行方不明になったマンション共有部分（管理棟）持分の時効取得訴訟について

宜しくお願いします。
現在私が所有(取得後1年未満)している中古マンションの私の専有持分に付随する共有部分持分が他人名義のままである事に最近気が付きました。
調べてみると、私の前所有者(Ａ氏とします)も、本共有部分について所有権を持っておらず、その存在すら知らないようでした。
閉鎖謄本でＡ氏以前の所有者を調べて、Ａ氏以前の所有者(Ｂ氏とします)は分かったのですが、なにせ、15年以上前の閉鎖謄本上の住所の為本人との連絡が付きません。
当該専有部分持分と共有部分持分がＢ氏からＡ氏に分離して売買されてしまった理由は、権利証書が2通存在した事が原因のようです。(共有部と専有部の保存登記年月日にずれがある事が確認できました。）
Ｂ氏とどうしても連絡が取れない場合、
「所有権時効取得確認訴訟」(訴訟名が正しいかどうか分からない)の類の訴訟で、私がその共有部分の権利を取り戻せますか？
(1)Ｂ氏は現在当該マンションとは一切関係の無い立場にある。
(2)Ｂ氏がＡ氏に売買を行ってから20年以上経過経っている。
(3)今回の件でＡ氏の協力(訴訟の当事者になる等)は得られない。
と仮定しての回答をお願いします。

No.1 ベストアンサー 回答者： walkingdic 回答日時： 2006/01/13 10:21

>私がその共有部分の権利を取り戻せますか？

もっと情報が必要ですが多分出来ると思われますが、Ａ氏による占有期間（共有物の一部占有）も入れるのであればＡ氏の協力がないと難しい可能性はあります。（まあ所有権のない部分に対して維持修繕費用を支払っていたという管理組合の記録を元に主張する程度で有効かもしれませんが）

ちょっと難しい点もあるので弁護士に相談下さい。

この回答へのお礼

早速の回答をありがとうございます。
>維持修繕費用を支払っていたという管理組合の記録を元に主張する
参考になる意見を感謝します。

お礼日時：2006/01/13 10:28

No.2 回答者： noname#20836 回答日時： 2006/01/13 11:11

所有権を取得（取り戻しではない）できる可能性はあると思われます。

Ｂ→Ａの売買契約において当該共有持分が記載されていたかどうか、Ａ→質問者の売買契約において記載されていたかどうか、これらの点について確認した上でなければ「だれに所有権があるのか」が特定できません。

Ｂに所有権がまだ存在し、それをＡ・質問者が時効取得したと主張するのか、売買契約によって所有権が移転しているが登記だけができていないとして登記を請求するのか、など訴訟の方法が異なることとなります。

ケースによってはＡに所有権が存在し、Ｂ→Ａの所有権移転登記手続きの請求を行った上で、あらためてＡ→質問者の売買契約を締結するということもあり得ます。

いずれにしても書類等にて現状確認をした上でなければ判断できない事例ですので、資料を持参の上、弁護士にご相談・ご依頼されるのがベストといえるでしょう。