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分子量・分散度の全く異なるアクリル系のポリマーをラジカル重合によって重合しました。GPCでみますともちろん2つは異なる分子量・分散度を示すのですが、NMRでみますと、ケミカルシフトが2つとも全く変化がないのです。GPCで出る分子量・分散度と、NMRで出るケミカルシフトって何にも相関がないのでしょうか?どなたかご教授願えたら幸いです。宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

#3です。



JEOLのHPを引用させていただきます。

「PFG-NMR 法による拡散現象測定の手引書…」
というのが、参考になると思われます。

参考URL:http://www.jeol.co.jp/technical/ai.htm#NM
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この回答へのお礼

ご補足ありがとうございました!ぜひとも参考にさせていただきたいと思います。

お礼日時:2006/02/10 01:54

NMRではモノマー単位が見えるだけですから、一般的には分子量依存性はありません。


どうしても分子量の違いをNMRで見たいのでしたら拡散係数を測定する方法がありますが、専門的過ぎですね。

NMRではポリマーの構造は分からない、というのが結論でしょうか。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます!NMRではわからないというのが結論のようですね。
拡散係数の測定とはどのようなものでしょうか?

補足日時:2006/02/03 22:29
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溶液の性質を調べるよりも、純物質の性質を調べる方が先でしょう。


高分子の定番でガラス転位点や粘度(液体なら)。
粉末や単結晶のX線回折(固体なら)。
また、固体nmr(マジックアングルスピン、masnmr)などの方が向いているような気がします。
この辺りは高分子分析の最先端の手法が色々あるでしょうから、高分子学会のセミナーなどを聞いてみたらいかがでしょう。
http://www.spsj.or.jp/
の中の新高分子実験学(全10巻)
[発行] 共立出版(株)
5巻 高分子の構造(1)磁気共鳴法 \14,700-
た、高い…。
工学部の図書館で探してみてください。^^
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。ご紹介いただいた書籍、探してみます!
TgやX線回折で違いが見えるのですね!!勉強になりました。

お礼日時:2006/02/03 22:27

原料が同じで、タクシシティーも同じ、同様に溶媒に溶けるようでしたら原理的に言ってnmrに差は出ないでしょう。


もちろん分子量が極端に違えば、溶媒内での存在状態が違うので、(ナノ結晶があるとか、へリックスになっているとか)、遠距離構造を見られる方法なら差が見られると思います。
分散度の方は何も思い付きません。
高分子が専門ではないけどGPCにはお世話になっています。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。分子量が全く異なると、ポリマーの構造的にも必ず何か違いがあるだろうな、との疑問からの質問でした。他に何か分析できる機器はありますでしょうか?

補足日時:2006/02/03 15:46
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