍なく学んでください。
横浜の場合は、専門科目は選択式になっていました。
筆記試験の後に面接試験がありますが、これは口頭試問というよりも非公式に合否を教えてくれる場でしたね。
試験問題の難易度としては、学部の期末試験と同程度のレベルですから、東大辺りだと少し難しい問題になると思います。
志望する大学院の過去の問題を取り寄せて、覚悟を決めておいた方が良いでしょう。
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なんでみんな、大学院受験を学部受験のように考えるんでしょうね。

進学の目的も性質も異なるのに。
大学院は、修士課程といえども、研究をするところです。だから大学院受験というのは、研究の「師匠」を選んで行くのです。
研究のための基礎は既に学部で身につけているという前提です。大学院から大きく研究テーマを変えるということは、不可能ではないけれども、現実的ではありません。普通は学部の卒業研究で取り組んだテーマの延長で大学院に行くのです。そしてその「研究テーマ」は、大学に入ったばかりのあなたが想像しているよりももっと細分化されています。
だから学部時代にやる研究と大学院の研究室でやる(やれる)研究テーマが合っていないと、院試の学科試験ができたとしても、受け入れてもらえずに不合格となります。提出する卒論や研究計画、面接で決まる要素です。学部入試のように総得点での合否ではなく、研究計画や面接でNGとなったら、たとえ学科試験が満点でも不合格です。
特に理系の場合、いまの大学の指導教員(3年生または4年生)に相談した上で、他の大学院の大学院説明会に出席したり研究室訪問を行ったりして、受入の内諾をもらってから出願するものです。内部進学だけで研究室が埋まっていたり、学生はテーマが合うと思っていても先生のほうが「違う」と思えば、受け入れNGであり、出願するだけ無駄になってしまいます。

今から準備することとしたら、大学院の名前ではなく、やりたい研究テーマができる研究室があるかどうかをちゃんと調べること。
今の大学の授業でオール優を目指すこと。大学での日々の学びの延長に研究があり、大学院があります。英語は他大学の院試とか無関係に、継続しておきましょう。専門課程に入ってから、英語論文を読んだり書いたりするのに必要な能力です。
いまの大学で指導教員が決まったら、早めに進路相談をしておくこと。くれぐれもいまの大学の指導教員に不義理を働かないように、無断で他大学を受けるとかしないこと。同じ分野の先生は学会で知り合いで、どの大学から院を受けに来るとか、クチコミで情報が伝わるものです。指導教員に不義理を働く学生は、受け入れ側の先生も「失礼な学生、常識のない学生」と判断しますので。
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