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ばらまき政治についてどなたか教えてください。あと、談合社会についても。。できるだけ短くわかりやすく。。お願いします。。

A 回答 (2件)

以前、竹下内閣のときでしたか、「ふるさと振興」のためと称して、全国の市町村に一億円ずつ配って、「何かしなさい」というのがありました。

こんなのがばらまきの典型。
ほんらい、行政は必要度の高いものから事業を整理して、予算を配分していきます。税収が少なければ、使える予算も減ります。

公共事業によって仕事が発生して利益を生む人がいるんです。
もっとも、その利益から法人税や個人の所得税などを納めて税収が上がれば、悪いことではないと思いますが、一般的にはそうならないことが多いようで、税金をくいものにしてしまいます。

談合というのは、ある仕事に対して、誰が受注して利益はいくらくらい、というのを仕事を請ける側が相談して、一人だけが利益を上げることがないように、という仕組みです。よく言えば、みんなに均等に仕事が与えられるので、みんなが潤うということにもなりますが、反面、公共事業などですと、元のお金は税金ですから、厳密に審査すればもっと安くできたものが、無駄に支払われることに繋がります。
一般社会では、仕事をとるためには、品質を上げて価格を下げなければなりません。しかし談合体質の組織では、発注者もゆくゆくは受注者側に天下る予定のため、また先輩が天下っていたりして、強い指導もできず、予定価格などの秘密事項も漏れやすくなります。
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この回答へのお礼

すごいわかりやすい解説をどうもありがとうございます。とても助かりました!!

お礼日時:2006/01/26 16:59

田中角栄がシステム化した政治手法です。



族議員と官僚が結託します。
官僚は族議員の地元に公共事業など税金を流し込みます。
族議員はその省庁の官僚たちの用心棒として守ってやりますし、官僚が天下りをして税金で私腹を肥やすことを手助けします。(そのような法律をつくります)

例えば、国土交通省の土木官僚は、建設族の議員の地元に高速道路をつくります。工事はその族議員の支持者であるゼネコンが受注します。工事費は水増しされています。
ゼネコンはその族議員に、ヤミ献金として金を払います。
その族議員たちは、道路に関する特殊法人を作る法案を国会に通し、世話になった官僚が天下りする受け皿をつくります。
天下った官僚は皇族並みの給料や退職金(3年ごとに天下り先を変わるので、3年ごとに億単位の退職金を得ることができます。)が懐に入ります。

田中角栄がつくった政治手法で、角栄と犬猿の仲である福田赳夫は民活を優先する政治手法でした。小泉は福田の書生でしたから、ばらまきをやめさせたのです。
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この回答へのお礼

具体的な例をあげて説明してくださってありがとうございます。より理解が深まりました。

お礼日時:2006/01/27 09:18

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