民主主義国家よりも独裁者国家の方が強いのか？ 正しいのか？

今、世界は独裁者国家によって支配されようとしています。
ロシア、中国、北朝鮮などです。
ロシアによるウクライナ侵攻は、
「西側諸国がウクライナを支持、加勢すればすぐにロシアを追い返せる。戦争は早期に集結する」
との見方が大勢を占めていましたが、未だに戦争は終わりません。
そのロシアは、プーチン大統領が大統領の座に長年居座っていて、対立候補を暗殺するなど歯向かうモノには容赦しない政治体制です。憲法を改正して、プーチンがいつまでも大統領で居られるようにしています。
その隣の中国は、習近平が独裁していて、周辺国家を脅かしています。近隣の島々を
「この島は中国のものだ」
と主張して支配し、どんどん領土を拡大しようとしています。
その隣の北朝鮮は、ついに核兵器を持つようになり、さらにそれをICBMに搭載する技術までモノにしようとしています。

これに対して、二大大国のアメリカまでもが、独裁的な思想を持つ前大統領トランプ氏の返り咲きを期待するかのような世論です。
日本でも前々総理の安倍氏がまるで独裁者のように振舞っていました。

こう考えると
「あれ？　もしかして民主主義国家よりも独裁国家の方が強いのかな？
　強い、ってことは正しいのかな？」
なんて思ってしまいます。

果たして民主主義国家よりも独裁者国家の方が強いのか？　正しいのか？
どちらなのでしょうか？

No.1 回答者： denden_kei 回答日時： 2024/03/04 20:22

(1)独裁国家の方が例えば軍事費に多くの予算を拠出しやすいでしょう。

その結果、短期的には軍事的に強いかもしれません。
ただ、あくまでも戦うのは国民からなる軍隊ですので、長期的強さは何とも言えないです。
一部の独裁者に命令されて嫌々戦っている軍隊より、"民主主義"によって"自発的に"戦っている軍隊の方が強い、ってのは考えられます。
(それはそれで、横から見ると特定の勢力に扇動されているケースが多いけど)

(2)正しいかどうかは、ねえ...。
民主主義の方が多数の意見が尊重されるので支配者単独の意見によるより間違った方向に"行きずらい"という経験則があるので民主主義が良いことにはなっているけど、
そもそも「正しい」って何？
誰が決めた基準？
という所に行きつく。

最近の世界は、特定の独裁者が国民の大多数の意見に反して強権をふるう、というよりは、国民の大多数に支持を受けた独裁者が、少数派をルールを越えて弾圧する、という、民主主義と独裁の両方を併せ持つケースが多い。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>(1)独裁国家の方が例えば軍事費に多くの予算を拠出しやすいでしょう。その結果、短期的には軍事的に強いかもしれません。

独裁国家は軍事費を自由にできるから軍事的には強いんですね。

>(2)正しいかどうかは、ねえ...。

強い、ってことは正しいんじゃないのですか？

いや、まあ、質問者が軍事力礼賛をしているようにおもわれるのも困るのですが・・・
例えば、「裁判で勝った！」といったら、周囲の人は「ああ、勝った方が正しいんだな」って思いますよね？
それと同じで「戦争で勝った！」と言えば、周囲の人は「ああ、勝った方が正しいんだな」って思いますよね？
「選挙で勝った！」と言えば、周囲の人は「ああ、勝った方が正しいんだな」って思いますよね。
それと同じです。

>そもそも「正しい」って何？
誰が決めた基準？
という所に行きつく。

うーん、まあ、これも定義をしにくいのですが、とりあえず、庶民にとっては「今日も飯が食える。明日の飯の心配をしなくていい。子供たちの就職時期までもこの安心が続く・・・←これを実現してくれる人、政治的指導者・経済的指導者が正しい人物である」
ってことじゃないのでしょうか？　ま、今日明日は安心できても、明後日に裏切られるかもしれませんが・・・。

>最近の世界は、特定の独裁者が国民の大多数の意見に反して強権をふるう、というよりは、国民の大多数に支持を受けた独裁者が、少数派をルールを越えて弾圧する、という、民主主義と独裁の両方を併せ持つケースが多い。

ダブルスタンダードというか、二枚舌というか、表の顔と裏の顔というか。。
結局、主権者たる国民をだましているんですね。

お礼日時：2024/03/04 23:12