A 回答 (11件中1~10件)
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No.11
- 回答日時:
やっぱり、生物学的に見ると、すごく非効率的なことをしている。
その点が、生物としてのヒトとしては、愚かなのではないでしょうか。
だって、生まれてきて死にたいと思う生物っていうのは、おそらく人だけだと思うんですよ。
他の生物の心はわからないから、なんとも言えないかもしれません。
ただ、間違いなくそれを実行に移しているのは人間だけです。
他の生物は、自殺をしないことははっきり言ってありませんが、すごく自明なんですね。
例えば、近親相姦をさせられたことを知った馬は自らがけから飛び降りたという事例がある。
これは、遺伝子の継承という点から見れば、至極理解のできることです。
人間を除いて生物は、“生存”とか“種の保存”に関して、誠に忠実です。
それは考えるまでもなく当たり前のことで、他の生物は生きるために生きてるからです。
しかし、人間は違ってしまいました。
もはや、生きるためだけに生きているのではなくなってしまった。
なにか、別の目的を必要とするようになった。
ヒトは、生物という範疇にいながら、“生存”“種の保存”を生きる目的の第一義としなくなったという意味において、生物の枠から逸脱してしまったと言うところがあります。
それはやはり、「生きる」ということを指向するのが生物であると定義するならば、その指向性を失ってしまったというところに、ヒトの“愚かさ”が集約されているのではないかと思います。
だから、ヒトを生物という枠組みで捉えなければ、ヒトの“愚かさ”は消失するかもしれません。
ヒトは生物ではないんだ。人間という、また違った生き物なのだよという捉え方をすれば。
皆さんお礼が遅れて大変失礼しました。
まずはお詫びを申し上げます。
そしてさらにお詫びします。
今回はポイントを誰にも出しません。
今回の質問はこちら側としてもあまりに抽象的な質問をしました。
それ故、どれが良い回答か判断が非常に難しいです。
よって、せっかくご回答していただき、大変ありがたいのですが、ポイントは出しません。
ご理解していただければ幸いです。
本当に申し訳ございません。そしてありがとうございます。
No.10
- 回答日時:
人間の愚かな行為・・・虐待、殺人、破壊行為、戦争・・
これらの行為を引き起こす感情・・・自己否定、嫉妬、憎悪・・などは全て同じ観念から起こっている様に思えます。
殆んどの人は
「私とは、この私という肉体のことである。」
「人生はこの一度限り・・だから思う存分やりたいことをしなければ損。」
と思っているのではないでしょうか。
言って見れば、この物質至上主義の思想が諸悪の根源のような気がします。
人生が一度限りならば、誰でも、苦労するより楽しく好きな事をやりたい放題にしたくなります。
汗水たらして人や世の中に認智されないことをまじめにするのが、馬鹿馬鹿しく思え、人生、楽(らく)して大儲けをするのが一番理想的な生き方と考えるようになります。
他の人より恵まれていない人は、世を呪いたくなり、他者を嫉妬し、恵まれている人に憎悪すら感じるようになります。
物質は有限であるので、少しでも他者に何かを譲るということは、自分が損することを意味します。
人生一度限りならば、死ぬまでに隠し通せれば、何をしても得したほうが良いと思う人が出てきます。
このように、人生を物質的な限られたものであると認識した時から、富の奪い合い、争い、憎しみ、が起こっているのではないでしょうか。
すべてを物質でとらえると、他者と自分は分離した、対立するもので、他者はすべて自分のライバルになってしまいます。
目に見えるもの、触れるもの意外は全て幻想であり、虚構になってしまいます。
この全てを解決するのが、昔から色々な宗教を通じて言われてきた以下の事です。
「人生は一度きりではなく、魂は霊として永遠に生き続ける」
「人間は肉体を伴った霊であり、死ぬと肉体から開放された霊となる。」
「未熟な魂でも何度も生まれ変わることによって経験を積み、学び、苦しみを乗り越えることによって人生に熟達し、人格(霊格)を高めていくことが出来る」
「やがて、熟練した魂は、物質(肉体)的には分離して見える他者が、本当は自分とエネルギー的に繋がっているものであり、他者に対してすることは、実は、自分に対して行っているに等しい、と悟るようになる。」
「全て、この世は、学びのための修行の場であり、生まれ変わる毎に、主たる課題を背負って、その修行に相応しい肉体、家族、町、国、環境を選んでいる。」
「課題を克服していくにつれ、人生に苦労というものが
減ってゆき、やがて生まれ変わらなくて済むようになる。」
「仏教などで唱えられている因果応報の法則がじつは、宇宙全体に満ちている原因と結果の法則であり、物事には全て原因があり、偶然や奇跡は存在しないことがわかる。」
「他者、世の中に対して行った善も悪もそっくりそのまま同じレベルで自分にかえってくる。」
「自分に降りかかることの全ての原因は、自分で引き寄せたものであり、自分自身の問題であり、従って、他者のせいにせず、自分を内観し、自己を変革できれば、現実を変えることが出来る。」
「全て物事は表面的なことより、動機の善悪が最も重要で、自分自身に一番影響を与える。」
「他者に奉仕をして一番得をするのは自分自身であり、他者を虐げて一番損をするのも自分自身である。」
などなど・・・・
従って、人間の愚かさとは、人間の霊性を否定し、唯物主義に陥ることだと思います。
No.8
- 回答日時:
欲や悪意などの煩悩の存在を認めざる得ない状態に追い込まれたとき、人間のおろかさと言うか、悪魔に対する敗北を意識します。
これらを肯定してはもはや人間とはいえません。
No.7
- 回答日時:
愚かとは、考えが足りないことです。
自分が思い描く理想像に対して現実の人類がそうである“愚かさ”なのか、人類以外の生物と比較した“愚かさ”なのか、いろいろ考えてしまいましたが。「信じる」という行為を考えてみました。考えることをやめる(=愚かになる)ための最も強くポジティブな動機だからです。
正義、恋愛、信仰、思想、いろいろな事象がありますが、人類史で「なんでこんなバカなことしたのよ」「どう考えても違うだろ」というような結末の背景には、あるいは原因には、必ずと言っていいほど、何かを「信じる」という行為が関っています。信じて、つまりそこでそれ以外の解答に考えを巡らすことをやめて、行動に移したせいです。
ところが、偉業と呼ばれるような結末の背景にも「信じる」が必ずあるのです。人類しかしない/してこなかった、愚かしい失敗と輝かしい偉業とは、同じ駆動回路によって導かれた結末です。
考え続けて正解が出ることがらは、そう多くありません。人はどこかで何かを信じて、考えることをやめ、愚かになることで行動に移ります。博打を打つんですね。そういう自覚を持って「信じる」ことをする人は稀でしょうけれど、分かったから信じるのではなく、分からなかったから信じることにするのだと思います。
愚かさとは何かという問いに対しては、同じことを終わりなく考え続けるという生物としての生存の危険を回避するために備わった機能であるとし、人間に特有の「愚か機能」は「信じる」という行為だ……というのはいかがですか。
No.6
- 回答日時:
「人間の愚かさ」、それこそが人文系学問の根幹をなしているテーマではないでしょうか。
文学にしても、法学や心理学にしてもそれらは「人間の愚かさ」を追究し続けているといってもいいくらいです。つまり、人間は人文系学問書物の目次項目の数ほど「愚かさ」を持っているといえるでしょう。ちょっとやそっとでは語りきれぬ問題だという気がします。
とはいえ、これでは回答になりませんから、ケモノなみの愚かさとケモノ以下の愚かさを1点ずつ書いてみます。
【犬並み】=「内集団偏向」
http://homepage1.nifty.com/NewSphere/EP/b/nepoti …
ワンちゃん達は昔、狼でした。「群れ」を定めとする狼だったワンちゃんたちは、どうしても集団内の序列にしばられます。それと同じように、人間も草原で群れて暮らす宿命でした。そのため内外の集団意識に多くのバイアスがかかってしまいます。このバイアスはいわば脳に書かれたプログラムですから、これを主因とするいじめ、戦争(暴力闘争)、差別などは、これからもずっとなくなりそうにありません。
(#3さん言及の「愛の限定性」(ご明察と感じます)もここいらではないでしょうか)
【犬以下】=「素朴概念」、「神秘主義」
http://homepage1.nifty.com/NewSphere/EP/b/to.html
DOS以降の古いコードを残すWindowsXPと同じように、人間の脳は、ハ虫類や犬猫の古い脳を残しており、いまだ進化しきれてはいません。特に五感と脳の連携機能に欠陥があるため、犬でも陥らない迷信、疑似科学、似非歴史、宗教(カルト)、占いなどを信じてしまいます。これもなくなりそうにはないですね。
ま、いかに少なくするかが課題なんでしょうけど…
No.5
- 回答日時:
愚かなことを、駄目であると思ってしまうところではないでしょうか(^^。
愚者の振る舞いがもっとも上手なのは賢者である、と言う風に、愚というのは、賢さを暗に示唆するシンボルであるようにも思います。お笑い芸人もひらめきや構成、分解、様々な知的手法によってギャグをつくるのですし、愚と賢は、根本を同じにした、一つのところから現れてくるのではないでしょうか。
ただひとつ、述べておきたいことがあります。
人間の賢さで解決できないことは、人間の持つほかの性質で解決できると思います。やさしければ、戦争は起きない。可笑しければ、ストレスはたまらない。覚悟あれば、怯えない。
たくさんのいいところが、はちきれんばかりに、詰まっていると思いませんか。人間には。
No.4
- 回答日時:
こんにちは、「愚か者」の登場です。
雨の休日と言う絶好の読書日和に、昼食後さっぱりペースが上がりません。
先ほどから何と一時間以上、絨毯の上でゴルフボールを転がしながら「愚かさ」を分析していました。
で、結局何が判ったかって、ボールを打つときに他事を考えてはいけない(笑。
冗談はさておき、「愚かさ」は常に過去に対する反省でしょうか。
もし可能なら、別の行動(読書の継続)を選択することも可能であった。
しかし、本当にそうなのでしょうか、いま、私は自分の愚かさを楽しみつつ、いつか、18番ホールで此れを入れればアンダーパーと言うショートパットをきっちり決めたとき、この愚かな行為が、記憶の中に燦然と輝く日が来るのかもしれない(永久に来そうも有りませんが想像は楽しいですね)。
我々が、「愚かな選択」と断定する場合、選択の結果の時点に来て、過去を振り返り、何処かの時点で「愚かな選択」が有ったと判断するわけですが、「愚かな選択」を行ったその時点では結果はまだ未定であり、感情と意思と要求の混沌とした精神状態の解放かもしれません。
結果として、戦争に勝った場合、殺人を犯し発覚しなかった場合、人を欺き富と名声を得た場合、
これらの選択は「愚か」なのか「賢い」のか、最後の最後まで保留のままではないのでしょうか。
最後にもう一言「賢い選択」と言うものがもし有るなら、歴史は「決定論」に陥りはしないでしょうか?
何のお役にも立てませんが、お時間が宜しいようで。
No.3
- 回答日時:
「想像力の欠如のため欲望の限界に気付かない」という点ではないでしょうか。
(残念なことに自らを揶揄している言葉でもありますが。)
言葉を替えると「限定されていても愛は愛」と信じていることではないかと思います。
「戦争は愚か」といっても、戦争は「愛の為に行なわれる」と実行者は信じているはずです。
「企業犯罪」は一般市民に甚大な影響をもたらすにも拘わらず、実行する社員たちは「会社のため→自分のため→家族のため」と「限定された愛」に関しては正義である、と信じているでしょう。
また、「ご近所の悪口」は、自分の家のプライドを守るためであったりします。
「(ある範囲内の)限定された愛」が「(範囲外では)憎悪をもたらす」という想像力に欠ける、あるいはその構図を無視するということです。
想像力に欠けるのは能力不足(あるいは努力不足)でしょうが、わかっていながら無視するのは悪意の萌芽を容認するわけで、その者は人間に対する悪を紡ぎ出す元凶以外の何者でもないということが言えるでしょう。
自らの生きるという欲望が、他者の生きるという欲望を完膚なきまでに否定することによって実現されることは不可能であるという、自他の置き換えによる想像力の欠如こそが、あらゆる災厄の根本的原因であるように思います。
No.2
- 回答日時:
あなたのような視点で測ろうとすると、アンバランスさが愚かさになるでしょうね。
考察の範囲と実際の影響範囲に極めて大きなギャップがあり、両者のバランスが悪いという意味です。もちろん、考察の範囲の方が狭い。結果を見て、「そんなつもりではなかった」なんて言葉を言う姿が、思い浮かびますね。そういう発言をする人は、愚かに見えるものです。
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