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剣道にはなぜ足への攻撃が無いのでしょう?
薙刀にはあるのだから、剣道にもかつてはあったのではないかと想像するのですが、今の剣道にはありませんよね。
歴史的経緯やその理由など、ご存知のかたがいらっしゃいましたらお教えください。

A 回答 (2件)

アメリカで使える伝統空手と護身術を教えている者です。



歴史的なことははっきり私には分かりませんが、なぜか剣道・柔道などが武道であると思わされていることが理由だと思います。

安全性を考えて、とか、兵術に無関係としたいのか、理由は何であれ、実際に使えるものからスポーツに変えていったのは確かですね。 (ただ、それを認めない人が多すぎるとは思いますが)

柔道・柔術・合気道から打つ・蹴るを省いたり、投げ、寝技・関節技を空手から省いたり、刀の振り方を竹刀の切れない振り方に変えたり限られた的だけを有効とする剣道を作り上げたわけですから、これを実際に使うには無理があると言うことです。 足を切ることは多くの剣術でも認めていることですし、首をはねたり、首や腹部を刺すことでも刀を使った戦い方のひとつですね。

つまり、剣道は刀で人を傷つけたり殺したりすることを目的にした実践武道ではないと言うことなんですね。

実践武道でない限り、実践武道に使われる技がないことへ疑惑を持つことすら無理なわけです。

今日の自称武道と言われるものの中にどれだけ本当の意味の実践を根本に教えている道場、また、教えられる人がいるのでしょうか。 

空手は打ち蹴る、柔術術は関節技、、、、、なんて限られたことをやっていながら武道と言うことすらおかしいことであり、また、総合武道などと言う名前でルールに基づいたことをいまだにやっているわけです。 加納流柔術・植芝流柔術のなんでもありで恐れられたのが武術であったわけです。

そして、私の流派でも日本の本部はいまだ私の助言を聞く耳を持とうとしなく、スポーツ空手に成り下がっています。 スポーツとしてではいけないと言うことではなく、空手と言うものをけなすような、空手着を着て黒帯を腰に巻き、結局は一般には空手とはこういうものだと洗脳をしているわけです。 スポーツであればスポーツとしてやればいいのです。 下手に日本の武道だ、なんていうからオリンピックにも採用されず、いま、日本の剣道の普及が減り韓国のコムドがオリンピック競技のひとつになりつつあります。

オリンピック競技であるテコンドーが、実践的な要素を含まなくてはならない軍隊の訓練や護身術、また、SWATでも認められていないのは当然なことなわけです。 誰も文句は言っていません。 使えないものは使えないのです。

よって、剣道を剣術だと思わなければなぜ足への攻撃が無いのは当然でありまた理解できる事であると思い、自己主張も交えて書かせてもらいました。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 
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この回答へのお礼

求めていた回答とは異なりましたが、面白いお話でした、ありがとうございます。

お礼日時:2005/05/09 14:17

江戸後期の刺客に「すり抜けざまに相手の脛を切りつける」という戦法を用いた人がいて、多くの人が意表をつかれたそうです。

というところから想像して、道場剣道(剣術)には昔から無かった攻撃なのでしょう。

おそらく剣道としてスポーツにしたときに、様々にあった流派から攻撃手法を調べてきて、得点になる部分は一般的な攻撃手法で攻撃できる部分、すなわち面、小手、胴、突き、に統一したのだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そんなエピソードもあるんですね。

お礼日時:2005/05/09 14:18

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