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宮古島の海に墜落した陸自ヘリですが、報道によればレーダーから消えた地点から随分と北方向の海底で発見され、先日引き揚げられました。
そもそもレーダーから消えたとはどのような状態になったのでしょうか?
また、そのようなレーダーでは中国工作船の接近を探知できないのではとも思います。そのあたりの事情に詳しい方から、分かり易く説明していただくと助かります。

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    TV、新聞などのマスコミ報道で信用してよいのは三面記事とスポーツ欄、それに株価欄とTV案内欄くらいのものでしょうから、特に防衛など軍事にかかわる報道は鵜呑みにすべきではないと思います。
    したがって、レーダーから消えたとの報道自体、陸自ヘリが本来の周回コースの途中で、急に北方向に向きを変えたことを糊塗するための嘘の可能性もありますし、予定された周回コースそのものが嘘であったことも考えられます。

      補足日時:2023/05/05 08:24

A 回答 (4件)

>そもそもレーダーから消えたとはどのような状態になったのでしょうか?


航空管制レーダーの守備範囲から外れたということ。
今回の現場は宮古島や伊良部島に囲まれていて、航空管制レーダーの死角も多かったと思われ、レーダーが見失ったあとも海上数十メートルで飛行を継続していても何の不思議もない。

>そのようなレーダーでは中国工作船の接近を探知できないのではとも思います。
工作船は航空機じゃないから、航空管制レーダー探知できなくて当たり前なんだけど・・・

レーダーは発射した電波が跳ね返ってくることで、対象物の存在を探知する機器であるけど、使う電波の周波数やアンテナの形状/サイズ/設置方法などにより探知範囲や精度が変わってくるので、探知対象ごとに最適化したなシステムを採用している。
テクノロジーに過剰な幻想を持っている人が少なくないけど、現状では全てを探知できる万能レーダーは存在しない。

航空管制レーダーは、上空を飛行する物体を探知・管制するための装置。
上空を広範囲で監視出来れば良いので、海上を含む地表すれすれを移動する物体を探知できなくても何の問題も無い。
航空機の離着陸については、空港/飛行場の周囲を見ることが出来るレーダーにより探知・管制している。

一方で、洋上監視レーダーには潜水艦の潜望鏡のような小さな物体への対応能力も求められるけど、海には島もあるし、レーダー波を攪乱する波/波しぶきで生じるエコー(シークラッター)があって、洋上監視用レーダーにはシークラッターなどを除去しながら潜望鏡を探知できるような能力を持っている。
また、OTHレーダーのような特殊なシステムを除いて、基本的にレーダーが探知できるのは、”見通し”の範囲内。
今回の現場のような島が入り組んだところでは、よほどの偶然に恵まれて(と言って良いのか?)いないと、レーダーによる探知は不可能。

現実の領海侵犯の警戒は、排他的経済水域(EEZ)周辺を監視する海上保安庁/海上自衛隊の艦艇や洋上警戒レーダーを装備した航空機(哨戒機)により行われていて、領海に侵入した不審船が確認されたら、海保/海自の船舶や航空機による直接監視体制に入る。

仮に、航空管制と洋上監視を兼用できるレーダーを作るとしたら、複数のエレメントを持った巨大な”システム”になる。
複雑すぎる仕組みになるし、消費電力等の問題も生じるうえ、1つのトラブルで全ての”目”を失う危険性もある。

また、山や建物も障害物になるから、地上配備レーダーで洋上を監視しようと思ったら海岸線に設置するか、とんでもなく高いところに設置するしかなく、航空管制に支障が生じることになるんだけど・・・
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この回答へのお礼

この方のご回答が私には一番しっくりきます。

お礼日時:2023/05/05 09:57

レーダーは基本的には高周波、携帯のプラチナバンドに対する2GHz帯のようなもので、電波の直進性が強く、障害物もそうですが、丸い地球上では地平線の先は見えません。

だからこそ、上空から監視できるAWACSなんかが有効になります。
電波が届かなくなれば当然にレーダー画面から消える訳です。上空を飛んでる場合は地平線の遮りが遠くなりますが、高度が落ちればそれだけ遮られる事になり、一定の距離、高度で電波が届かなくなる訳です。

詳細は軍事機密ですから、当然に報道などには流れません。流れていない情報をあれこれ憶測しても無意味です。

>信用してよいのは三面記事
ご冗談でしょう。三面記事ほど、適当な憶測で書かれるものです。
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この回答へのお礼

>ご冗談でしょう。三面記事ほど、適当な憶測で書かれるものです。
では、マスコミによる三面記事以外の政治、軍事、国際関係、そしてコロナワクチン、原発事故関連などの報道をこれまでどおり鵜呑みにしていてください。

お礼日時:2023/05/05 09:57

現代のレーダーは、反射波が捉えた影を映すだけではありません。


飛行機側にもトランスポンダーという発信機が取り付けてあって、それを空港レーダーなどが捉えて、機種や所属まで分かる仕組みになっています。
墜落することで、そのトランスポンダーからの発信電波が途絶えることを、レーダーから消えたと言っています。
軍用機の場合、トランスポンダーからの発信がなく、正体不明機が当然でてきますから、そのような飛行機には、自衛隊機が緊急スクランブルをしてレーダーの影のあるところまで向かって確認します。
領空侵犯であれば退去を命じます。
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レーダーから消えたってのは墜落したってコトです。



航空機レーダーと艦船用レーダーは別です。中国工作船の接近探知には関係ないハナシです。
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