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くだものの「だ」と、けだものの「だ」が一緒だと知り、非常に驚きました。「だ」の、「~の」を意味する接続助詞だそうですね。
「木の物」が「くだもの」になり、
「毛の物」が「けだもの」になったそうですね。

この「だ」は、ほかに用例を知らないのですが、他に使用されている例などあるのでしょうか、ご存知の方お教え下さい。

A 回答 (3件)

ごめんなさい。

類する語は存じません。
が、「まつげ」なんてのはいかがでしょう。「目の毛」ということなんですが。つまり、「つ」が「~の」という意味になります。
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この回答へのお礼

有り難うございます。
「まつげ」の「つ」なら、「天津祝詞」「遠つ世」などいくつか思い当たるのですが・・・

お礼日時:2005/05/10 18:17

 「だ」が「の」と同意の格助詞だった(「な」の転)、というのは、たぶん大野晋氏の説でしょう。

他に同様の語を見つけるのは困難と思われます。
 No.1の方がおっしゃる「つ」という格助詞はもっと広く使われたようですが、こちらも上代の内に固定化されて、それらが今に残っているようです。
 「天つ風」「沖つ鳥」「時つ風」「上つ瀬」「まつ毛」などです。以後固定化されたものが存在するだけで、新たな形で使用することは少なかったようです。
 こうした古い語の類は、「いわゆる」「あらゆる」の「ゆる」もそうですね。
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下記、参考URLでは、「くだもの」と「けだもの」についての上記の説に異論を唱えて、



>以上のように、クダモノは「汁が多いもの」、ケダモノは「群れるもの」という意味である。

という結論を導いています。


他の用例は、いろいろ探しましたが見つかりませんでした。

参考URL:http://www.taka-aki.com/personal_note/tamil/tami …
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この回答へのお礼

非常に参考になりました。
有り難うございます。

お礼日時:2005/05/11 16:27

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