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日本習字をなさっていて教授免許状をもっている方に質問です。

小学生や中学生に習字を教えたい場合、漢字の部・かなの部(硬質)
共に五段以上の資格が必要なのでしょうか?
それと、教室を開く上での条件と言うものはあるのでしょうか?

A 回答 (6件)

No.2です。


No.5さんの回答は全くその通りだと思いしゃしゃり出てきました。

>しかし、現実的には無謀だし、生徒さんに対しても指導力不足になって失礼になると私は思います・・・5段取得以上は必要だと思います

永年続けてきた子供はたとえ中学生でも相当な実力があります。
先にも書きましたが、息子は中2で成人部1級ですが、中にはもっと上手い子供もいます。
新しく教室を開かれたとしても、他の教室に通っていたお子さんが引っ越して来られる場合もあるわけで。中には息子と同じように特待生として成人部の段位を取得している可能性もあります。
それを考えるとやはり高段位を取得しておく方が良いですね。

また、
>特に子供さんへの指導は習字指導に加え、情操教育の使命もありますから常に真摯な姿勢で幅広い分野の自己研鑽に励む事も大切かと思います

これも本当に重要なことで、実際息子の指導者は人間的にも素晴らしい方で安心して任せることが出来ます。
「そういう方だからその教室を選んだ」と言っても過言ではありません。
個人的にはどこまでいっても人間性を重視します(良い人にしか素晴らしい字は書けないと思っています)ので、腕前は息子を指導しながら徐々に上げていってもらっても、それはそれで構わないのですが、初めから双方兼ね備えているに越したことはありませんよね。
ただ、オリンピック金メダル獲得選手のコーチが皆金メダルを獲得しているわけではありませんから、指導力と実力は微妙に作用するのもであると認識しています。

ちなみに日本習字の場合は、同じ段位であっても認定基準がイマイチ曖昧な部分が有ります。というのは、「あれ?これでもOK?」というような・・・。No.5さんの参考URLにある作品紹介ページを見ていても、正直あまり上手いとは思えないのですが、それでも観峰賞が取れていたりします。
段位の認定にも正直ばらつきがあると、以前から疑問を感じていますね。
息子は生徒部8段位の認定試験の際、絶対不合格だと思えたお友達(実際あまり・・・なんです)が一緒に合格していた事に疑問を抱いていました。
多分ある程度は継続年数も合否に左右するのかと感じています。

とある大手の書き方教室の講師など、さほど上手くないにもかかわらず、大勢の子ども達が入会しているところを見ると、講師に対して『完璧な腕前』を求める保護者はそう多くは無いように思えます。
上手いだけでも子供達はついてきません。

私は一保護者の立場として、思いやりと向上心のある講師が一番だと考えています。

どこまでいっても商売ですから、ニーズを把握するところから始めて見られてはいかがでしょうか?
色々な書道教室に見学に行ってみるのも良いかもしれませんね。

子ども達が笑顔で「こんにちは~」と入ってくるような、楽しい教室を開講できますように・・・成功をお祈りいたします。
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この回答へのお礼

お返事遅くなりすみませんでした。

皆さんの回答を見せていただきよくわかりました。
今後、ちゃんと教えれるように毛筆・ペン共に上段を目指して頑張って行きたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/05 08:44

日本習字の場合は、取得段位によって指導できる対象者の範囲が決められております。



<成人の「毛筆漢字部」において(18歳以上に限定)>


・初段取得で初等師範免許→小学生以下への指導が許されます。

・二段取得で中等師範免許→中学生以下への指導が許されます。

・三段取得で高等師範免許→高校生以下及び一般成人への(二段まで)指導が許されます。

・四段取得で正師範免許→一般成人(三段まで)への指導が許されます。

・五段取得で教授免許→一般成人すべてへの高度な指導が許されます。

 注意:基本は「毛筆漢字部」ですが、
 成人に「毛筆かな部」を指導する場合は、当然ながら「毛筆かな部」の段位取得も必要です・
 同様に、成人に「ペン部」を指導する場合に於いては「ペン部」の段位取得も必要になります。

中学生以下に限定して習字を教えたいのでしたら、
最低条件としては、成人の「漢字部」の2段以上を取得していれば教室を開く事は可能です。
しかし、現実的には無謀だし、生徒さんに対しても指導力不足になって失礼になると私は思います。
指導される側の小学生の親御さんにとっても習字教室の先生は子供への習字教育全般を託す先生になるわけですから、ちゃんとした日本習字の教室を開こうとすれば、
「漢字部」「かな部」「ペン部」のそれぞれに5段取得以上は必要だと思います。

特に子供さんへの指導は習字指導に加え、情操教育の使命もありますから常に真摯な姿勢で幅広い分野の自己研鑽に励む事も大切かと思います。
(習字に関係ないような子供の素朴な質問にも答えてあげる必要もありますから・・・)

参考URL:http://www5.ocn.ne.jp/~megu2/
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1.小 中 を指導の場合。

全て二段~三段取得して いれば、大丈夫です。

2.教室を開く条件は、簡単です。人数分の部屋と、 机/(椅子か座布団)があればいいです。

3.人数が多くなったら、時間をずらしてください。

4.私の場合は、硯は(重いから安いのを用意た。)  文鎮も(重いから安いのを用意した。)下敷きも  用意した。(しわしわにするからw)最初は人数  分だけ用意すればいいでしょう。

5.後は学び方に従って、準備してください。

※ 余計なことですが、机等は中古品屋を当たってみ たらいいとおもいます。

 成功を祈ります。 
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かつて習い、5段で教授資格を取って退きました。



成人部初段合格者
初等師範免許状・・・幼児・小学生への実技指導力を有することを証明するもの

成人部二段合格者
中等師範免許状・・・中学生への実技指導力を有することを証明するもの

成人部三段合格者
高等師範免許状・・・高校生・一般成人(二段まで)への実技指導力を有することを証明するもの

成人部四段合格者
正師範免許状・・・一般成人(三段まで)への実技指導力を有することを証明するもの

成人部五段合格者
教授免許状・・・・一般成人すべてへの高度な実技指導力を有することを証明するもの

です。
教室は5段を持っていれば開業はできるはずです。
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中学生の息子が成人部1級(生徒部8段位取得済み特待生)の者です。



下記HPをご覧になるとお分かりいただけると思いますが、中学生までの指導なら成人部2段(中等師範)に合格すればよい筈です。

うちの指導者は漢字、かな共に5段以上です。
どちらかだけの開講も可能かもしれませんが、指導を受ける側の保護者としては、毛筆が達者でもペン字が下手だと正直不安になりますね。
特に小中学生の指導となると硬筆も大切な要素ですし、お手本も両方一緒になっていたはずです。
色々見て回りましたが、小中学生対象の書道教室の場合は毛筆だけを指導するところは少ないですね。
なのでやはり両方2段位まで取得されておく方が良いのではないかと思います。

HPの中にお問い合わせ欄がありますので、そちらから質問されると確実ですね。

参考URL:http://www.nihon-shuji.or.jp/open/features/index …
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教える場合、教える人にはあるレベル以上の書写の能力が必要ですが、貴方にはそれがありますか?


五段以上とはどこの書道協会(乃至それに類するもの)の資格でしょうか?
教える場合何を手本として教えますか?
資格はないはずですので、生徒さんに正しい字を教えて頂いたら良いと思います。
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