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江戸時代の不動産売買はどの様に行われていたのでしょうか?
他国の者は売買できないなどの制約はありましたか?

大名同士が江戸屋敷を交換する際は幕府の許可の下に当事者同士でやり取りしてたようですが、町人の売買には制約があったでしょうか?

A 回答 (2件)

当地(備中)での農村のようすを記します。


文化頃以降のようすですが、農地の売買はかなり頻繁に行われていたようです。価格は土地の「高」(面積×石盛--年貢の算定基準になる)に関係して決まったようです。
おもしろいのは売買と同時に売り主に質入れするという方法がありました。こうすると買い主は僅かな資金で購入てできたでしょう。事実上の分割払いです。
また○年後に×匁で買い戻すという条件での売買もありました。
どんな場合も証人を立てて証文を作り、更に庄屋が奥印をするのが原則だったようです。庄屋は売買の証人というより土地の高や広さの数値を保証する意味で判を押したと思います。
江戸期の百姓のイメージとして無知とか貧乏といったのが一般的でしょうが、よく知っていました。そしてきっちりと証文を作っています。その緻密さは現代人以上かもしれません。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
庄屋が土地の高や広さを保証する意味で押印していたというのは面白いですね。

お礼日時:2005/11/15 02:46

領主によっては規制がある場合もあるかもわかりませんが、町になったいる場所であれば比較的自由に売買できたようです。


ただ、実態は町だが支配としては村というような場合は、代官への届けというか年貢をちゃんと納めますという一札が必要で、また公式には永代売買が認められなければ借金のかたに質入して流れたという形式をとらなければならないこともありました。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
町場では比較的自由に売買できたのですね。
農村は年貢が絡んできていろいろ大変だったのですね。

お礼日時:2005/11/15 02:45

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