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TVのニュースなどで、テロップに「小泉首相」と出ているものの、殆どのアナウンサやニュースキャスタは「こいずみそうり(総理)」or「こいずみそうりだいじん(総理大臣)」と読んでいます。
※テレビ朝日やテレビ東京ではテロップは「総理」or「総理大臣」です。
但し、イギリスの「ブレア首相」は「ブレアそうり」とは読まず、テロップも「ブレア総理」と表示しているのを見たことがありません(テレ朝やテレ東でも)。
また、ワイドショーなどで新聞の記事を取り上げる箇所では、新聞に「小泉首相」と書かれていても「そうり」と読んでいるアナウンサが多いです。
なぜ、「首相」は素直に「しゅしょう」と読まないのでしょうか。「そうり/そうりだいじん」と読むように上司から指示されているのでしょうか。
このあたりの事情を知っている方は、教えてください。
「首相」は「しゅしょう」、「総理/総理大臣」は「そうり/そうりだいじん」というように、言文一致であってほしいものです。
「国交相」「経産相」「文科相」「厚労相」は「こっこうしょう」「けいさんしょう」「もんかしょう」「こうろうしょう」と読むのかな…。

A 回答 (4件)

「首相」と書いて「そうり」と読んで(読ませて)いるわけではないでしょう。

そういう発想が出てきたことのほうに私は率直に驚きました。
画面に出る見出しは書き言葉ですから,簡潔さを重んじ,一方アナウンサーが読む原稿は,耳で聞いて分かるように(テレビの音声を携帯ラジオで聞いている人や,視覚障害者の人もいるわけですから),分かりやすさを重視しているだけのことでしょう。
言文一致であってほしいというのなら,扇千景・厚生労働大臣は「おおぎこうろうしょう」と読むか,字幕にも「扇厚生労働大臣」と書け,ということでしょうか。
曖昧にならない範囲でなるべく短く,というのは新聞でも雑誌でもテレビ画面でも,見出しの常識というか鉄則です。
一方,見出しをそのまま音だけで聞くと,意味が一瞬取れないことがあります。アナウンス原稿はその点の配慮が必要になるわけで,その結果,かりに画面上の文字とアナウンス原稿が一致していなくても,それはそれで構わないのではないでしょうか。

なぜアナウンス原稿では「首相」より「総理」が好まれるかは,推定の域を出ませんが,やはり発音のしやすさ,聞いた時の分かりやすさがあるのではないでしょうか。
「しゃ」行の音が2つ続くのは,ちょっと意識して発音しないと崩れそうです。一方,「そうり」は簡単に発音できます。
また,首相といって通じない子供は多いでしょうが,総理大臣ならかなりの子供に通じると思います。

一方,それならばなぜ字幕を「総理」にしないのか(しているところもあるそうですが)というと,他の大臣を「○○相」と略して表記しているのと整合性を持たせたのでしょう。

ブレアさんはなぜ首相かというと,Prime(1番目の)Minister(大臣)→首相となったのではないでしょうか。
一方,日本の首相の正式な肩書きは,既に回答にあるように内閣総理大臣です(憲法に定められている)。

推定ばっかりですので,自信なしにしておきます。

この回答への補足

質問の意図する箇所を書き違えたかもしれません。「読む」→「伝える」と書き換えてください。
私としては、テレ朝やテレ東のように、テロップは「総理/総理大臣」や「外務大臣」という表記にしてほしいのです。
※新聞は字数の関係で「首相」「外相」という表記をやむを得ない。
特に気になるのが「ワイドスクランブル」(テレ朝)の夕刊コーナーで、アナウンサが新聞に赤線が付いている箇所を指し棒でなぞりながら伝えていますが、「小泉首相」「田中外相」という箇所を意図的に「~総理」「~外務大臣」と伝えています。
※「米国」「英国」は「アメリカ」「イギリス」でよいと思います。
中国の新聞やTVで「朱総理」「銭外務大臣」と記載されていたら、アナウンサは「朱首相」「銭外相」と伝えるのはおかしいと思います。
外国の大臣は常に「~大臣」でなく「~相(しょう)」と伝えています。

補足日時:2001/09/18 09:43
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ブレア首相は役職はあくまでも「首相」です。


で、小泉首相は役職は「総理大臣」です。
日本においては総理大臣が閣僚の首席であるため「首相」という表現をしておりますが、
正確を期すならば「小泉総理(大臣)」であっているわけです。

#英語では「総理大臣」に対応する単語がないので「Prime Minister」を使ってるわけです。
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「首相」は正式な役職名ではなく通称ですよね。


公には「総理大臣」と呼ぶのが正しいかと思います。
ただ、テロップや活字の場合はなるべき簡潔簡単に表記する事が望ましいです。
「首相」という言葉が特異的なものではなく「総理大臣=首相」と定着しているので文字表記する場合は簡単に「首相」としているのではないでしょうか?

「国交相」「経産相」と文字で表記、及びその文字を読む場合には用いられるでしょうが、国会答弁等正式な場では「~大臣」と呼ばれますよね。

イギリスの場合、単に職名を(英語でなんと言うか存じませんが)「大臣の長」「内閣の首班」をあらわす日本語「首相」で表しているのだと思います。
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テレビの言葉は誤用、乱用のオン・パレードで嘆かわしい限りですが、もとはといえば日本語がやまと言葉と漢語(漢音,呉音)、明治以降の翻訳語(漢字の意味をとって造語)戦後の外来語と複雑であり、その上、話し言葉と書き言葉の差があり、漢字をうまく使えば便利な短縮語が作れるという利点と欠点を合わせ持つところに原因があると思います。

大学教育を受け職場で20年の経歴をもつ大人が辞書が無ければ自信をもって読めない、書けない言葉(日本語)は世界でも珍しい存在です。

さて、本題ですが、総理と首相の問題は私なりに次のように理解しています。(NHK等には確認していません)

首相は内閣総理大臣の別称であり、「内閣」総理(大臣)と呼ぶのが正しいと思います。また話し言葉として、首相より総理の方が発音が容易で音の透りもよいと思います。従って、画面に慣習的呼び方の首相と書かれてもアナウンサーは総理と読む(原稿どおり)のではないでしょうか。本来なら慣習的呼び方をアナウンサーが、テロップに正式な総理大臣が使われるべきですが、字画を少なくして読みやすい方にした可能性があります。

総理大臣を補佐する各省の長は大臣が慣習的な呼び名で相はどちらかというと書き言葉だと思います。従って、文科相とは書いても呼びかけなどでは文科大臣でしょう。

外国の要人の肩書きは業界に定着した翻訳用語があり、首相、書記長、総経理、
長官、主席など慣例に従って使用されています。
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