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方位に詳しい方に質問します。

自宅からの方位を調べる時に、「あちこち方位」などを
利用しますが、
その際、偏角というのは考慮する必要があるのでしょうか。

そもそも偏角とは何でしょうか?

磁北と真北と、流派によってどちらを使うか分かれていると
思うのですが、
磁北を採用している流派が、偏角を考慮するのでしょうか?

偏角を使うか使わないかで、随分、方位が変わってくると思うので
お詳しい方いらっしゃいましたら
教えていただきたく思います。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

磁石は中国で発明され、航海の安全に大いに寄与しました。

方位に対する考え方は、方位磁石が発明される前から存在し、当然ながら真北を用いていました。磁石が発明された頃の偏差は、非常に小さく、偏差は微小でした。それから考えると方位に関する信仰は、真北が元祖と考えられます。磁北を真とするのは、後世の亜流でしょう。

偏角とは、磁極と真の極との差です。磁極は、常に移動しています。年間少しづつ動いています。従って、偏差(偏角=偏差)は場所によって変化します。現在の磁北はカナダにあり、北極とは地点が異なります。従って中国の偏差と日本の偏差は違います。地域が異なれば、方位の意味が違うのも、おかしな考え方です。海図を見れば、その中心の偏差が磁北の移動のため起こる年変化と共に偏差が表記されています。

北極へ行けばジャイロコンパスは、使用不能になり、ここでは磁石がものを言います。当然磁石は、カナダの磁北をさします。真の極点に居ても、磁石はカナダの磁北を指すのです。移動する磁北を基準にするか、しないかは流派によって異なりますが、やがて磁北は赤道上に到達し、その後南北は逆転します。

真実は常に変化するのであれば、磁北を基準にするのも良いでしょう。真実は変わらないとの考えなら、真の方位を使用するでしょう。だから磁北派は偏角を問題にしません。磁北が真北となる為偏角は無くなります。真北派は、当然にも偏角を考慮します。偏角を加減しなければ真方位は算出出来ないからです。
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この回答へのお礼

ご丁寧なご説明をありがとうございます。

しかし、私頭悪いのか、最後の方で混乱してしまいました(^_^;)

真北というのは地球の自転の軸のところ、
磁北は磁石が指し示すところ(つまり常に変化してるところ。だからその差を偏角の考慮で修正する)、
と考えておりましたが、真北派が偏角を考慮すると?

頭ごちゃごちゃしてしまい、ついていけません。

ちなみに回答者様はどちら派ですか?
方位を見る時に、偏角のことは考えますか?

よろしければご回答いただけるとありがたいです^^

お礼日時:2017/11/14 21:52

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