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家に八重のしだれ桃の木があるのですが、その付ける花がピンクに白の斑入りといった感じなのですが、ひとつひとつがほとんど違う色、模様(数枚の花びらの色)が違うのでいつも不思議に思います。これは桃に限ったことではなく、ときどきツツジの花にもそのような現象が見られると思います。
一体どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?素人の私なりに理由を考えてみました。
まず、いくつかの花、木の交配が行なわれた結果、全ての花が同じように変化する場合と、ひとつひとつの花が異なる色、模様を持つ場合がある。あるいは、色や模様は主に交配によるが、栄養によって花のひとつひとうの色などが変わってくる。交配した時に、二種類の遺伝子が完全に新しい遺伝子の組み合わせになるとは限らず不安定になることがあり、細胞が増殖する時にいろんなパターンが現れてくる。などと、考えてみましたが、本当のところはどうなのでしょう?
今ふと考えましたが、犬などが子供を生んだ時に、親とは全く異なる色や模様の場合がありますが、それと同じようなものでしょうか?
どうか、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 面白いところに気づかれましたね。

私も植物や動物などに見られる斑模様に不思議さを感じたことがありました。 

 >交配した時に、二種類の遺伝子が完全に新しい遺伝子の組み合わせになるとは限らず不安定になることがあり、細胞が増殖する時にいろんなパターンが現れてくる。
 そうです、oumesanさんのご推察の通りかと思われます。

 これは、「トランスポゾン(動く遺伝子またはジャンプする遺伝子jumping gene)」による現象です。細胞が増殖する際に元の細胞から正常に転写されずに転移して起きる異常(正常ではない)な細胞増殖と呼ばれています。また、このような状態が遺伝し続けているのです。

 トウモロコシがよく知られていますが、この他にアサガオ・ミヤママタタビなどの植物や牛(ホルスタイン種)・犬(ダルメシアン種)・鯉(ニシキゴイ)などの動物などでも見られます。
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この回答へのお礼

ずっと回答が寄せられないので、諦めかけていたところでした。
>これは、「トランスポゾン(動く遺伝子またはジャンプする遺伝子jumping gene)」による現象です。細胞が増殖する際に元の細胞から正常に転写されずに転移して起きる異常(正常ではない)な細胞増殖と呼ばれています。また、このような状態が遺伝し続けているのです。
→jumping gene ですか。勉強になりました。私の推察もまんざらでは・・・うひひ。(^^)
ところで、siotan88さんは専門家と書かれていませんが、どうしてこんな難しいことを御存じなのでしょう?やはり、不思議に思われて調べられたのでしょうか?こんな素晴らしい回答をもらえてとても嬉しく思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/05/05 22:23

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