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安全な 濃度にして 放出との事
安全な 濃度以下にしては理解できますが
総量の規制は無いのですか
濃度さえ薄めれば いくらでも
イケイケで 放出できるのですか。

A 回答 (11件中1~10件)

放出時の濃度規制はあるが、総量規制はないらしいです。


そういう点も含めて、IAEA(国際原子力機関)と日本政府は、世界から不信の念を持たれてるんですよね。「IAEAは本当に中立なのか?」と。
新型コロナに関して、「WHOは中国寄りでは?」としつこく勘繰る人たちがいましたよね。ネトウヨさんもそう言ってましたが、今は見事なブーメランになって、IAEAと日本が疑われています。

そうやって疑う人たち(世界中にいる)は、日本の隣国の韓国や中国が、福島の処理水をしつこく疑って抗議しているのを、「もっとやれ」と思っているでしょう。
そういうのも計算したうえで、日本にいちゃもんを付けてくる韓国や中国は、日本のネトウヨより頭がいいでしょう。

そもそも、処理水を考えるときトリチウムの話だけに単純化するのは、ご飯論法であって、世界的には通用しません。
ご飯論法とは、「朝ご飯は食べましたか」という質問に対して、「ご飯」の意味を故意に狭い意味で解釈し、例えばパンは食べたにもかかわらず、「ご飯(米飯)は食べていない」と答えるように、質問側の意図をあえて曲解し、論点をずらし回答をはぐらかす手法です。国会答弁で与党の閣僚や官僚がよく使います。

福島原発事故については、放出核種がご飯、トリチウムが米飯に相当します。後者は前者の一種でしかありません。なお、放出とは燃料棒の外に漏れ出たという意味で、大気だけでなく汚染水も含みます。ここでは汚染水を論じます。
トリチウム以外にも数十種類の核種(放射性物質)が放出されてしまいました。ただし、その汚染水はALPSで処理できます(63核種に対応)。処理済みの汚染水が処理水です。それでもトリチウムは除去できません。

ここで政府自民党は、「放出核種とはトリチウムのことである」というトリックを編み出しました。そのうえで、一部の政治家は「トリチウムは韓国や中国の原発のほうが多く出している」と宣伝しました。
しかし、福島の処理水は処理が済んでもどんどん放水するのではなく、ためこんでおいて、今後30年かけてチビチビ捨てるのです。そりゃあ、年間当たりでは外国より少なくなるわ。そもそもトリチウムはどこの国も除去できないんですから。
子供だましのトリック的な宣伝ですね。

トリチウム以外の核種はどうなったんだ? ご飯論法にはだまされないぞ。ALPSはトリチウム以外には全能でしょうか?
というと、除去結果は公式サイトで公表されていますが、煩瑣なデータを掻き分けて探さなければならず、かなり見にくいようです。とにかく、いずれも基準値以下にはなってるといいます。
じゃあ、いいじゃん。IAEAからも「福島の処理水は放出して良し」とお墨付きが出ました。

しかし、トリチウムは生物濃縮がほぼないと言われてますが、セシウムは50倍もの生物濃縮があります(環境省https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h28kisoshiryo/h2 …)。しかも、食物連鎖によりさらに濃度が上がります。ただし水溶性なので、上がったきりではなく、海水に溶け出してまた下がるそうですが。
とは言え、セシウムは(前述のようにトリチウム以外は低濃度で放水するから)、50倍になってもまだ中濃度でしょう。また、トリチウムは中濃度で放出して中濃度のままでしょう。
じゃあ、いずれも高濃度にはならないから良いじゃん。はい、たぶん良いのです。
しかしながら、ネトウヨさんがイキって「トリチウムの生物半減期は10日です。こんなもんで生物濃縮するわけがない」と勝ち誇ったようにいうのは、冒頭でも述べた通り、世界から不信の念を持たれる種になりかねないでしょう。話を単純化し過ぎでは? トリチウム以外の核種の生物濃縮は? 全部調べ上げたのか?

私たち日本は、とんでもない事故を起こしてしまった側として、世界に向けてていねいな説明を積み重ねていかなければならないのです。
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この回答へのお礼

総量規制はない

だから 韓国も中国も やりたい放題なんですね

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2023/07/21 18:37

これさ。

放出する場所をもっともっと沖にすれば、中国の漁船がやってこないって事にならないか?


・・・本題・・・

まあ、総量の管理は必要。

ただ、よーく考えてみよう。
これ以上薄めなくても安全とされるところまで希釈してから放流するんだ。
だから規制は不要。

・・・生物濃縮に関するお話・・・

トリチウムの生物学的半減期は対象の生物によって異なり7~18日ですが、
前で回答している回答者さんが仰る10日として計算すると、
 10日後には 8倍に濃縮され、
 15日後には10倍
 20日後には14.4倍
 30日後には13.2倍
 60日後には14.7倍
 100日後には14.9倍に濃縮、
となるんだよなあ。
(毎日同量のトリチウムを取り込むとして計算)

だから濃縮されないという事はない。
しかし、日数が長くなると濃縮率は15倍程度で落ち着く。

で、この「15倍は安全か?」って話をすればいい。

そんだけのことなんだけど、自分はここまで突っ込んだ話をしている記事を読んだことが無い。
メディアも取り上げない。
なんでだ?
話題として上がらないのか?

・・・

ごめんよ。
自分、理数系かつ元エンジニアなんで数字を出されると検証したくなっちまうんだ。
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はんたいのためのはんたいをする人にはなにを言ってもムダ

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総量規制はないですが、処理水の量と放出基準から総量は年間で概ね22兆㏃と考えられます。

中韓仏が年間出している総量の0.2%くらいでしょうか。中韓仏は年間で概ね12000Bqくらいを放出しております。で、これに加えて年間約110~670兆㏃が自然界で生成されています。日本の22兆㏃をガタガタいう意味が分かりません。
 中(韓はもう外れた)が文句を言ってるのは、「中国のトリチウムと日本のトリチウムは違う」ということです。そっちに味方する国はありませんさすがにこれに同調するのはキ印の烙印を押されそうです。ロシアは似たようなこと言ってますが、あそこは今は正常ではないので。そもそも旧ソ連の原潜の解体処理してやったのは誰だと思ってるんでしょうね。
 ちなみにトリチウムの生物半減期は10日です。こんなもんで生物濃縮するわけがない。ここにもトンチキがいましたね。
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日本における放射性物質の規制は、「国際放射線防護委員会(International Commission on Radiological Protection、ICRP)」の勧告にもとづいてさだめられています。


1年あたりの放射性物質の放出量の努力目標として「放出管理目標値」という数値がさだめられています。
https://www.tepco.co.jp/niigata_hq/data/collecti …
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毒物でも濃度が薄ければ薬になる場合もあるからね。

逆も然り
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安全・安心ならば、


電気の受益者たる東京都民の庭先東京湾に投棄すれば、
全て問題は解決します。
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放射能は原発内部だけにあるんではないんです。


どこの空気中、水中にも放射能はあります。
でも濃度が低いので健康には問題ないんです。
福島の汚染水も、問題ない程度に薄めれば無制限に
流してもいいです。
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いくら薄めても同じ場所に30年間放出すれば


小さな微生物から小魚、大きな魚へと食物連鎖で
大きな魚の体内にトリチウムが蓄積されると考えます

それを食べた人間に全く影響が無い
などという時点で科学的ではない

薄めれば大丈夫という考えについて
間違っているともいます
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はい、総量規制は不要です。


トリチウムの総量は1970年代の原水爆実験によってピークを示し、その後の経時的な減衰で減少し続けていますから、少々排出しても増える訳が無いんです。
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