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2才半以上の牛はその脳組織を検査されることになったようです。これで本当に安全は確保されるのでしょうか。私の乏しい理解によると、

1)肉骨粉などのかたちで消化管から侵入したプリオンは、ゆっくりと時間をかけて脳組織に到達して発症します。汚染された牛肉を食べた人間では数年間の潜伏期があると考えられています。つまり、発症していない、2才半以下の牛でも、中枢神経系以外の組織には、プリオンが潜んでいる可能性があるわけです。その牛を解体して得られた肉や回腸終末部以外の消化管(いわゆるホルモン)および付属のリンパ組織を食べても大丈夫といえるのでしょうか。

2)豚や鶏は安全といわれています。しかし、彼らは寿命が短かったり、潜伏期が長かったりして発症していないだけかもしれないのではないですか。羊、牛、ヒト、マウスなどの種の壁は、とっくに越えて発症しています。Kタッキーフライドチキンは、よく見ると背骨がまっぷたつになった胴体部分があり、これがまたうまいのです!

3)T葉県知事とN林水産大臣がT葉県産とH海道産の牛肉をたべてみせて、「安全」をアピールしたそうです。私の考えでは、食べた後、数年後に、知事と大臣の肉体を解体して、脳組織のプリオン検査をしないと「安全である」との立証はできないと思うのですが、どうして政治家はこの種の無意味なアピールをするのですか。

A 回答 (3件)

whoの報告では.蓄積が現出されていない.はっしょうしゃがいないという話です。


はっしょう者は約200名であり.サンプルがごくかぎられています。
したがって.whoの報告の範囲は.「毒性があるかないかわからない」範囲を明記しています。検定の範囲からすると.大体発生率が2倍まで増えていないので.安全であるという解釈です。

>安全」をアピールした
もっと正確な指標があります。大臣たちが日常私的に利用している飲食店があります。この店では.常に最高級品を出しています。昔.第5福竜丸のときでは.この飲食店では.今まで海産物の刺し身を出していたのが.淡水産物の刺し身に切り替えました。これら高級飲食店での主要が増えれば.安全であると解釈できます。
したがって.和牛の最高級品の価格を新聞などで調べてください。中低級品は下層階級の人々が食べますが.100g1万円程度の高級品は.大臣などがよく利用する飲食店にかぎられます。ここの価格を見ていて上昇していたらば.大体安全になってきたなと.わかります。ただし.高級品ですから.生産が特別です。中低級品まで.生産が一般化するには.在庫のこっぷんと肉が底を突く.さらに5年程度足ったときでしょう。
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この回答へのお礼

ほんとうにそうですね~。情けない気持ちでいっぱいです。

お礼日時:2001/10/06 20:53

生化学や薬物代謝に詳しい方のお話があるかと思って.書かなかったのですが.ないようなので書きましょう。


まず「きょうにゅう病」の状態は.脳組織の変化に代表されます。しかし.どのような代謝経路が阻害あるいは促進されて.脳組織の成長が阻害され.空洞になるのかということが示されていません。たまたま1回プリオンが脳組織に付着しただけて.成長が阻害されるのか.プリオンの脳外排泄機構が存在するのか.脳に蓄積するのはなぜか.まったくわかりません。
つまり.「ゆっくりと時間をかけて脳組織に到達」するのか「ゆっくりと時間をかけて脳組織を破壊」するのかはっきりしていません。同様に消化組織での蓄積機構についても不明です。

これら科学情報は.抄録に限れば.医学関係者の使用するPubMedのデータベースが.化学関係者の使用するケミカルアブストラクトがあります。が.全部英語であり.貧乏人と金持ちを区別する手段としてだけ使用している日本においては.一般民衆に知れ渡ることはまずないでしょう。

日本医学会が10万人ほどの会員がいます。日本生化学学会や日本薬剤師学会がそれぞれ1万人ほどでしょうか.農林省の役人ががいご団体含めて2万人.厚生省がいご団体を含めて2万人.法務省(農林省にしても厚生省にしても係争が起こると担当するのは法務省の役人であり.今回の騒動について行政訴訟が発生すれば.法務省が担当する)の役人が裁判所・弁護士を含めて2万人.その他情報を知り得る立場2万人と近似すると.合計20万人ほどの人々が.プリオンに関しての正確な学術情報を入手できます。政府の御用情報ではありません(政府の情報がいかに無意味であるかは.戦争中の情報や各種薬害係争公害係争で示されているかと思われます)。

一般に役人や学者は.経済階層では最上部のAクラスに属し.比較的所得が多いので.牛肉などの高級食品材料を購入できます。下層階級が牛肉を買わなくても.毒性がないのであれば.この時がかいどきとばかりに.購入に回るでしょう。
全体で20万人.家族を含めると100万人近い人々が牛肉を買い支えることになります。一般人が容易に入手できる情報は.新聞に記載されている商品市場です。もし.政府の発表の通り本当に毒性がないのであれば.上に示した全体で100万人の人々が牛肉を購入することになるでしょう。つまり.残る1億人程度の人々がぎゅうにくを購入しなくても.市場の暴落は容易に押さえることができるのです。これらの人々は.正確な情報をしりえますから。また.クチコミで100万人の人々と関係する人々大体3-10倍といわれている人々300万人から1000万人の人々への情報伝達も近い将来発生します。

正確な学術情報をしりえない人々は.これら正確な学術情報を知り得る人々の行動を商品市場を通して入手すれば良いのです。マスメディアで商品市場の動向を示さない時には.なんだかの暴落の予測がある時です。日経新聞の大機小機というコラムを書いていた人は.どう考えても市場が暴落すると感じた時に.連載を中止しました。商品市場を注意していれば.多くの人々の考え方を理解できます。

日本において.蛋白源を牛肉からとらなくても食べるものに不足しない飽食の時代です。人々の行動を正確に理解するのは.商品市場ほど正確なものはありません。ただし.先物がある場合には.先物による価格操作(有名なものとしては.チリ銅山国営かにおける米国銅先物市場操作.インジウム市場は需要に影響しない投機市場として有名です)が予想されます。先物売買には注意が必要でしょう。
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この回答へのお礼

大変ご丁寧な解説ありがとうございます。たしかに市場・国民の購買傾向をみればある程度安全性の推測になるのかもしれません。しかし、オイルショック、東海村事故、O-157騒動の時など、不安が先行したりする事もあると思います。やはり情報を開示してほしいです。それから、できれば、超高級牛肉の消費動向など、週刊誌にでも連載してほしいです。

お礼日時:2001/10/06 20:51

>超高級牛肉の消費動向など、


近所の牧場(ガットウルグライラウンドの影響で破産)で農業新聞か畜産新聞か忘れましたが.和牛市場が掲載されていました。農業新聞は日刊ですが.その他の農業関連新聞は新聞とはいっているものの.週間であり.週刊誌です。
農業関係団体ではとっているかと思いますので.近所の農業関連団体で見せてくれるかもしれません。地域によっては公営図書館で閲覧できるかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。牛肉の市場価格動向か~。一般市民にはなじみがうすいですが、気にしなければなりませんね。なんだか難しい世の中です。

お礼日時:2001/10/08 21:53

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