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大学で生物の進化についてのレポートを提出する事になりました。
そこで大好きな☆うさたん☆を題材とする事しました。
が、図書館へ行っても、インターネットで調べても詳しい事が得られなせん。
みなさん、あたしに力を貸してください!!
ウサギの進化・起源に関することならなんでもOKです!!

A 回答 (5件)

 


  以下はURLの羅列ですが、ウサギの祖先や進化については、検索しても出てきません。以下のどこかのページ(5だと思います)に、ウサギは分類的に系統がよく分からないということが書かれています。もう少し詳しく書いてくれればよいのですが、短すぎて、興味深い内容なのに、情報不足です。
 
  ウサギの耳については、ウサギは汗をかかないのに、高速で走るので、体温調節のため、耳から放熱するので、長いというのと、もう一つ、草原などで、音を収集し、情報を得るために長いという二つの説明があります。昔ウサギの耳は長かったかどうかというと、ウサギの古い絶滅種は、アマミノクロウサギも昔分類されていた「ムカシウサギ亜科」の二つの属(絶滅化石種)が、いまから二千万年以上前のウサギで、その姿がアマミノクロウサギに似ているはずなので(奄美のこのウサギは原始的なウサギとされています)、従って、ウサギの祖先生物は、耳は長くなかったと思えます。もっとも進化しているのがノウサギで、彼らは巣穴を掘らないということから、逆に、巣穴に住み、昼間は隠れている夜行性の動物がウサギの祖先だったとも言えます。従って、余り速く走らなかったでしょう。
 
  ウサギの分類学的位置は次のようになります。(この分類は、「ムカシウサギ亜科」にアマミノクロウサギやメキシコウサギを入れているので、そこは正確ではないと思いますが)。
 
  脊椎動物亜門・哺乳綱・獣亜綱・真獣下綱
  ……と、下綱まで来ますが、実は哺乳動物のほとんどは、真獣下綱です。
  
  真獣下綱は、四つの上目に分かれ、1)アフロテリア上目、2)異節 Xenarthra 上目、3)霊長・齧歯類上目、4)Laurasiatheria 上目です。
 
  1)は、原始的な真獣動物と、イワダヌキ・カイギュウ(海牛目)・ゾウ(長鼻目)などです。2)は、 アリクイ・ナマケオモノ・アルマジロなどで、他は絶滅種です。何だか、古そうな動物です。1)と2)は属や種が少ないです。
 
  3)は名前からして、霊長類と齧歯類です。ウサギは、ここに入ります。齧歯類は、「囓る歯」を持った動物のことを普通言うので、ウサギも昔は、齧歯動物に入れられていたのですが、どうも違うと言うので、齧歯動物とは別の分類になりました。(こういう風に、ネズミ(齧歯目の代表)などに似ていると思っていると、違うとなるのが、ウサギの位置付けの難しさですね)。
 
  3)の「霊長・齧歯類上目」の分類は、五つの目に分かれ、1)ツバイ目、2)皮翼目とまずなりますが、これらは原始的な「霊長類・齧歯類上目」で、現存属・種の数はごく少ししかありません。残り三つの目が、3)霊長目、4)ウサギ目、5)齧歯目です。
 
  ウサギ目は、3科で、十数属しかなく、単独で目を立てるには種類が少なすぎますが、それだけ、特異だとも言えます。しかも、3科のうち、2科は、化石絶滅種で、残る1科が、ウサギ科で、ウサギ科は、ムカシウサギ亜下とウサギ亜科に分かれ、アマミノクロウサギは昔は、ムカシウサギ亜科に入っていましたが、いまはウサギ亜科に入っていて、ムカシウサギ亜科は、化石絶滅種だけとなっています。ウサギ亜科は、十属に満ちません。ノウサギ属や、いまのイエウサギの祖先のアナウサギ属が代表的でしょう。ウサギ亜科の種類は、以下のURLのウサギの分類や種類のページに一覧になって出ています。現存のウサギ目は、これだけしかないのです。
 
  ウサギの分類は、従って、脊椎動物亜門・哺乳綱・獣亜綱・真獣下綱・霊長齧歯類上目・ウサギ目・ウサギ科・ウサギ亜科……各種ウサギとなります。
 
  ウサギ目の少なさを強調したのは、他の二つの目、つまり、3)霊長目と5)齧歯目が、たくさん科や属があって、一杯種があるからです。
 
  霊長目は、キツネザルやロリスやメガネザルの原始的な猿の類である「原猿亜目」と、より進化した猿である「真猿亜目」に分かれ、前者もたくさん科や属があり、後者の真猿亜目もたくさんの科や属になります。真猿亜目は、オマキザルなどの「広鼻類下目」と、代表的な霊長類動物が入る「狭鼻類下目」に分かれ、後者が、「オナガザル上科」と「ヒト上科」に分かれ、ヒト上科は、テナガザル科、オラヌータン科、ヒト科の三つに主に分かれ、普通、猿だと思う高等な猿は、オラヌータン科に入り、ヒト科には、化石絶滅属と、現存のヒト属しかありません。
 
  人間の分類は、脊椎動物亜門・哺乳綱・獣亜綱・真獣下綱・霊長齧歯類上目・霊長目・真猿亜目・狭鼻類下目・ヒト科・ヒト属・サピエンス亜属・サピンス(ヒト)ということになります。ウサギ目に比べて、長いです。
 
  もう一つの5)「齧歯目」は大体、ネズミだと考えていいですが、リス、モモンガ、ビーバー、ネズミ、ヤマネで、圧倒的にネズミがたくさんいます。ネズミだけで、全部で300属は超えているはずです。ウサギ目は、全部で十数属しかなかったので、桁が違います。
 
  最後に、真獣下綱の四番目の上目である4)「Laurasiatheria 上目」は、大体、ハリネズミ、モグラ、コウモリ(もの凄く種類が多い)、食肉目のイヌ、イタチ、アナグマ、カワウソ、クマ、アライグマ、ネコ(豹、ピューマ、虎、チーターなどは、ここに入る)、マングース、ハイエナ、オットセイ、アザラシ、セイウチ(イヌからセイウチまでが食肉目)、ウマ、バク、サイ、イルカ、クジラ、カバ、ブタ、ラクダ、シカ、キリン。ウシ、ガゼル、ヤギ、ヒツジで、大体、代表的な哺乳動物は、ここに入っています。
 
  哺乳動物は、「真獣下綱」で代表され、真獣動物は、四つの上目に主に分かれ、そのうち二つで、ほぼ哺乳動物をカバーするのであり、一方の「霊長・齧歯類上目」は、サル・ヒト・ネズミ・リスなどの大グループで、もう一方の)「Laurasiatheria 上目」は、哺乳動物のヴァリエーションをほぼ含むのです。この一方の大グループの「霊長・齧歯類上目」は、「霊長目」と「ウサギ目」と「齧歯目」の三つに分かれ、「ウサギ目」だけ、異様に属や種の数が少ないのです。ネズミとサルのあいだに挟まれた、珍しい動物がウサギだと言うことになります。
 
  1)ウサギのページ(種類と分類表があります)
  http://www.ain-ah.com/rabb/rabb-01.htm
 
  2)ウサギの分類表 
  http://www.alpha-net.ne.jp/users2/usamania/usagi …
 
  3)ウサギの耳が長い理由の説明・ウサギの祖先について
  http://www.shingijuku.co.jp/kyousitu/suisen02.htm
 
  4)「大昔、ウサギって鳥だった?」ウサギの話・耳や珍しい二種のウサギ
  http://www.7midori.org/10/10_3.html
  ウサギの耳は、温度調節装置の働きと同時に、臆病で弱いウサギにとって、音を収集するための大事な器官。耳をピンと立てるのは、情報収集のため。
 
  5)ウサギの起源・短くてよく分からないページ
  http://www.rikenseiko.co.jp/ami/kigenn.htm

  6)ナキウサギのページ(音楽付き)
  http://j-pika.com/garaba/
 
  7)キッヅGOOのアマミノクロウサギ説明ページ
  http://contents-kids.goo.ne.jp/island/fushigi/an …
 
  8)アマミノクロウサギのページ・トップ
  http://mfg07.nikkei.co.jp/pub/science/page/rabbi …
 
  9)アマミノクロウサギの紹介
  http://mfg07.nikkei.co.jp/pub/science/page/rabbi …
 
  10)アマミノクロウサギの分類について(ムカシウサギ亜科ではないこと)
  http://mfg07.nikkei.co.jp/pub/science/page/rabbi …
 
  11)アマミノクロウサギ専門的生態報告(ムカシウサギ亜科と紹介)
  URLが長いので、途中で切り、参考URLに入れます。
  http://www.um.u-tokyo.ac.jp/dm2k-umdb/
   publish_db/books/collection2/tenji_honyurui1_33.html
 
  12)ウサギの買い方他、ウサギの情報一般(分かり易いです)
  http://www.hipet.co.jp/info/info01.htm
 
  13)ウサギの耳は、アンテナである
  http://www.gakken.co.jp/withnet/110.html
 

参考URL:http://www.um.u-tokyo.ac.jp/dm2k-umdb/publish_db …
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この回答へのお礼

もう、凄いとしか言いようがありません!!
こんなにいっぱいの情報、ありがとうございます!!

実はさっきまでレポートの題材を変えようか迷ってたんです。
でも、STARFLORAさんの回答で調べる事ができそうです。
本当に、感謝してます!!

お礼日時:2001/12/25 12:40

 


  先の回答で書き忘れたのですが、哺乳類の分類については、哺乳類の分類表が載ったページがあるのです。前回書き忘れました。非常に膨大な数の属名が出ていて、どこにウサギが出ているのか探すのも難しいぐらいです。ただ、気づいたのは、この分類表は、完全ではないと思いますが、化石絶滅種も記載されています。ウサギ目については、絶滅種は次の通りです(参考URLに載っています):
 
  兎目 (Lagomorpha)
    エウリミルス科 (Eurymylidae) 絶滅
      エウリミルス (Eurymylus) 暁新世 亜
    ナキウサギ科 (Ochotonidae)
      ティタノミス (Titanomys) 漸~中新世 欧
      ナキウサギ (Ochotona) Pikas, Mouse Hares, or Conies(現存)
      サルディニアナキウサギ (Prolagus) Sardinian Pika(現存)
    ウサギ科 (Leporidae) Hares and Rabbits
     ムカシウサギ亜科 (Palaeolaginae)
      (Palaeolagus) 漸新世 北米
      (Nekrolagus) 鮮新世 北米
      アマミノクロウサギ (Pentalagus) Ryukyu Rabbit 奄美大島・徳之島(現存)
      他
     ウサギ亜科 (Leporinae)(現存)
 
  哺乳類分類表のURL(以下の参考URLと同じ)
  http://epp.eps.nagoya-u.ac.jp/~seicoro/bio/mamma …
  
  上で、暁新世、中新世、漸新世、鮮新世、というのは、地質年代で、新生代第三紀のなかの下位時代単位で、「世」と言います。これらの表記で、何時頃の時代に、これらのウサギの祖先というか、絶滅種がいたのか分かります。また、亜、欧、北米などは、生息地域です。亜はアジアです。
 
  以下に、地質年代区分があります。鮮新世などが何時頃か分かります。
  http://www.kataoka-el.co.jp/koukogaku2.html
 
  以下は地質時代・歴史時代・更に未来まで年表になっているページ。
  http://www.eva.hi-ho.ne.jp/suruga/kokogaku.htm
 
 
  主な哺乳類の分類(ウサギ目含む)かなり有用
  http://1kai.dokkyomed.ac.jp/mammal/jp/taxa.html
 
  代表的な哺乳綱の目(簡単な説明付き)
  http://www02.u-page.so-net.ne.jp/cd5/namba193/ma …
 
  ウサギの分類(先の回答にもURLを書きました)
  http://www.ain-ah.com/rabb/rabb-01.htm
 
  ウサギ類と囓歯類の違い
  http://homepage2.nifty.com/usausa/situmonn/situm …
 
  ペットの由来(ウサギを含む)
  http://www.justnet.ne.jp/kidsland/cm/zoo/ae/a97_ …
 
  カイウサギ・テンジクネズミ・ムササビなど紹介
   http://www.city.sayama.saitama.jp/zoo/syoukai/ba …
 
  ペットのウサギ(カイウサギ)の写真
http://www.petpet.ne.jp/justnet/zukan/shoudoubut …
 
  カイウサギ(日本の白ウサギ)の簡単な説明・写真付き
  http://www.city.kawasaki.jp/30/30yumemi/home/zoo …
 
  ウサギやネコのおはなし(タイトルのみ・面白そうな内容)
  http://www.adthree.com/publ/animal/story/stind.htm
 

参考URL:http://epp.eps.nagoya-u.ac.jp/~seicoro/bio/mamma …
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「nozomi500」さんの後を受けて。


ナキウサギの耳
幾つかの理由が考えられています。
代表的なものは、「寒冷地だから」「目立つから」の2つです。
先ず、寒冷地だからというのは、「nozomi500」さんがお答えになっているように、耳はラジエター(冷却装置)の役目が有ります。
生息域が寒冷地(進化の化石です―氷河期の生き残り)ですので、体温を出来るだけ外に逃がさないようにしないと、生存できません。
それ故、耳の進化が起こらなかったようです。

耳の進化(おまけ)
早く動くという事は、それだけ体温の上昇を招きます。
ある程度以上(生物によって違いがあります)高くなると、細胞の破壊などが起き、生存の危機を招きます。
それ故、生物それぞれに合った、体温調節の方法をもっています。

アマミノクロウサギ
此れも幾つか理由が考えられています。
代表的なものは、森に住んでいるので「日陰が有る」「目立つ」「移動のとき邪魔になる」などです。

日陰が有るからというのは、そのものズバリ、日陰は涼しいですから、必要無いという事です。

森の中では、大きな耳はやはり目立つ事になりますでしょう。

移動の邪魔というのは、森の中では、草が茂り、小枝が横に伸びて、大きな耳が移動のときにそれらに当たって、邪魔になるという事です。
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保育関係でしたら、理学部や農学部の学生みたいな本格的な進化のレポートである必要はないわけですね。

楽しくまとめられたらいいでしょう。

ウサギといえば、長い耳です。なぜ長いか?
放熱のためだということです。いわゆるラジエーター。ウサギは汗をかかないので体温の調節を耳でやるのですね。表面積を広げて放熱をしたといわれているのが、恐竜のステゴザウルス。(おっと、保育科でステゴは禁句か)

ナキウサギやアマミノクロウサギは何故耳が短い?
何故なんでしょうね。発熱量が少ないか、他で発散しているか。(これはインターネットで調べられるかな?)犬みたいにハアハア息はしてないと思うのですが。

あと、ぴょんぴょんはねる。なんではねる?
ウサギはたしか、地上では最高速だったと思います。ばたばたと4本足で走るより、後足でぴょーん、とけって、前足は着地態勢を整える、という分業にしたほうが速い。そのための足の長さのちがいがあります。体もむちゃくちゃ柔らかいので全身のバネがつかえます。チーターも似たところがあります。

「1羽、2羽」と数えるのは、昔、「4つ足」の肉を食べることを卑しいこととされていた時代に、こっそりとウサギを捕ってきた人が、人に見つかった時に「鳥だ」と言い訳するためだと聞きました。
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この回答へのお礼

そうですよねぇ。保育科でなんでこんなに難しいレポート出すんでしょう(笑)。

ウサギの耳の話になると、「なぜ耳が長くなったか」とか、「大昔のウサギの耳は?」ってなるんです。
おっきなテーマ「生物の進化」ってのは指定されているんです。

でも、耳に注目してにるのもいいかもしれませんね☆
ありがとうございます☆

お礼日時:2001/12/24 19:05

うさぎだけで進化論をまとめるのは資料の関係で難しそうですね。

古い小型哺乳類の進化を一部として、第二部で兎類の進化を考察する・・形で逃げるのがよさそうですね。氷河期より日本列島に住み着いたといわれるナキウサギは如何ですか。

http://www.yasei.com/nakiusagi.html

http://www.cs.cf.ac.uk/Rabbits/

参考URL:http://j-pika.com/garaba/
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます☆
うさぎさんって、とってもかわいいのに、
とっても難しいんですね(汗)
こんなテーマでレポート書いてるんですが、
実は学科は「保育科」なんです(驚!)

図書館で借りた本の中にウサギの起源は
(1)ネズミと同じ先祖で2手に分かれて進化した為、形が似ている。
(2)ネズミと似た生活をしていた為、形が似ている。
って記されていました。
でも、ウサギは一羽、二羽て数えますよね?

このレポート、提出期限に間に合うんでしょうか…(;^^A

お礼日時:2001/12/24 11:56

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