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同じ部活のひとで、筋肉とかほとんどなく、運動神経まったく0で、短距離も遅い人が、なぜか長距離は運動神経がいい人と同じくらい早いんです・・・これってなんでですか?
 あと血圧が高いと長距離が不利だったりするって聞いたんですけど、どうすればいいんですか?

A 回答 (2件)

いくつもの理由があげられます。



ひとつは、生まれつきの筋肉の質の違い。筋肉には、強い力を出せるけど持続力がないタイプと、力はそれほど強くないけど繰り返し動かしても疲れにくいタイプがあり、どちらのタイプが多いかは、生まれつき決まっています。前者のタイプが多い人は短距離走に、後者のタイプの筋肉が多い人は、長距離走に有利です。

次に考えられるのは、体重の違い。筋肉や骨格は密度が高く、重いんです。身体を鍛えて筋肉隆々の人は、身体が重くなりますが、長距離走は体重という荷物を一定距離運ぶ競争ですから、荷物が軽い人の方が、圧倒的に有利です。トップクラスのマラソン選手は、みんなやせ型でしょう? 脂肪を削るのはもちろん、走るのにあまり必要がない筋肉はぎりぎりに抑えて、体重を低くキープしているのです。

次に、走る技術の問題があります。同じ距離を走るのでも、ぴょんぴょん跳ねながら進むのでは、余計な力がかかりますよね。野球やサッカーと同様、走るのにも技術が必要で、少ない力で効率よく前に進む技術を持っている人は、有利です。

よく「運動神経がいい」というのは、子どもの頃の「慣れ」がかなり影響しています。つまり、子どもの頃に野球やサッカーやアスレチックをよくした人は、成長してから、球技や体操などを覚えるのが得意です。これは似た動作なら言えることで、例えばテニスは未経験でも子どもの頃にキャッチボールをよくしていれば、上手投げという動作に慣れています。そういう人はテニスのオーバーハンドサーブも覚えるのが早く、「テニスははじめてだと言っていたのに、あんなに上手いのは運動神経がいいんだね」ということになります。

でも、歩く・走るという動作は、誰でも幼児期からやっています。キャッチボールのように差がつきにくいですね。また、逆に親がキャッチボールはやってくれなかったけど、ひたすら山歩きに付き合わされたというような子どもは、長い距離を効率的に歩いたり走ったりする技術を身に付けていることがあります。

それから、トレーニング量の違い。実は、歩くとか階段を上る、自転車をこぐという行為は、走るためのいいトレーニングになります。同じ部活で同じトレーニングをしていたとしても、例えば毎日往復1時間の道のりを歩いて通っているような人は、学校の前が自宅であまり歩かない人に比べて、毎日1時間トレーニングしていることになります。坂道の上り下りもかなりきくので、坂の上に自宅があると鍛えられたりします。

また、心肺力の問題もあります。長く運動を続けるには、全身に酸素を送り込まなくてはなりません。心臓や肺の機能が高い人は、同じ速さで走っても余裕があるので、長い距離でも持ちますが、心肺機能が弱い人は、長距離に耐えられません。

ほかにもあるかもしれませんけど、市民ランナーでもトップクラスでマラソンを走る人が、小学校のときの体育は1とか2だったという話は、ときどき聞きます。

血圧が高いと長距離が不利かどうかは知りませんが、あまり血圧が高いとマラソンのようなスポーツを行うのは危険です。ただ、適度の長距離走など有酸素運動は、血圧を下げる効果があります。
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筋肉の質が違うのです。

短距離向きの筋肉、つまり瞬間的に大きな力を出せる変わりに、持続力がない筋肉と、その逆で瞬間的に大きな力は出ないけれど、持続力があるという筋肉を持つ人との違いです。
 筋肉中に蓄えられるエネルギーの使われ方にも差があります。
 運動に関する書物を読むと前述のようなことが難しくかかれています。
血圧のことはわかりませんが、心筋を鍛えると心拍数は下がりますので、長時間運動を続けるには有利な体になります。
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