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洋食と和食の違いは分かるのですが、イタリアンとフレンチって、どこが決定的に違うのでしょうか?
ソース?オリーブオイル?「イタリア料理とは」という何か定義があったら、教えて下さい。

A 回答 (6件)

「イタリア料理は存在しない。

あるのは郷土料理だけだ。」という言葉をよく目にします。
トスカーナ料理やヴェネツィア料理はあっても、イタリア料理というものはないのだと。
それだけイタリア料理は地方ごとに特色があり、ひとつに括れない、ということだと思います。
考えてみれば、イタリアはもともと小さな都市国家の集まりだったわけですから、
で、ひとつの国に統一されて150年足らずしか経ってないわけで、
それもひとつの大きな要因でしょう。

そこを踏まえたうえで、強引にフレンチと対比させると、
大きな違いは、
●フランス料理はバター、イタリア料理はオリーブオイルを多用。
●料理法では、
フランス料理は、食材のエキスを濃縮したソースをつくり、再び食材に合わせる技法が特徴的。
イタリア料理は、炭火焼を初め、焼く煮る炒めるといったシンプルな火入れが多い。
●特徴的な食材としては、
フランス料理は、フォアグラ、トリュフ、エスカルゴ、リ・ド・ヴォなど。
イタリア料理は、ルッコラ、ポルチーニ、プロシュートあたり。(あまり思いつきません)
●コース構成は、
フランス料理が、オードブル、魚料理、肉料理、デセールに対して、
イタリア料理が、アンティパスト、プリモピアット、セコンドピアット、ドルチェで、パスタがコースの1皿を占めているのが特徴。
(あと、アンティパストミストという前菜盛り合わせや、グリッシーニもイタリアン独特)
●ピッツァや、それをメインで出すピッツェリアはイタリア独特。

こんなところでしょうか。

ただ、北イタリアではクリームやバターが多く使われますし、
逆に南仏料理は、主にオリーブオイルを使い、パスタもあります。

ということは結局、イタリア料理もフランス料理も地域差が大きくて、
定義してもはみ出してしまうということのような気がします。
もう少し狭い範囲で、例えばパリとヴェネツィアといった形で
比較しないと難しいのかもしれません。

長々書いた割りに、しまりのない結論で申し訳ないです。

この回答への補足

ZeusSeesSuez さん、大変分かりやすいご回答どうもありがとうございます。
とても参考になりました。
もし、よかったら、「グリッシーニ」って何か教えて頂けませんか?
よろしくお願いします。

補足日時:2005/07/30 13:09
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ANo.5です。



「補足」にお答えします。

「グリッシーニ」はイタリア独特のパンです。
イタリアンの店にはたいてい置いてあるので、多分ご存知のことと思います。
スティック状のパキッと折れるあれのことです。
パラフィン紙でできた袋に入っていることもありますね。
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この回答へのお礼

ZeusSeesSuezさん、再度のご回答どうもありがとうございました。
とても勉強になりました。

お礼日時:2005/07/31 13:15

回答にはなっていないけれど、イタリア料理の技術(?)がフランスに渡って今日のフランス料理になったはず。


あくまで私の解釈ですが...イタリア料理は「お母さん」の家庭の料理(今手に入る素材をおいしくいただく工夫をした愛情たっぷり料理)。その技がフランスに渡って国王,貴族のために調理されたのがフランス料理(だから素材も味も見た目もゴージャスになった相手を感服させる料理)。
ちなみに南仏料理と呼ばれるものは非常にイタリア料理に似てますよ。それは手に入る食材や気候がイタリアと似ているからなんでしょうね(オリーブ等)。
精神論ぽくてごめんなさい。味だと見た目とベースのソースが違うって以外素人の私には言えないので...
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この回答へのお礼

YumYumKoKo さん、早速のご回答どうもありがとうございます。

お礼日時:2005/07/30 13:09

イタリア料理といいますとやはり南伊料理ですね。


家庭料理です。
ナポリのカンパーニア州。ピアッツアや乾燥パスタの発祥の地です。
また降り注ぐ陽光のもと小さなフットボールの形をしたトマト。
味は濃厚で最高です。これがナポリで毎日使われるポモドリーニです。
サラダやスパゲッティのソースに使います。

イタリアの人は家族を大切にします。特に南伊の人は陽気です。
誰でも家庭に呼び料理を振舞います。
この全てがイタリア料理のテイストでしょう。
あ、ナポリでは食材は値切ること、海の幸山の幸。
食材を値切ることもイタリア料理のテイストです。(汗)
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この回答へのお礼

kojiroutan さん、早速のご回答ありがとうございます。
昨日、ポモドリーニ、食べました。
イタリア料理にしか使わない食材、レシピ、が分かれば、イタリア料理の定義が明確になると思うんですが…。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/28 19:02

私が思うには…


イタリア料理にはモッツァレラチーズ&バジル&トマトが必ず使われている感じがします。プラスアンチョビやオリーブオイルですね。
一方フレンチはメインのソースにワインを使い、デザインなどに凝った物が多いかと…。
コースを食べて比べてみてください。明らかに違うのが実感できると思います。
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この回答へのお礼

merry-wether さん、早速のご回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/07/28 18:59

定義としては、昔からイタリアで食べられている料理がイタリア料理でしょうけど、その違いとなると...。


イメージで言うと、パスタ、ピザから肉料理、魚料理って感じで、パスタやピザは分かるけど、それ以外は微妙。
外人さんに関東の雑煮と関西の雑煮を説明するくらい難しい気がします。
特に最近の料理界はボーダーレスで、フレンチが和食の影響を受けたりとかしてますから。
なので、東洋人が簡単に見分けられるような、決定的な違いは無いのじゃないかな。
ただ、フランス料理は「ソース命」という感じでかなり凝ったタレ(タレっていうと、フランス料理も台無しですね。(^^))がかかってますが、イタリアは塩コショウにオリーブ油とか素材の判別がつくソースを多く使っていると思います。
いずれにしても、フランスワインとイタリアワインの違いくらい素人には判断つきにくいのでは無いでしょうか。

(よく分からないなら回答するな、という感じでしょうが、他の回答者さんの意見も気になってレスつけてしまいました。お邪魔してすいません。)
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この回答へのお礼

Buchikunさん、早速のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/28 18:58

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