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放射線被爆について質問があるのですが詳しい方、宜しくお願いします。
6月ごろから嚥下困難や体のだるさなど体調が悪くいろんな病院で検査をしました。
レントゲンや内視鏡など検査をしても異常なしといわれても体調不良が改善なく
数件受診しました。
どこを受診しても異常なしの所見で現在は経過観察中です。
今年の六月から九月までかなりレントゲンを撮ったので心配ですのでご意見お願いします。
胸部X線   正面 4枚 横 3枚
腰部X線   正面 1枚 横 1枚
頚部X線   正面 1枚
歯科X線      1枚
耳鼻科X線     2枚
頚部ヘリカルCT      1回
胸部ヘリカルCT      1回
胸部CT(造影剤) 1回
頚部CT(造影剤) 1回
MRI
頭部・頚部胸部(造影剤)・腹部・腰部 各1回
こうして書き出してみるとびっくりするくらい撮っています。
胸部 頚部の造影剤CTは某医大で一日でとりましたがかなり時間がかかりましたので2回に分けたと思います。
かなり撮ったので心配しています。被爆の危険性など知りたいのですがお願いします。

A 回答 (4件)

この問題を扱う論文は最近急激に増加しています。

特にCTが問題になります。問題ないとは一概に言い切れません。以下、論文の内容の紹介をいくつか.

被曝する線量はとるCTのタイプによって違います。造影のほうが大きく、単純と造影の両方ならなお大きいですし、CTのビーム幅が広いタイプのもの(ヘリカル)はより多くの被曝になります(ある新しい報告ではCTの被曝推定量は14-21mGy:Radiology. 2004 Sep;232(3):735-8. Epub 2004 Jul 23:計算方法には被曝する体積を考慮に入れるものもあります。昔のシングルスライスのCTは1mSvというみなしでも計算されてますがずいぶん違います)。また、発癌や被曝関連死のリスクは年齢、性別(なぜか女性は低い)によって異なります。

子供は感受性が高く、米国の15歳以下の子供は年60万件の腹部・頭部CTを受け500人がそれにより致死的発癌をすると推定されるという報告(AJR Am J Roentgenol. 2001 Feb;176(2):289-96)があります。

大人(オーストラリアの)ではたとえば10 mSvのスクリーニング検査を40歳から3年に一度行った場合の被曝関連死リスクは0.4%と見積もる論文があります(Australas Phys Eng Sci Med. 2003 Jun;26(2):53-62)

また、単純な全身CT一回でいつか発癌死亡する確率は45歳の成人で0.08%という報告もあります(Radiology. 2004 Sep;232(3):735-8)。それでは、45歳から75歳までに30回検査をうけると発癌死亡する確率が1.9%となるとしています。最近のCT撮影方法にあった計算です。ただ不安で不必要なたくさんCT検査を受けてしまう患者さんは何も知らずに危険に身をさらしていることになりますね。


これらの数値は通常患者に公開されていますが、日本では、どうなのでしょうか?

ランセットに発表されたこうしたCTなどによる日本の全体の発ガンに対する余剰発ガン率の推定値は3.2%と世界でグンを抜いて高いです。これは凄く物議をかもしましたが、日本では、非難されたり無視されたりしましたね。

これらの報告は疫学的な問題を扱っています。これらの検査も、必要な検査であれば、検査理由が正当化されます。要は検査による利益を受ける(受けた)あなたの判断と責任ということになります。でも、リスクの説明はきちんとしてほしいですね。

これらの疫学的リスクの説明については知るかぎり日本のどの病院や学会も(まだ議論のあるものとして)義務付けてはいません。困った国です。自分の身は自分で守るのがいずれにしても原則。
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この回答へのお礼

早速の御返事ありがとうございました。
これからは慎重に検査を受けたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/11 00:00

線量については他の方々の的確な指標があるので省きますが、放射線をたとえば火力に置き換えてみると、胸部撮影で受ける量の放射線量がマッチの火力と同等だとしたら、タバコを吸いたいのですがマッチで火傷しますか?っていう質問に似ています。


たしかに、火ですから火傷をすると思います。しかし、タバコを吸うためにマッチによるやけどをする確立はかなり低いですよね。
これからは、放射線の量というものはきちんと世に伝え、皆が認識していかなければならないものだと思います。今は、放射線にかんする教育を受けたものが放射線の影響を理解し指導者になっていますが、学校教育に取り入れられ、小学生でも理解しなければいけないものだと思っています。
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トータルで俗に言うレントゲン撮影を十数枚、CT検査を4回、他にMRI検査という事でしょうか。

心配ないです。

参考URLでみてもせいぜい50msv程度でしょうか。妊婦さんでも中絶の必要が無い程度のレベルです。

心臓や脳血管などの検査によっては一回で数百枚といったオーダーでレントゲン撮影をしますがそれによって障害が出ることはありません。

またMRI検査は磁力による検査ですので被曝はありません。

参考URL:http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/Housyasen0908A …
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この回答へのお礼

御返事ありがとうございました。
少し安心しました。

お礼日時:2005/11/11 00:07

被爆ではなくて被曝ですね。

MRIは放射線と無関係です。
この程度の撮影では、体に影響は全くありません。
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この回答へのお礼

早速の御返事ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/11 00:08

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