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【デジタルテスター】でマグネットコンタクターのコイル抵抗値を測定したところ抵抗値が一定に定まらずに1000Ωと2000Ωの間を行き来しており、誤差が1000Ωありました。

そこでデジタルテスターの測定レンジをΩからkΩにすると1482Ωと定まった抵抗値が表示されました。

質問1
なぜΩレンジだとコイル抵抗値が一定に定まらなかったのでしょうか?

質問2
デジタルテスターは自動で抵抗値レンジが切り替わるはずで、Ωレンジでも1万Ω以上の抵抗値も正しく一定に定まった値が表示されるちゃんとした国内メーカーの高級デジタルテスターです。なぜkΩレンジに切り替える必要があったのかデジタルテスターの仕組みを教えてください。

A 回答 (2件)

ノイズを拾って増幅回路が歪んでいると思われます。



デジタルテスターの抵抗計の原理ですが、まず定電流回路から一定の電流を出力します。これを被測定抵抗に流せば電圧が発生します。この電圧をA/D変換して表示しています。
例えば定電流回路で10μAを出し、抵抗が20KΩなら0.2Vが発生します。これをデジタル値で表示しているわけです。
10μAで2KΩレンジなら発生電圧は最大でも0.02Vです。増幅回路で10倍にして測っているのかもしれません。ノイズのため10倍アンプが歪んでいるのではないでしょうか。
測定時の発生電圧はダイオードの順方向を導通させないために最大でも0.3V程度しかありません。微電圧・微電流なのでノイズには弱いです。
このあたりの回路構成はさまざまなので原因は一概に言えませんが、可能性のひとつとしてあり得ると思います。

コンタクタはコイルを巻いてあるので周囲の配線や変圧器から磁気の影響を受けていませんか? ともかく測るときは離すことです。
高級器をお使いのようですが、初期設定に電源周波数の設定はなかったでしょうか? 50Hz地域で使っているなら50Hzを、60Hz地域で使っているなら60Hzを設定します。これはサンプリング時間を変えて周辺のノイズの影響を少なくする設定です。この機能があるなら必ず設定してください。
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この回答へのお礼

みんなありがとうございます

お礼日時:2023/04/26 08:15

抵抗測定の原理は、加えた電圧と流れた電流の比で求めます。


測定対象がコイルの場合は、それが安定するまでには時間がかかるので、
測定による電力消費を抑えたい場合は、時間制限があります。
抵抗レンジによって電流値が変わり、その時間制限も変わるので、
そんな誤差が出るのでしょう。

デジタルテスターは、表示方法がディジタル化されているだけなので、
そのテスターの計測手段を見ないといけません。
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