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会計・経理・簿記の勉強を始めたのですが、いまいちモチベーションあがりません。何か会計や会社経理の面白い話・映画などありますか?監査や税金の話や実務でのエピソードなど小説でも結構です。興味を魅かれてしまう話があればドンドン聞かせてほしいです。宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

職場の庶務担当です。


個人の税金に関する相談は本来の業務ではないのですが、年調の際に私が気づいて指摘したり、職員に相談されることがあります。
税金や給付金のことを知らなかったために損する所だった、指摘されて手続きしたらお金が戻ってきた、と喜んでもらえると嬉しいですね。


以下のケースは、返って来た額の大きい順です。


住宅取得特別控除の存在を知らなかったAさん。
お互いに配置転換で同じ部署になりました。
数年前にマンションを買ったことを聞きかじっていたので、年末調整の時に申告していないことに気づいて、本人に指摘。
借り入れ3000万の1%が戻ってくる勘定で、毎年所得税を30万以上納めている方だったので、申告すれば5年分遡って150万近い還付金があったはずです。
この方にも申告するよう何度も勧めたのですが、借入金の残高証明などを捨ててしまっていて、銀行に再発行手続きに行く時間がないからと、結局申告しなかったようです。
収入がある分とても忙しい方だったので、時間がないのはよく分かるのですが、うわ~、もったいない。知っておくべきことを知らないと、自分が損するんだなぁと思いました。


同じく、住宅取得特別控除の存在を知らなかったBさん。
Bさんの部署に私が異動してきて、申告漏れを発見。
これまた100万を超える還付金があったはずです。
知らなかったために、ボーナス2回分損する所でした。確定申告して、しっかり取り返せと本人に言いました。


離婚したCさん。
一定の条件を満たすと寡婦控除が適用されることをご存知なかったので、年末調整の時に申告していませんでした。
特別の寡婦だったので、申告するのとしないのとでは、これまたかなりの差がありました。


退職金が出なかったDさん。
勤続期間が短かったので退職金が出なかったのですが、調べてみたら、退職金規定に例外があり、給付金が出ました。


病気休職のEさん。
傷病手当金が請求できることを職場の担当者が知らず、何も手続きしていませんでした。
Eさんご本人も、傷病手当金が請求できることをご存知なかったので、Eさんにアドバイスしました。
請求しなければ社会保険料だけ取られて給付ゼロの所、請求したので給料の8割(だったかな?)×休んだ月数分が給付されました。


退職後、確定申告に間違いがあったFさん。
他の退職者の話を聞くと、確定申告したら10万以上の還付金があったのに、自分は3万ほどしか戻ってこなかったと相談に来られました。
確定申告書を見せてもらうと、Fさん本人が、確定申告書に所得額を転記間違いしているのを発見。
正確に計算すると10万近く差額があったので、確定申告のやり直しに行くよう勧めました。
確定申告書の内容をチェックする時に税務署側が気づきそうなものなのに、税務署は税金を取ることにかけてはしっかり追徴しても、本人の損になることは指摘してあげないんだなぁと思いました。


子供の社会保険料控除について知らなかった方たち。
学生の子供の国民年金などを親が支払っている場合は、親の年末調整の際に、その額を控除できます。
老親の介護保険料や社会保険料を負担している場合、自分が新社会人で、採用前の1~3月に国民年金を払っていた場合も同様です。
意外と知られていないのか、年調の際に職員に周知したら、何人か問い合わせてきました。
これも数千円~数万円の話ですが、知っているのと知らないのでは差があります。


これまたあまり知られていませんが・・・
海外旅行の傷害保険は、年末調整の損害保険料控除で申告できる(私は毎年申告しています)
売薬や、通院のための交通費も、医療費控除できる(どちらも治療のために限りますが、四人家族だと、こうしたこまごました出費を積み上げていくとバカにならず、医療費控除適用の最低ライン10万円を超えることがあります)
公的機関との取引の際は、円未満の消費税は切捨て(法律で決まっていますが、円未満を四捨五入している企業・店をずいぶん見かけます)
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この回答へのお礼

しっかり者ですね。しかし、お粗末な話ですわ~。税務署も含め国は不親切ですね。ためになりました。ありがとうございます!

お礼日時:2005/06/26 12:41

金融関係の映画や小説を見られてはいかがですか?金融は会計と直接関係する問題ですのでいろいろ面白いお話が聞けたりしますよ。

金融腐食列島とか。
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この回答へのお礼

既に、映画は見てしまいました。確かに金融と会計はリンクしますね。法律も。金融関係の小説か・・・。高杉良さんの本でしょうか?「ザ・ゴール」とかも会計に関して触れてましたね。その他、ありますか?ご紹介して頂くとありがたいです。

お礼日時:2005/06/27 20:37

 開業して間もない会社で経理を担当していて、初めての決算を迎えたときのこと。



 簿記2級の知識しかなかった私は、開業費・創業費は5年で償却しなければならないものと思い込んでいました。
 しかし、税理士さんとお話したところ「償却は任意なので、今年は償却せず、含み損として残しておきましょう」と言われました。その年は利益が出ていなかったので償却すれば赤字が大きくなるだけ。今後利益の出たときに償却すれば、税金対策にもなるからです。

 「含み損」はニュースなどで聞いて悪い意味でしか捉えてなかったのですが、こういう場合もあるのか!と発見でした。
 と同時に、たくさんの知識があれば、柔軟な対応ができるのだと実感し、もっと勉強しなくてはいけないと思いました。
 
 
 
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この回答へのお礼

そうそう。「たくさんの知識があれば、柔軟な対応ができるのだと実感し、もっと勉強しなくてはいけない」←この表現がいいですね。実務の話は、勉強の身の自分には刺激されます。ありがとうございます。

お礼日時:2005/06/27 20:39

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